夏子
「アゲハ日記」
こう暑いと毎度のコトながら何をする気にもなれず、飼育してるアゲハの幼虫を見て和む日々…笑。 今年は最初の大家族22匹は無事ほぼ蝶になれて旅立っていったんですがその後が惨憺たる有様。 大家族を見送った後、4〜6匹づつくらい小規模に飼育してた。 大家族は第1シーズンとすると、第2シーズン6匹はヤドリバエに寄生されて全滅。 第3シーズン6,7匹は謎の病死続出でほぼ全滅… 原因ははっきりわからないんだけど考えられるのは新しく購入していたレモンの木くらい。 来年のコトとか考えて、花屋さんにあったとてもきれいなレモンの鉢植えを買ったのよ。 レモンの葉はとても大きくて肉厚なので1枚あればかなり食糧としてまかなえる…と目論んで。 あくまで残留殺虫剤が全部消えた来年、の計画だったんですけど。 お店の人が 「うちではそんなに強いの使ってないですよ。 せいぜい植物由来で。 それも2週間もたてば影響は消えますし。」って言うので、 その後梅雨でたくさん雨も降ったしいいかな、と思って購入から1カ月以上たった頃、葉っぱ与えたのよ。 そしたら何匹かの青虫は食べて、何匹かは食べなかった。 「ふうん?」少し気になってたんだけど…。 そしたらそのコたち、第3シーズンの青虫が蛹化で失敗するようになって。 うまく前蛹になれないコが続出。 こんなケースは今までなくて。 ほとんど全滅だったかな… 里子にあげた2匹も同じように病死。 思い当たるのはあのレモンの木くらいで…。 「ちょっとアゲハに合わなかったようで」とうまく言い訳して無料で花屋さんに引き取ってもらった。 捨てるのも面倒くさいしアゲハの飼育用でなければ普通にレモンとして見栄えもいいりっぱな木だったし。 花屋さんでは殺虫剤はほとんど使っていない、と言ってたけどその前の、市場に卸す前、苗から育てた造園屋さんではどうだっただろうか… まあそんなのは追跡できるものではないしまったくの無農薬なんてのは、そこまでは望んでないし。 普通に購入した屋上のきんかんはまったく問題がないもの。 でもまあ、ちょっとかわいそうだったな、第3シーズンの青虫たちは…。 今は第4,だか5だかのシーズン。 小規模に(笑)4,5匹ずつ飼育して、サナギになって蝶になってを繰り返し…。 今居るのは6匹。 黒イモが2匹と小さい青虫が3匹… そのうちの1匹は1階のキンカンで見つけたコ。 1階のキンカン育ちは、第2シーズンで全滅したヤドリバエの寄生疑惑がある。 昨日唐突に見つけちゃった小さな青虫。 小さなキンカンの木、いつも注視してたのがいきなり居て… どこでここまで育ったんだろう? このコも寄生されてるのかな…。 その疑いは濃厚なんだけど、そのままにしてキンカンの鉢でヤドリバエに常宿されても困る。 またサナギまで育てて、もし寄生されてたら処分するし、もしされてなければ蝶になれる… なれるといいなあ。 なれますように、と祈る。 そのコを含めて小さい青虫が3匹、クロイモも含めて今が一番食べ盛り。 本能にしたがってムシャムシャ食べているのをこちらも無心で眺める…。 いいなあ、生き物が元気に食べてる姿は。 しっかり食べて大きくなるんだよ、そして蝶になって飛んで行くところを見せてね。… 昨日も今日も、第5シーズンのアゲハたちが順調に蝶になり、夏の空高く飛んで行くところを見せてくれた。 「達者でな―」と声を出して手を振って、見えなくなるまで(あっという間だけど)見届けた。 よかった、よかった。 どんなに暑くても、体調が悪くても、この瞬間が一番うれしくて尊い。 あ、さっき夕方に屋上に水やりに行ったら大きなアゲハがヒラヒラ飛んで来て私のキンカンに停まってた。 今朝のコかな? そうじゃなくてもうれしいものだ。 「よく来た」と虫に声なんかかけたりして。 この暑さでまた若葉が茂っている。 食糧も何とかなりそうなので卵を産んでいってね。… 夏の夕暮れ、ひと時の憩い… 暦はもう秋ですが。
「まんが寺子屋レポート♪」
まんが寺子屋でも実演してます。 興味のある方はどうぞ…。 なつこのまんが寺子屋 お問合せは044-982-0151 コミュニタスもとすみまで (月・火・木・金 13〜16時)
「引き続き五輪」
…書くまい、書きたくない…と思ってたけどやっぱ書く。 うわああああん、男子バレー惜しかった〜!涙。 3セット目でマッチポイントを仕留めきれなかった時、 「あ、いやな展開…」って危惧したら…。 悔しい、悲しいよりも苦い… ひたすら苦い。 直前のNLが男女ともものすごくよかったから、その時も「あ、マークされる。徹底して対策取られるかな?」って思ってたのよ。 そしたらそうだったようで…。 まさかエース(石川祐希)ツブシがあれほどはまったとは…。 というよりうまくいけばあれほどのエースを不調にすることができちゃうんだ、と今さらながらデータ重視バレーの威力に脱帽。 男女ともチームに絶対的エースが一人いると、苦しい時はそれで点取れる、決めてくれる… 石川祐希もそのレベルのエースなのは間違いない。 予選リーグ3戦目は夜中寝ぼけながら見ていたんだけど、あれ、石川いないじゃん? まさか怪我とか…? って心配しちゃったよ。 そしたらナゾの不調…。 米国の徹底した石川対策にやられていたとは…。 直前世界ランク2位、がまさかの予選8位でギリギリ通過。 (ホッとはしたけど) それでもトーナメントのイタリア戦では意外や立ち上がり好調で、西田や高橋他、日本もちゃんと立て直して立ち向かって。 で、まさか(!)の2セット連取、この勢いのまま第3セットで決めてしまえ! イタリアの尻に火が付く前に…って祈っていたよ。苦笑。 だから第3セットの最初のマッチポイントで決めきれなかった時は…。 くすん。 子どもの時から、もうずーっと長い間バレーボール見てきた恥ずかしいくらい長い間。苦笑。 サッカー漫画も描いていたけど見るのはバレーボールが一番好きだった。 男子も女子も、栄光の時から低迷まで、ずーっと見てきたから。 (ミュンヘン五輪で金メダル獲った時もライブで観てたし、女子が 金メダルだけを目指していたロス五輪もしっかり感情移入して…) だから最初のマッチポイントで決めきれなかった時どうなるか… ぬぐえないトラウマがあったのよ。 もちろん勝てた時もあったはずなんだけど、記憶しているのは負けたシーンばかり。 そして、五輪直前ですごく調子がいい時、金メダルだけを目指していた時に迎える五輪でどうなるかも記憶に残っていて…。 なんで苦い記憶ばかり覚えているのか…ほんと、苦い…。 「ドーハの悲劇」も苦かったけどね。苦笑。 80年代、富士フィルム全盛時代のミョーなバレーブームの時も一応見てた。 その頃強かったアメリカやブラジルに萌えたり。 韓国の姜万守(カン・マンス)も好きだったなあ、日本人選手より。笑。 でも段々世界との差が大きくなるにつれ、あまり見なくなり…。 テレビ局のミョーなジャニコラボもいやだった。 ラリーポイント制が導入された時も…。 五輪にも出場できなかったりアジアで3,4番手くらいに落ちた頃はほとんど見るコトがなくなったかな。 もうバレーボールが世界のトップに追いつける日がくるなんて金輪際ないと思っていた。 そしたら! ここ数年の飛躍ときたら! もしかしたら外国人監督との相性もあったのかな? アレー、いつのまにか??てなもんで。 そりゃ自分が見てなかっただけで。苦笑。 パリ五輪、もしかしたら、もしかしたら…って。 イタリア戦、負けた瞬間すぐテレビ消しちゃった。 選手の涙を見たくなかった。 こうして感想も書きたくなかったし誰ともしゃべりたくなかった…。 ネットニュースも、ほとんど読まず…。 当の選手の心境を想像すると、ほんとに苦い。 コメントも裏話もいつもなら漁るんだけどね…。 苦いなあ…。 苦いけど。 でも今思うのは、バレーやっぱり好きだ! 輝く選手達を見るのはやっぱり楽しい。 バレーボール1番好きかも。 サッカーより。笑。 雪辱というものがいつになるかはわからないけど、またバレー中継やってたらきっと見る。 この敗戦を乗り越えて、選手はさらに飛翔してくれるはず。 いつかまたドキドキワクワクさせてほしい。
PS. それにしても、サーブは鬼門ですな…。 予選リーグ初戦で日本を破ったドイツは、「攻めない?サーブ」でラリーに 持ち込んで、結果点を取って勝利していたなあ。 どっちもリスクを伴うんだけどね。うーむ。
「パリ五輪」
…が始まっちゃいました。 昔ほどでもないけどそれなりに楽しんでる。 とはいえ、時差で、一番いい所は真夜中深夜なので起きてからスマホのニュースとかで知って あれ、もうやっちゃったの? え、負けた? とかえー、勝ったの?!のありさま。苦笑。 テレビも騒いでいる割には生中継が少ないような印象も。 五輪関係のバラエティはどうでもいいから試合の生中継に重きをおいてほしいよ…と思いつつ、多分放映権料の関係でそれがままならないのも察しがつくけど。 なんて寝ているくせに。笑。 でも柔道ばっかりだし正直スケボーとかはイマイチよくわからない… 日本人が強いからなんだろうけど。 ブレイキン、とかもあまり五輪ぽくない… なんていうのはトシのせいだろう。 日本人選手が活躍してくれる競技はそりゃ楽しめるし… なんて言いながら朝結果を先に知り…という有様。ふう。 バレーボールはちゃんと生中継を見れたわ。 負けちゃったけどね。 なんか男子も女子も、直前のネーションズリーグですごくよかったからほんの少し不安はあったんでした。 ほら、研究されちゃうでしょ。 柔道は、金メダル獲って当たり前、金以外は…てな印象があって少し感じよくない… 競技人口が多いのはいいコトではないか。 (フランスなんか日本より人口が少ないのに競技人口は日本の4倍くらいらしい。それは割と昔からかな。) …といいつつ自分も決勝戦しかテレビで見てなかったわ。苦笑。 阿部詩選手の敗戦はやっぱりびっくりした。 あれ?これもニュースで知る… てっきり決勝に行くものと…。 日本中そうだっただろうし何より本人も「あれ?」て表情だった。 で、あの悲鳴のような号泣… 五輪で負けてあれだけ泣くのはさすがに初めて見た。 それだけすべてをかけてきたんだろうなあ…と思いつつ、正直泣く選手はあまり好きではない。 負けても泣かない選手が好み。 (あくまで好み、ですから…) 負け、の受け止め方に興味がある。 子どもの頃から勝って喜ぶ方より負けた方の顔に興味があった。 (いやなコドモだね〜) へそ曲がりとしては、勝った笑顔より負けた時の涙の方が好きでね…苦笑。 大人になってからは好みが変わり、泣くより泣かない方が好きになった。 五輪じゃないけど私の1番はブラジルW杯のメッシですね。 決勝のドイツ戦で惜敗し、メッシは仁王立ちでずーっと勝ったドイツを睨んでいた…。 下馬評でもドイツ有利で、メッシは飛びぬけているから敵はむしろメッシさえマークすればいいのでW杯ではあまり結果を残せず… 正直W杯は相性悪いのかな?と私は勝手にそう思っていたけど。 そしたら8年後、カタール大会で優勝しちゃった! 35才で!… あの歓喜… 本当に、本当にW杯欲しかったんだなあ、勝ちたかったんだなあ… 本当にサッカーが好きなんだなあ、周りが思うよりはるかに強く。 あのドイツ戦敗退の仁王立ち、あの悔しさを忘れていなかったんだなあ。 ほんとにカッコイイなあ… 雪辱とは、真の強さとはああいうのを言うんだな。 漫画で描くのは簡単なんだけど、現実だからね。 しかも8年(!)の時を超えて… メッシ、って特別好きじゃなかったけどあれで大好きになったわ。 あれこそ「サムライ」だわよ。 ですので、負けた時の表情がやっぱり見たいかな。 深い、というか。 勝った時の表情っってだいたい同じだけど負けた時、ってひとつじゃないから。 そういう意味では阿部詩選手、興味深かったでした。 おもしろい、って言っちゃ語弊があるけど「絵」になるなあ…。 まだ若いのできっと第2章、第3章があるものと…。 へそ曲がりのつぶやきですので流してください。苦笑。 でも男子体操ではもちろんシンプルに嬉しかった! 今さらながら「こんなコトもあるんだ!へえ!」と。 漫画ではあるでしょうが現実ですからね…。 しかし連覇って本当に大変なんですね。 橋本大輝のいろいろな表情が見られて楽しかった。 (でもって改めて内村航平はすごかったんだな、と再認識しました) アントキ、最後の鉄棒で私内心 「落下しないかな… いやいや、こんなコト期待してブーメランで日本選手にソレがきたら… いけないいけない… え?!落下?… もう1回落下したりして… ええっ?!?」 って思っちゃったんですよー。 思ってただけですから〜。 バスケは…さすがに悔しかった。 というか苦かった… 観る方はこの先さらにたくさんの驚きや感動が流れてくるからいいけど当人の心境たるや…嗚呼…。 まだ始まったばかりですが結構楽しんでます。 一番いいとこは寝てるくせに。苦笑。
PS. 昔から思ってたんですけどね… 金メダル、純金にしてあげなさいよ。 400グラム前後、らしいので時価なら520万円ほど。 なんか数字にすると妙にリアルだね。 桁違いに高くもなく、かといって低くもなく…といったおもむき。