北京五輪終わりました。 無事、と言っていいのか…。 女子フィギュアね。 ワリエワ騒動は、なんか大昔の私が子供の頃の少女漫画を思い出しちゃったよ。 国家や大人の事情に翻弄される(?)天才少女、それを妬む(?)ライバルとか。 一応出場はできることになったワリエワが、まさがああなるとは…。 実は多分少々ミスは出てもちゃんと滑っちゃうだろうなあ、するとロシア勢がメダル独占、と思うと不愉快だったから見てなかったのよ、ライブでは。 他の競技見てた。銅メダルを勝ち取ったノルディック複合中継かな…。 で、ネットで坂本がいい滑りをしたらしい、とあるのでチャンネル回したら調度ワリエワの出番で… あらら…。 まさかああなるとは…。 表彰式が無事できるようにわざと失敗させた、なんてニュースも出回っていて、真偽のほどはわからないけど、とにかくフリーは失敗となってしまった。 結果4位で。 あらら…。 少女の涙、コーチの叱責、2位になったトルソワの逆キレやら… ベタな展開になってしまった。 「絶望」返しかい… むごいなあ。 悪人は誰だ? トルソワはちょっと面白かった(と言ったら失礼か…でも、ね)。 「あんなにたくさん4回転飛んだのに何で2位なのよ!!」 「私だけ金メダルがない!!悔しい〜〜!!」 激おこ! プンプン!! 「団体戦だってあの子しか出させなかったし、いつもあの子ばっかり! コーチだってあの子につきっきりで! 私だって注目されたいわよ!!! もう滑ってなんかやんないから!! キイーー!!…」(推測) てな感じかな… 少女の心理… うんうん、よくわかる。 (あたいだって昔は少女だったからね…笑) こんなにがんばっているんだから自分だって見てほしい、金メダルほしい… それなのに…。 ホント、まるで大昔のベタな少女漫画みたいな展開になっちゃった。 わかりやすいというか、古くさいというか。 裏側はドロドロしてるクセに表面はキラキラ衣装でお人形のようにきれい、その落差がどうにもおかしいやら哀しいやら。 ま、いつの時代も「少女はムズい…」。 面倒臭いねえ… あたいも昔は少女だったから(笑) それに比べたら男子の勝負のすっきりしたことか。 しかし羽生は人気者だね。 エキジビション見てたら、中国のカメラなのに羽生ばっかり映していて。 世界のメダリストたちを差し置いて。 海外の選手たちもこぞって羽生とのツーショットをせがむ。 主役は羽生だったね。 考えてみたらスゴイコトかな。 存在そのものが、世界のフィギュア強国を凌駕しちゃったんだから。 どんなクスリも敵わない… さすがの存在感… 日本選手がこうなる日が来たなんて。 今回の騒動で五輪の年齢制限、がまた検討されるようですが。 でもそれはどうなのかな。 だって成長には個人差が大きいし。 数字で線引きできるものでもないかと。 十何年か前には中国のフィギュアペアで年ごまかした(?)疑惑の女子選手いたもの。 国家でそれをやられちゃ防ぐ手立てないし。 それに小児体型が有利、ならそれこそ薬使って月経遅らせる国は出てきますよ、多分。 高度な技の制限、とか評価基準の見直しとかも言われてるけど、悪いのはドーピング違反であって、アスリートはすべからく技術の向上を目指すべきだと思います。 伊藤みどりさんは12歳ですでにシニア大会で優勝していたし、浅田真央ちゃんだって。 「だってあたしトリプル飛べるんだから!飛びたいもん!!」って、少女らはどれほど健全に真摯に競技に向かっているか。 いびつな国家の「ズルっこ」に足引っ張られるべきじゃない。 「レッドチーム」はどうせやめないだろうけど。 だからその「ズル」につけ入るスキを与えない(どころか賞賛をほしいままにする)羽生は改めてすごいね。 羽生やネイサン達、男子フィギュアがいかに健全に健康に技を競ってきたか。 いかにメンタルを整え、怪我と折り合いを付けながら転んで氷に叩きつけられながら、苦しみながら悩みながら… そして試合で見事なパフォーマンスを見せてくれたか…。 女子フィギュア界は学ぶべきだ。 おしなべて、日本選手はそうしてきていますよね。 坂本選手、あのドロドロの状況でよくノーミスで滑りきったものです。 私は金メダルより感動したよ。 素晴らしい。 勝った、ね。
PS. 同じマンションに中国の若い女性がいて、五輪の話題になりたまたま 記憶スケッチでビンドゥンドゥンをサラサラ、って描いたらとても感動 してくれて、 「ヘイウチサン、絵、上手ですねえ、すごい〜」 と、たどたどしい日本語でほめてくれて、少々微妙だった…。 いや、実力を出せばもっとすごいビンドゥンドゥン描けるんですが…苦笑。
夏子
なんだかんだ言っても五輪中継見ちゃいますね…。 時差がないのでテレビ付けるとたいてい何かやってる…。 前ほど熱心には見てないけれど、昔と比べたらずいぶんメダルを獲るようになっているので楽しみではある。 特に近年のフィギュアの充実ぶりは。 少し前までは女子が強かったけど、今回の男子は… 金メダルも夢じゃなかった…2〜4位が日本選手なんて夢みたい、隔世の感がありますね。 昔はメダルが全競技含めて1〜2個がやっと、だったのになあ。… 長らく(冬季)五輪は外国選手を見て楽しむもの、だったっけ。 で、いろいろアクシデントやらも起こりますが、平野歩夢がよかったなあ。 金メダルもすごかったけど、2点目の得点が低くて、でも3回目のランを同じ技で挑んだコト。 ジャッジに、 「俺のエアをよく見ろ!どうだ!!よそ見してんじゃねえぞ!!!」とばかり、 無言のアピール、カッコよかったなあ! これこそフリースタイル!ですよ。 タイムを争うアルペンと違ってフリースタイルは「スタイル」を競う。 技はもちろん、競技に対する姿勢、時にファッション(笑)、つまりどれだけカッコいいか?を競うんだから。 ぶっちゃけ、どれだけ競技仲間に評価・尊敬されるか?だから。 だからカリスマやレジェンド的な選手はスタイリッシュなワケね。 カリスマが長髪にしたりパンツを下げたりすればみんなマネしたり、笑。 ニセコのパウダーの雪とかと違って北京は人工雪だからね。 あのハーフパイプはもうほとんどアイスバーン、「氷」だっただろうね。 見てるだけでもオーコワ!! 選手はみんな「命がけ」で飛ぶんだからジャッジも命がけで、しかと見て点数つけてほしいよ。 人間の目だけで追えないなら画像だって使うとか。 しかしどの選手も転倒しても大して怪我もせず、ちゃんと立つのはやっぱりすごいもんだ。 混合団体で1本目失格になっちゃった沙羅ちゃんもね。 2回目をちゃんと飛んで、私はメダルより感動したぞ。 よくあのアクシデントの後で心身を整えたよ。 動揺したまま飛べるものではなかろうに、と。 小林陸侑はさすがですね。 彼は「風切り羽」を持っているんだね。 空中でわずかに羽をミリ単位で微調整して飛翔する鳥のごとく。 希少な「鳥人」族であったか…懐かしいかつての鳥人ニッカネンを彷彿…。 (笑い飯だと「トリジン」と読む…古いか…) ワリエワね…。 あれはやっぱりおかしいんじゃないかな。 やっぱり、ドーピング陽性の判定が出たら出場の資格はないだろう。 やたらごたごたして。 たいていああいう時って「大人の事情」というか、結局カネの問題なんだろうね。 視聴率を考えたらワリエワを絶対に出したい、そうでないと「放映権」を高い値段で売れなくなる、スポンサー集めとか今後に差し支える… そういう事情だろうさ。 ちなみにいつでも日本はバカ高い放映権料を支払わされるんだけどね。 もしドーピングで引っ掛かったのがもっと下位の選手だったら、即アウト!だっただろう。 リオや東京五輪で国としては締め出されたロシアなのに、またやりやがった? 多分「バレなければいい、稼げれば」って感じなんだろうな。 相変わらずなのね…。 ワリエワもすっかり「疑惑のアイコン」になってしまった。 たとえ今回金メダルとっても永遠に「シミ付き」の栄光になってしまうのかな。 可哀そうに… あんなに上手でかわいいのに…。 彼女を周囲の大人に翻弄された「被害者」とする見方もあるけどね。 ここからはフィクションです。 10代の少女でトップレベルのアスリートがいて、才能があっていつも一生懸命がんばって苦しい練習にも耐えて… でもライバルの少女に勝てる薬があります、って悪魔のささやきがあったら…。 アスリートとしてはその薬飲んじゃう選択もあるだろうな、って想像します。 コーチや親に、自分を、自分だけを見てほしい! ホルモンバランスは嵐のような思春期の宿命… 後でどうなるのか想像しない、幼くて無垢で、鋭くて脆い乙女の心理たるや…。 あくまで想像です。 でも少女って時にグロテスクだからね。 「下手人」は誰だ? でも真相は永遠に闇の中… ヤった人は知っている…。 だいたいいつも五輪の風物詩みたいに「ドーピング違反」が喧しい。 その裏には「大人の事情」「カネ」が潜んで…。 昔は(ヒトラーの頃とか?)国威発揚の手段として、ロス五輪あたりからは「ビジネス」のために。 かつては厳しい「アマチュア規定」があったけどね…。 だから段々シラケて、前ほどには純粋に楽しめなくなってそれはそれで寂しいけどね。 ま、カーリングでも見てほっこりするか。
PS. もぐもぐタイム、なんていって食べるところまで中継されるのは 当人達はいかがなものか? ミニどらやきとうまい棒食べてたけど…笑。
「北京五輪」
始まりましたね。 感染対策のため、時間を短縮してるっていうから短いなら観るか、いつからか開会式やたら長くなって退屈だったからね。 チャンネルを合わす… スピーチなんか3分くらいにしてくれるといいな、どうせ誰も大して聞いてないんだし。笑。 すると、始まってほどなく入場行進が始まる。 NHKのアナウンサーも「あ、え、も、もう選手入場です」と戸惑ったくらい早いわ。笑。 さらに国名が中国式の当て字で画数が早い順に、とのことで日本の番がすぐ来る… と言っても参加選手はどの国も少ない。 寒いし感染も気になるし。 (元々少ないんだよね、開会式に参加する選手。夏も) んで、割とサクサク進行。 花火やらヴィジョンやら。 カネかけている感じ? 少なくとも昨年の東京五輪のよりましだったかな。 昨年のは直前にイロイロあってひでえもんだったしね。 少し恥ずかしい… といっても北京のが素晴らしい、というわけでもなく。 もう何回観たことか… 目当てはやっぱりラストの聖火の点火シーン。 毎回工夫を凝らした演出が。近年は凝りすぎの感も…。 今までで一番好きだったのはやっぱりバルセロナ五輪、松明の弓矢で射るやつかな。 派手でシンプルでわかりやすかった…。 で、今回は。 火、小っちゃ!! いくら何でもあれじゃテレビでも見えないよ! 風に揺れて今にも消えそうじゃん! 温暖化に配慮したわけでもあるまいに… あれだけ派手に花火ぶっ放しておいてね。苦笑。 あのままのわけがない、きっとクライマックスに火がデカくなるはず… 爆発とか… だって中国だし… と期待したけど最後まで小さいままだった。 あれはいかがなものかな。 赤くて大きくて派手なものが大好きな中国なのに。笑。 点火の前に気になったのは、聖火台のデザイン。 雪の結晶をモチーフにしてるんだけど「正六角形」って、何となく古くさいね。 もちろん綺麗だけど。 おとなしいというか昭和くさいというか。 何でだろう? 雪の結晶自体は自然の形なんで普遍的なんですけどね。 形が安定しすぎているからかな、六角形って。 スケールを感じない… 「円」だったら転がる感じで動きがある。 三角形だったらとがっているし不安定なイメージが目を離せない危うさを醸し出す…。 大きさや広がりも感じる…。 例えば、丸とか四角のチョコレートと三角のチョコレート、どっちが大きく見えるかというと三角のチョコだと思うのね。笑。 蜂の巣も正六角形で、六角というのは一番力学的に強度があるそうな。 豆を並べる時も六角形の方が隙間が少ない… たくさん数を積める… 安定してるので経済効果もあるだろう。 隙間はない方が揺れにも強いし。 四角は、安定しているようで横揺れに弱そうだ…。 蜂はそれを知っているのだ… 正六角形の完璧さを。 中国人は、多分そういう形状を好むんだろうね。 左右対称。 ラーメンどんぶりのフチの模様なんかもきっちり整然としてるし、ね。 スクエアで安定で。 デザイン的には左右は非対称の方がおもしろいけどね。 バラバラとか、不安定とか。逆三角とか。 デザイン古くさいなあ、と各所で感じたのでした。 そうしているうちに競技も始まり、メダル獲得のニュースも少しづつ。 ノルディックのジャンプNHで金メダル! 前評判の高さもあったので割と安心して見られたワ。 知らなかったんだけど日本人はLH(ラージヒル)の方が得意なんですってね。 何でも、ノーマルヒルは馬力のある外国人が有利で、ラージは技術に長ける日本人が得意とするんですって。へえ。 というコトはまだ金メダル獲得の期待が大、なのね♪キャッホー ジャンプ混合団体の沙羅ちゃんの失格問題は気の毒だった… W杯なんかで時々聞くけど、まさか五輪でとは…。 でも2回目を飛んだ、と後で知って驚いた。 すごいなあ。 よくメンタルを整えたなあ。 きっと他の3人のことを考えたんだろうね。 正直メダル獲るより感動した。 しかし五輪というのはアスリートにかくも苛酷な試練を与えるものか…。 フィギュアも楽しめそうだ。 それにしても、冬季五輪で日本人がこんなにメダルを獲れる日がくるなんてね。 一時期は女子フィギュアが強かったけど今は男子が凄いコトに。 新鋭の鍵山選手の飛躍たるや。でも本人ももちろんなんだけどコーチであるお父さんの表情を見るのが楽しみ。 果たして…。 なんだかんだで楽しんでます。 時差もないしね。笑。
ほんの1カ月前は東京の感染者の数字はほんの二けただったのに、あっという間に100倍? 毎日新記録になっちゃってるのね。 オミクロン株になってから、どうやら重症化はかなり少ないらしいので自分ではあまり気にしてないの。 もちろん基本の予防対策は変わらず励行してるけど。 ワクチンも打ってるし。もうすぐ6カ月の期限切れになるけどまだ接種券は届かない… 届くころにはピークは越えてる、と目論んでるけど。 気になるのは、というより疑問なのはオミクロンが出始めたばかりの昨年12月かな、等々力スタジアムで 「オミクロン陽性者」が出た、ってニュースになったよね。 私あの日等々力に居たんだよね。 で、席はその席と近くはないけど遠くもなかった。 比較的同じエリアの1階と2階で。 とりあえず席が近い80人に「できれば検査受けてほしい」というニュース見た時点ではすでにその80人に連絡済み、ということだったから私は「セーフ」なのね、と理解。 あの件はその後どうなったんでしょうかね? ニュースググってみても「等々力80人その後」の報道は見つからなかった。 (自分でも忘れてたし) 知り合いの等々力関係者に個人的に聞いてみたら、80人のうち50何人だかは連絡がついて、どうやら陰性らしいと。 その他は連絡がつかなかった、内緒ですが(笑)天皇杯はサッカー協会が主催の試合だからなのか(推測)等々力スタジアム(フロンターレ)は勝手にデータ公表はできなかったそうです。 (サッカー協会の許可がなければ…って) もちろん一般のニュースでもいっさい報道されなかったし。 でも個人を特定されない配慮は充分にした上でデータとして公表してほしかったです。 自分の心配、とかじゃなくて(全然心配してなかったし)どういうケースでなら濃厚接触者の感染が起こるものか? 隣の席、その隣の席、どの距離ならリスクがあって気を付けるべきなのか? どう気をつければ今後比較的安心してスタジアムで応援ができるのか、選手は試合ができるのか。 そこ知りたかったです。 知りたいのはそういうデータですよ! 「等々力で大変だあー、オミクロン出たあ!」って騒ぐだけ騒いで、あとは知らない、じゃ…。 煽り、と言われてもいたしかたない。 今後Jリーグを興行する上でとても大事な事だったと思いますが…。 それとも「重症化しないから大丈夫」、ってスタンスなのかな。 さっきもテレビでW杯アジア予選の試合中継してて、スタンドはやや間隔を空けて、かな? 多分声援はなし、だったか。 もちろん選手スタッフは入念な検査をクリアしてるはずですが。 でも万が一、一人でも陽性者出たらどうなってたのかな?中止?延期? 今の順位で決め、でもいいけど。笑。 なんかすっかりスポーツの緊張感が八掛けになってしまったみたいで残念。 北京五輪も…。 相変わらずメディアでは「今日の感染者は○○人!!」 「大変だ大変だ!」「医療崩壊が起きる!」「マンボウだ!いや緊急事態宣言だ!」とお祭りのように騒いでいるけど、そのくせ「正しく恐れよう」と合言葉のようにニュースを締める… 全部聞き飽きた!! …ま、いまさら等々力のオミクロン騒ぎなんかテレビ局は忘れちゃってるよね。 結論としては、あれはまったく何でもなかったという事かな。 確かにスタジアムでは知らない人とはしゃべらないし、閉鎖された空間でもない。 初めからかなり安全だったのかな。 そう思って観に行ったんだけどね。 今さらながら、テレビは数字ばかりではなくもう少し役に立つ情報を教えてくれないものか。 そういえば海外でも「実証実験」みたいなコトやってたけどね。 ワクチン済んだ人をあえてノーマスクでコンサートとかやるの。 あれの結果は?そういうの全然報道しないから…。 そんなこんなでますますテレビとか報道の信頼を失くしている昨今…。 (そういいつつ、自分でも数字チェックしちゃってるんだけどね。苦笑。) まあいいや。 どうせ引きこもりできる身分だし。 (つまらないけどね…) それに身の回りの人、友人知人に対する信頼は変わらない… むしろ強くなった感じで。 あたいは負けないぞ、ザマミロ!!…って誰に言ってんだ? ハハハ。