CSで「ウォールストリート」という映画を見た。 (2010年公開87年の、「ウォール街」の続編、なのは知ってましたがどっちも見てなかった) 特別興味があったわけではないけれど15分くらい見てからやっぱりPART1を先に見ておくか、と。 もしもおもしろくて「先に見ておけばよかった!」なんて思わないように。笑。 …結果としてどっちも大しておもしろくはなかったけど。苦笑。 とりわけ続編の方は俳優も地味過ぎ?。 強いていえばもちろん87年の「ウォール街」の方が評判通りおもしろかったか…。 それでも特別、ではなく…多少まし、程度。 ま、全然共感できないウォール街の投資野郎の物語ですからね。 同じようなテーマでサブプライムローンの破綻&リーマンショックを扱った、昨年レンタルで見た「マネーショート」が割とおもしろかったので、少しだけ興味はあったのだけれど。 「マネー〜」の方は、ブラピがいい役過ぎないか、との意見あり。 まあ自分がプロデュースしてんだからいいじゃないの。笑。 同じ理由でトム・クルーズも。 自分で金出して、自分がハンサムでかっこいい役。 いいじゃないの。笑。 映画の出来なんかより自分が、自分だけかっこよければ。笑。 監督の社会派、オリバー・ストーンが言うには投資家のダイナミズム(多分)や魅力と、カネの怖さ、怒り、などを伝えたかったのだがどうも前者の方が印象的だったようだ、とため息をついたとか何とか。 アメリカ人はカネ好きだからね。 リーマンショックを招いた金融商品(モーゲージ債とかいうの?映画の中では糞を集めてラビオリにしてきれいなパッケージで包んだシロモノですって。糞かよ…)もまた形を替えて復活してるとのこと。 投資の世界は変わらず…。 7つの大罪の、「強欲」は裁かれてたじゃないか…映画「セブン」で…。 格差社会とか何とか文句は言っても、多くの人間は「いつか自分も大金持ちになりたい」と思っているんだろうね。 マイケル・ダグラス扮する主人公のゴードン・ゲッコー曰く、「年収4000万、飛行機はファーストクラス…」お、いいねえ、と思ったら、「そんなんじゃないんだよ!俺らが目指しているのは!」ですって! 望むのは年収何百億(忘れた、もう何十億でも何百億でもいいや)、自家用ジェットで時々仕事する、レベルなんですって。笑。 そっかー!すごいねえ。 もうどこでも行って、月でも火星でも。 だから共産主義とかの「奇妙な」平等とかは好きじゃないんでしょう。 ま、アメリカ人だけじゃないけどね。 (確か)ロシアの童話思い出した。 神様が男に平原で一日歩いて一回りできた土地をおまえに上げよう、と告げるから男は「もっと、もっと」と遠くまで歩いたけど陽が落ち始めてあわてて戻ったけれど間に合わず、疲労で倒れて死んだ、彼の埋葬で必要な土地は1平方mだった、とかなんとか。 (数字は忘れた…とにかく少し、身体一つ分) 古今東西、強欲を戒める教えはあれど…。 私はそんなにはいらない、チャップリンの「人生に必要なのは夢とSOME MONEY」かな。 ぐうう… 夜よく眠れるのはいいことだ… そっちかい。 映画の中でもあったけれど投資家というのは何を産み出すわけでない、極論すれば他人の金を動かしてあの手この手で自分のモノにする、というゲス野郎ですから。笑。 亡くなった私の父はよく言ってた。 「カネを右から左に動かすだけで利益を得るなんて大嫌いだ」って。 父はメーカー、ものつくり一筋の人間でしたから。 その影響もあるし、私もあんまり…株価調べるより絵を描いてた方が楽しい…。 もっともゲッコーは 「投資はギャンブルだ!」って言いきってたからね。 カネもうけももちろんだけど賭けの高揚感、緊迫感が醍醐味なんだと。 株はゼロサムゲーム、誰かのカネを誰かが奪い取る、誰も信用しない、友だちも、家族も、すべてを裏切って。 それはそれでわかりやすい… それなりに一本筋が通ってる。 結局最後は裏切られて刑務所送りだもんね。 上等!てなもんで。 …そのゲッコーがさ…。 続編で、ムショでお勤めを果たして出所するところから始まるだけど、その時ムショ入りした時に預けた荷物が返されるんだけど、その中に弁当箱みたいに でかい携帯電話があったの。 それ見て苦笑。 ははは、当時は最新だったのね。 87年の携帯電話。くすくす。 続編ではそのゲッコーが娘に執着し、でも嫌われてて、でも何とか復縁したいと画策して、でも結局それも策略で、裏切りで。 愛娘をだましてかつてくすねてスイス銀行に隠しておいた1億ドル(!!ざっくり100億円くらい?)を手にしてまた投資でひと暴れして、娘婿を裏切っておいて、でも結局ラストは 「1億ドル返すから許して。もう一度家族にして」はないでしょう! さらにそれを許す「ハッピーエンド」?はないでしょう。 結局カネかい! 1億ドルあるから受け入れる娘も娘よ。 ほんとに許すなら無一文でも許す、くらいでないと説得力ないでしょう…。 もっとも続編はクソ映画ですからね。 マイケル・ダグラスは老けたし娘とその婿役の俳優も地味でイマイチ魅力というかオーラがない…。 脇役顔、というか。 87年編でいい味出してたチャーリー・シーンもまあすっかり別人みたいに劣化して「カメオ出演」してたけど。 まるでゾンビ映画ですわ。 ま、クソ映画だからな…。 ふたつの映画みて思い出したのが87年の邦画の「麻雀放浪記」。 (これも、特に好きな作品ではないけれど…真田広之が好きだったから) こちらは正真正銘ばくちがテーマですから、それなりにすっきり筋が通っていまして。 映画の最後で、じいさんのばくち打ちが死んで、鹿賀丈史扮するばくち打ちが「死んだ奴(負けた奴)は裸になるんだ」って身ぐるみ 剥いで遺体をゴミ捨て場に投げ捨てて、「じいさん、いい死に方したな」ってつぶやくんだから。 ハリウッドのクソラストに比べたらこっちの方が筋が通ってるかな。 ダンディ、というか。(ぷふっ) どっちの映画も好きじゃないし、登場人物の誰一人にも感情移入できない。 どっちもテーマは「男のロマン」だからね。(ぷふふっ) 男のロマンかあ…。 80年代はよく聞いたなあ、この言葉。 私は当時から大嫌いだったわ、この単語。笑。 「男のロマン」と書いて「アホ」とルビを振りたかった。 かはは。 もっともいろいろ縮こまってシュリンクしてる昨今もどうかとは思いますが。 かといっていまさら「家族がすべて」とか「絆的なもの」もシラケるし。 ああ、もうワクワクするような映画は創られないのかな。 10代の頃はお金が乏しくても「ぴあ」を見てるだけで幸せになれたのに…。 私も「芋粥」のきつね、かな。(先週参照)苦笑。
P.S レンタルで「シンゴジラ」出てた。 全部貸し出し中だった。 一応見てみたい。 「君の名は」まだ見てない。 見なくてもいいか…。 「ララランド」はレンタルに来たら…。 おもしろいといいなあ。 P.S2 トップページで電子書籍「EVIL」の予告できました。 詳細は来週の更新で。
夏子
「メイドインUSA.」
大好きな(?)トランプさんが「アメリカのモノを買え!日本人ども!」って騒ぐから…。笑。 アメリカ製で欲しいモノがあるか、すでに持っているモノでアメリカ製がどれだけあるか考察してみました。 まずはパソコン関係は、パソコンは日本製ですが中身とか、システムはほぼアメリカ発ですね。 マックでもウィンドウズでも。 だいたいネットの始祖はアメリカ人のナントカさんが創りだしたモノをビルゲイツさんがインフラ整備したんですよね。 (つまりビルゲイツさんは何かを創りだしたわけでなない、と) マックの総長の故スティーブジョブズさんと競争しながらそれまでどこか遠い世界の難しい「何か」だったコンピューターを個人の、「パーソナルコンピューター」=パソコンにしてくれたのだから。 これはすごいことです。 偉業ですね。 パソコンの技術革新に関してはアメリカは世界の先端を行っているには間違いない。 が、それは世界中から才能を集めたから成り立った、とのこと。 ここはトランプ大統領は知らないはずないけど〜。 支持者にとってはどうでもいいことなのよね、そんな真実は。苦笑。 私が10代の頃は影も形もなかったモノが、すっかりお茶の間(死語?)のスタンダードなんだから「SF」から「サザエさん」ですよ、まるで。 だってほら、さっぱりわからなかった「2001年宇宙の旅」のHALが、さ。 あ、2001年もとっくに過ぎちゃったわ。 ツイッターもフェイスブックも、アプリもほとんどはアメリカ発。 あ、LINEは韓国発、なのかな。 で、巨大通販の「アマゾン」に至っては、もうすっかり定着か…。 私もネット通販なんて、10年前は全然利用しなかったけど本なんかはもう書店とは比べ物にならないんだもの。 探し物なんかにも便利だわ。 服とか実際手にとってみないとわからない物以外はほんと、アマゾンだわね。 しかしそのアマゾンの末端を支えてるのは宅配のお兄さんだからね。 彼らが一軒一軒荷物を手で持ち足を運び…。 アナログが支えるデジタル…。 ちなみに日本の宅配システムのサービスは世界一だそうな。 (でもそれも限界、コンビニや駅の受け取りが普及すれば…) ネットはとにかくもうアメリカの一人勝ち。 それから映画とかドラマね。 こちらもなんだかんだいって私の場合は9割型アメリカ製。 ハリウッドの大作映画なんかはあまり見なくなったけどテレビドラマなんかは日本のドラマはほとんど観ない、もっぱらCSとかレンタルDVDのドラマシリーズは9割以上アメリカ製。 (もっとも新作のお気に入りは少なくなって寂しいけど) あとアメリカのお世話になっているのは…。 考えて見たら他にはほとんど浮かばなかったわ! だいたいアメリカ製の商品、って何がある? 何も浮かばないのよ!笑。 トランプさんがぶうぶう言ってる車ね。 (免許もないしほとんど興味ないからよくはわからないんだけど)アメ車って人気ないらしいね。 無駄にデカくて燃費食って? マニアっぽいというか、ほぼこだわりだけ? だいたい左ハンドルだけ、っていうから無理でしょ! ジープなんかは私でもカッコイイって思うけどね。 世田谷の道路がどれだけ狭いかいっぺん見てから言ってほしいわ。 外車っていったら人気あるのはほぼドイツ製。 「ドイツ製は頑丈!」と思ってたら知人いわく、体当たりしたら「俺のパジェロの方が強い」ですってさ。 真偽のほどは? まあ車を買う事はないのでいいんですが。 イタリア車はおしゃれでかっこいいですね。 でもカウンタック、ですか?あれ見ると「カメムシ」みたいだな、と思ってしまう。 VWはカナブンに似てる…あ、カブトムシですね。 英国のミニはいいですね。 かわいくて。 買うならあれがいいかな。 あとアウディね。 アウディの何が好きか、って「外車外車」してないところかな。 あのマークなければホンダのアコードみたいな…笑。 カネはあっても免許はないぞ。笑。 それから食品。 牛肉とかオレンジとか。 お米とかたくさん買ってほしいみたいだけど、アメリカは。 カリフォルニア米はずいぶん美味しくなったそうだけどでも国産のコシヒカリや最新のユメピリカとは比べるべくもない。 お米だけは国産で、贅沢したい、人は周りにたくさんいる。 私は輸入食材はまず買わないわ。 食べるものはほぼ国産ね。 レモンなんかはあんまり国産売ってないけど、あれば国産を選ぶ。 値段は3倍でも。 毎日必ず消費するわけでもないし。 あ、フロリダのグレープフルーツだけは別。 あれは美味しいですから。 登山で、頂上で食べたグレープフルーツは格別でしたな。 防腐剤がびっしり付いてるらしいけど皮は食べないし、年に数個なら。 幸い、というか旬は短いので。笑。 牛肉は、以前にフランスの女の子(日系)が 「アメリカの牛肉はホルモンとか怖いから食べない」って言ってたっけ。 真偽のほどは…。 もっとも、国産の食材に農薬が使ってないわけはないのは知ってますが。 せめて、ね。 それにしても狂牛病騒ぎ、ってどうなっちゃったんだろうね? 献血の際、ある一定の期間に英国に滞在した人はNG、って規定があったけど未だにそうなんだろうか。 私もそれに引っかかるので残念だけど献血は無縁。 先日スーパーでアメリカのリンゴ、を売ってたけど試食したらあんまり美味しくなかったかな。 1個95円くらい、高くも安くもなく。 味は少々薄い… でも大きく違うのは形。 日本のリンゴはこけしの頭みたいにほぼ「丸」でしょ。 でもアメリカのリンゴはパプリカみたいに立体的だった。 ちょっと新鮮な造形ではある…。 でも多分売れないだろうなあ。 りんごはやっぱり国産が。 私は紅玉かジョナが好き♪ 甘酸っぱ、がラブリー。 牛肉なんかを売りつけたいらしいけど、その有利な取り決めだったTPPを破棄しちゃったんだから。 まったくあっちからごり押ししてきたTPPなのに「や〜めた」はないでしょ… まったく勝手なんだから、ジャイアンは…。 機械類などはどうだろう。 よくわからないけど現在は日本製に軍配が上がるそうな。 衣類は… リーバイスとかギャップとか、アメリカブランドもあるけど製作はとっくにアジアですからね。 ブランド物(思い浮かばないけど)も同じく、工場はアメリカ以外。 生活必需品のほぼすべてで純アメリカ製品を見つけるのは無理だろう。 まあそれはアメリカだけの問題ではないですが。 株とか証券、金融商品も特に身近じゃないし。 だいたいあちらが得するようにできてるんだから! 買うわけないでしょ!! 医療も直接はあまり…。 もちろんアメリカの「競争」が医療を進歩させているのは事実で、その恩恵も様々な形で受けてはいるんでしょうが。恩恵以外もね! あ、飛行機。 飛行機はアメリカ製ね、ロッキードとかボーイングとか。 もっとも日本は戦後、造らせてもらえなかったからね。 ゼロ戦があまりにすごい性能だったからとか何とか。 結局何を買え、って言ってるだろうね、トランプ大統領は。 アメリカ人は「商品」としては何を作っているんだろうか。 ますますわからなくなっちゃった。 ま、支持者の耳に心地よい事を言ってるだけなんだろうね。 それで少しでもアメリカに都合がよい取引を引き出せれば…ってところかな。 ま、私は「LAW&ORDER」が見られればいいや♪ オリビア〜♪ 新作が今日見られる〜〜♪
P.S 新潟で鶴見ました。 雪の田んぼから飛び立つ姿は美しく、なぜだか懐かしく。 4月なれば燕もやってくる… いつものスキー場のゴンドラ乗り場に。 コブシの花が咲けばいよいよ春、スノボのシーズンも終わる。
新聞でいい記事を読みました。 感動した、というか。 先週の読売新聞の、家庭欄の医療ルネッサンス「人工心臓と生きる」シリーズの5回目。 内容は、心臓の病気でやむなく人工心臓を植え込み、移植を待つ男性が、待機の後運よくドナーに恵まれて移植を受けた、というもの。 幸いにも私は思い病気に罹患した経験はなく実際には想像するしかないのですが、その想像をかきたてられてしまった…。 人工心臓というのはもう治療の選択がほとんどなくなり、病状が重くなっていよいよ移植しかなくなっった患者さんがドナーを、心臓を待つ間のつなぎとして装着する、とのこと。 記事中のその方は人工心臓装着の後、2年ほどで移植ができることになったそうで、その時、人工心臓を外すときになんとなく「寂しさ」を感じた… 愛着を感じた、と。 人工心臓を装着する前には病状は重く、歩くのもやっとだったのに、でも人工心臓のおかげで驚くほど体が軽くなったそうな。 そりゃ「人工の機械」を身体に入れる事には抵抗もあったけどもう選択の余地はなく。 でも人工だけど、どれほど自分を助けてくれていたか、すっかり自分の身体の一部になっていた事を簡潔な文で記事は伝える。 …ここから後は私の想像です。 ↓ 無事手術は終わる。 まだ覚醒中。 術後ICUへ向かうストレッチャーの上でふと横を見ると、ワゴンがすれ違う。 ワゴンの上には、金属のバットの上に小さな人工心臓、ついさっきまで自分の胸に埋め込まれていた機械の心臓。少し付いてる血は自分の…。 2年間、共に動き、生き、伴走(記事でもこの単語使われてた)してくれた、自分の心臓。 役目を終え、取り出されたそれを見た時に…。 「あ、今までありがとう、君のおかげで本当に助かったよ、 これからは新しい心臓と一緒にせいいっぱい生きていくよ」 役目を終えて、その後また誰かに使われるものなのか、それとももう処分されるのか。 もちろん、新しい心臓は確かな鼓動を感じさせてくれて(ここも記事にこの文あり)それはまた素晴らしい事、でも今まで自分と一緒に動いてくれた、機械の心臓だって、確かに自分の身体の一部だったんだ… その「心臓」と別れることになって…。 ありがとう、さようなら、と心でつぶやいたかな。 そして機械の心臓も 「私は役目を終えます、よかったですね、元気でお過ごしください、さよなら、さよなら、さよなら…」 電源オフ。 せつなくて、でも幸せな永遠の別れ。 「心臓」と「心」。 どちらも「ハート」。 機械に宿る、「情緒」があるなら…。 ↑ 以上。想像文終わり。 新聞記事だから文章はまったく感傷的じゃない。 だからいっそう想像をかきたてられた。 「ああ、いい文章だな、いい記事だな」と感動した。 移植後は免疫抑制剤を飲み、検査は欠かせないが順調な経過、とのこと。 仕事にも復帰し、週末にはスキーも楽しめているそうな。 内容もよかった。ハッピーエンド的な。 こういう記事はネットじゃちょっとお目にかかれない。 紙媒体は字数制限があるから推敲を重ね、言葉は凝縮され、密度が高くなる、自然とリズムもよくなってくる。 結果いい文章になる。 ネットの文章ってだらだら長かったりするからね…。 随分前に肺の移植を受けた方のテレビニュースを見た事がある。 移植前と移植後の会話が、もう別人のようだった。 (何でも、移植前は肺活量が足りなくて「おそば」をすすれなかったそうな) でも移植を受けて、今ではおそばも食べられるし普通にしゃべれるようになった、と。 それ見て「わ、こんなに良くなるんだ、移植ってすごいな」と思ったっけな。 両方のニュースで改めて感じるのは医療に対する「感謝」と「信頼」だ。 それはもちろん医療従事者に対しても同じ、さらに人間に対する信頼だったりありきたりな言葉だけど「人生」に対する信頼だったりする。 希望、というか。 医療ってすごいんだなあ、と。 その方は「これからせいいっぱい生きるつもりだ」、で文章は終わる。 うん、すごい説得力だ。 これほどこの言葉がぴったりくる人もそうはいないだろう。 だからこういう名文を読んで、相変わらず「週刊現代」や「週刊ポスト」でやってる「この薬はだめだ」とか「こんな手術はしてはいけない」系の記事(見出し)見て感じる不快感を、癒やしたりするんだわね! 心を浄める、というか。笑。 (もちろんそっちもすべてが間違いではないけど…) やっぱり両方、頭には入れて置きたいわね。 何を信じて、何を疑うべきか。 そこらへんががたがたしちゃうと、ね。 「信頼」がなくなっちゃったら、とりわけお医者さんが信じられなくなったらそれはもう「恐怖」しかないでしょう。 ですからお医者さんの方もよろしく。 でも日本は割といい方かと思うんですけどね。 そりゃどこにでも「不心得者」は存在するでしょうが。 幸い、自分の周りでは、それほどでは。 随分前からドナーカードお財布に入れてるの。 (多分発行された最初の頃のドナーカード) もちろん「全部OK」で。 もしもいつか自分が「脳死」のような状態になった時は、どうぞ使えるものは全部使ってください、少々疲れてはいますが。笑。 角膜などはトシ取ってても全然大丈夫、らしいですし。 誰かを助けられるものならぜひ。 (献体は、う〜ん、ちょっとどうかな…移植なら)
「CNNニュース」
…ばっかり見てる、最近。 なんだかんだ言ってね、あのヒトが気になって仕方なくて。 次は何をやらかすんだろう、って。 もしかして好きになっちゃったのかな!?まさかそれはないな。笑。 日本のニュースよりもそっちの方をよく見るわ。 日本のニュースは、築地がどうのとか森何とか学園がどうの、とか。 しょぼいスキャンダルみたいのばっかりで、それを野党がやたらヒステリックに攻め立てて。 それで結局誰も責任を取らないでうやむやになって、私も含めてどうでもよくなっちゃって忘れちゃうだろうな。 なんか虚しくて…。 石原元都知事の会見も腹立つのを通り越してどうでもよくなっちゃった。 「サムライがどうの」とか「座して死を待つよりは」とか何とか、作家らしくかっこいい言葉を並べ立てた割には、結局はらしたかったのは都民の疑問、ではなく自分のプライドだったのね。 「そんな小さい事はいちいち覚えていない」とか 「自分は専門家じゃないから」とか 「瑕疵担保、なんて言葉知らなかった」とか。 「瑕疵」=傷、欠陥。 土地などの取引や契約の時にしばしば耳にする… 一度でも不動産取引した人なら知っているだろう。 まして作家ではないか…。 だいたい知らなかった、で済むかいな。 あれだけ知事時代エラソーにしていたのに。 しまいには「この度の混乱はすべて小池のせい」はないでしょ。 まあ、元々ただいばりたいだけの人だったんだろうな。 都知事になったのも、国会ではどうやら総理になれそうにないから、それなら東京の都知事なら自尊心も満たされて気持ちよかろう… なんて感じに見えちゃったわ。 しょぼい「総理=自民党総裁」よりも1000万都市東京の「大統領」なら…って? 国会議員辞める時もずいぶんカッコつけて、他の自民党議員を「去勢された」クズよばわりして涙浮かべて罵倒していたな…。 自分からおん出たつもりが本当は追い出されただけだったのでは? カッコつけたつもりが…。 こないだの都知事選の応援で他候補を「厚化粧」「大年増」とののしっていたけど昔も「日本で最悪なのはクソババア」って女性そのものをバカにしてたんだよ。 アントキも頭きてたけど… じゃあんたは誰から産まれたんだい、と聞きたかった。 今じゃあんたがクソジジイ、最悪の。 それでも当時はまだ若かったし勢いもあったし、一票入れた時もあったわ。 あ〜あ、虚しい。 小池都知事もそんなには好きじゃないけど…。 で、CNNでもね。 やらかすやらかす… でもアメリカの半分はトランPを支持してるのだからむしろそっちが不思議かも…。 もっとも、今や「白人」の方がマイノリティになりかけているっていうから。 でもこちらでも、「トランプ大統領がこんなコト言った、あんなコト言った」って言葉尻をとらえて民主党がヒステリックに騒ぐ内容が延々と続くからなあ。 どっちもどっちか…。 しかしなんでアメリカのインテリ系の女性、ってみんな年齢不詳のビミョウな美女ばかりなんでしょうか? 少なくとも50は越えてそうな…。 そんでイケメンはゲイ。 (いやウソ、ウソ!) しかしカタールのニュース番組「アルジャジーラ」の女性キャスターはものすごい美女ばかりだなあ。 これは整形系、じゃないね。 でフランスの男性キャスターはブスばかり。 (いやウソ、ウソ!) あ、韓国の女性キャスターも美女ばかり。 でもみんな同じ顔。 しかしアメリカという大国の大統領がツイッターでつぶやく、というのはいかがなものか? あのでかいからだで小さいスマホちょこちょこいじくっている絵を想像すると正直かっこワル〜。 「みんなニセのニュースだ!!」って他人を罵倒する割には自分だってテレビで見ただけのネタを吹聴するなんて、まるでコントみたいだ。 そこ、誰か突っ込んでくださいよ。 しかしほんとにSNS好きなのね。 スマホ大好き? ほんとはもっとつぶやきたいけど周りからほどほどに…、って止められてるから… ほんとはもっと書きこみたい〜! こんなに楽しいのに…って。 しかし。 しかしだな、70年近く生きて来て、大金持ちで美人の奥さん何人もいて、何もかも手にいれてとうとう世界一の大国の大統領になった人間が、あれだけおしゃべりで言いたい放題かましてた人間が、今はツイッターでしか本音が言えないなんて、あまりに情けなくはないかな。 先日、評判のよかった所信表明演説は、ただ原稿を読んでいただけで(しかもその原稿はライターが用意してもの)。 ひきこもり、みたいなものじゃないか。 もしくは「ホワイトハウス」の囚われ者か? すべてを手に入れたはずが、今その手にあるのは小さいスマホだけかい? 少なくとも、大統領選までは、またはテレビで暴れていた時は、もう少しいいオトコだったのではないか?… 地位が男をダメにするのか、 元々そういう男だったのか、 それとも何かを得たら何かを失うのか? 今は何を思うのか。 「大統領って結構つまらないな…前の方がよかった、自分らしかったのに…」 アメリカという大きな船の舵を取るには一人の人間では無理なのかもしれない。 ツラの皮何千枚、のトランPでも…。 Pにはぜひ芥川龍之介の「芋粥」を読んでほしい。 下級武士(だったっけ?)が「せめて芋粥くらい腹いっぱい食える身分になりたい」と出世を願う、いつしかそれは叶い、でも思っていたほど幸せではなく、ふと路傍の腹をすかしたきつねに過去の自分を重ねる… 哀れで、でも芋粥一杯で満たされた幸せなきつね。… 一生懸命夢に向かって追いかけて走っていた頃が幸せだったという寓話。 短いからぜひ。 読まないか。笑。 ちなみに、「芋粥」は別に贅沢な食い物ではない、との解説。 しかし一般人もセレブも大統領もみんな同じ形式なのね、ツイッターって。 アイコンのサイズとか。 ここら辺、平等。 事件でつかまる犯罪者もけっこうSNSやってらっしゃる。 みんな大好きSNS♪ 誤字も脱字もママ、検閲なし、責任もないよ! しかし、有名人のSNSってフォロワーの半分以上はスパムだ、って聞いた事あるけど。 もっとも、世界中に飛び回っているメールの99%はスパムと迷惑メールとDMだって。 何なんだインターネットって…。 ロシアスキャンダルか…。 もし本当にロシアがからんでいて、それで大統領になれたとしたらそれをネタに任期中はずっと脅されるのかな、スキャンダルとして。 しっぽつかまれてる、というか。 アメリカが混乱すればするほどプーチンが喜んでいるんだろうな…。 日本は、まあアメリカに追随するしか道がないし…。 なんか世界中がキナ臭くなってきてうんざりです…。 そういう自分も何ができるわけでもなく… せめて誠実に生きよう、お天道様に恥じることのないように、と思うばかりであります。 せめて戦争など起こりませんように。 あ、起きてるんだよね、世界では。 くすん。
P.S 今年からスカパーでJリーグ見れなくなっちゃったのよね。 何やら、DAZNっていうの?登録が必要らしいんだけどまだしてない。 サッカー熱も冷めるばかりで… さみしいなあ。 くすん。
「サウジのコミコン」
ニュースで見たのだけれど、サウジアラビアで初めて「コミコン」なるものが開催されたのですって。 コミケみたいなものらしい 漫画、イラスト、アニメやゲームなど、様々ないわゆるサブカルチャーの祭典、もちろん主役は日本の漫画やアニメ、とのこと。 見慣れたコスプレやイラストがあるある… もちろんテレビニュースなので一部分で、あとは推測するのみなんですが。 (考えてみれば私本場のコミケも実際見たことはなかったでした) 昔はいわゆる「同人誌即売会」だったのがアニメやゲームや様々な…で移り変わっているようです。 コスプレも盛況だと。 私が10代の頃は「同人誌」の存在はなく、あったら多少は興味あったかも… でも商業誌への投稿の方が優先だったのでそんなには入れ込まなかっただろうな。 でもコスプレは、衣装を作ってみたかった! 自分が着るのではなく、だれか似合いそうな友だちに着せたら楽しかっただろう。 で、縫製代とかもらって小遣い稼ぎ♪ へえ、中東でも日本のアニメや漫画は大人気なのか。 意外のような、当然のような。 欧米ではもうすっかりおなじみなのよね、とりわけフランス人の漫画好きは相当、らしい。 外国人のコスプレにいたっては、もう日本をある意味凌駕して。 あの長い手足と美しい金髪碧眼のビジュアルでやられたらかなわないわよ。 いつだかテレビで見た外国人のセーラームーンやピッコロなんか、もう見事だったわ…。 それでも日本人のコスプレもいい味を醸し出してる… やはり本家のセンスというか、一日の長、というか。 いくら絵が外国人ぽくても日本産ですからねえ。 しかし情熱、という点では、サウジはかなり高かったみたいだ。 やはり中東でも子供たちはキャラに夢中なのね。 子供だけでなく、いいお兄ちゃんがうれしそうにグッズに触れて、テンション上がりまくり。ほほえましい。 中東のニュースは殺伐としたものが多かったのでこういうの、ほっこりします。 ああ、やっぱり漫画(アニメも)はいいなあ、と。 日本人として誇らしい。 とりわけ印象的だったのはサウジの女の子。 へジャブをかぶり、でも大きな目をきらきらさせて、「ワタシはオタクです、ニホンの漫画がダイスキ!!」って日本語で語ってた。 本当にうれしそうに。 女性のコスプレは別室で、ガールズオンリーでカメラも入れなかったけど、さぞかし盛り上がった事だろう… 女子会言いますねん。 ミニスカートとかはいたかな。 かわいかっただろうな…。 好きなキャラや作品の事を同胞と語るなんてまるで夢のような時間のはず。 自分でイラストを描く、という20代の女性もいて、自作を直接披露、販売もしたらしい。 ちらっと映ったけどなかなか美しい絵だった。 発表の場はネットのみらしく、「ファン」の存在を目の当たりにしたのはほとんど初めて、とのこと。 自分の絵を見て感動してもらえる、どんなにうれしかったことだろう…。 うん、わかるわかる。 サウジアラビアなんて遠い遠い国だと思っていたけど同じなんだな。 なんか私もうれしかった。 よかったね、絵を見て喜んでもらえる、って感動だよね。 まして購入してもらえるなんて…。 購入したファンの方も作者に負けずうれしそうだったなあ。 「職業としてやっていけそうな自信が少しついた」と。 がんばれ! イスラム圏ではおしなべて女性は差別されているそうな。 物事のすべては男性第一で、女性のための、まして女の子のためのキャラとか「可愛い」モノ、なんて存在してなかったんだろうな。 アメリカでさえ、90年代まで「カワイイ」は希薄だったそうな。 バービー人形とかスーパーガール、とかはあったけどあれって、造形が大人の女性でしょ。 リアルではあるけど「可愛い」じゃない。 だからアメリカの少女たちは「セーラームーン」に夢中になった、と聞いた事がある。 こういうのは今までなかったの!と飛びついたそうな。 うん、うん。 80年代初めは欧州で「キャンディキャンディ」がブレイクしたっけね。 あれは物語がおもしろかったからで、と当時は思ったけど、絵もふくめて受け入れられていたのね。 「可愛い」という概念が。 イタリアに旅行した時、現地のテレビで日本のアニメ普通にたくさん放映してたけど、吹き替えはもちろんイタリア語なので結構語学の勉強になるのでした。 ちなみに、当時耳にした事には、「イタリア人は漫画読む(アニメ見る)の大好き、でも描くのは(作るのは)めんどくさいんだって!」とな。笑。 アニメや漫画の中の制服とか鞄とか、普通に受け入れるのよね。 日本の女子高生とかの制服、ってかわいいですからね。 チェックのミニスカートとか。 アメリカとかのドラマやニュース見ると日本っぽい制服着てる学校も出てくる。 噂では、制服を着せるとなぜだか学力が上がったそうな。 もっとも、お金のかかる私立とかだと自然とそうなるのかもね。 可愛い…と言いつつ自分が高校の頃これでなくてよかった、とも思う…。 かんべんしてよー笑。 私の頃は、ロングのプリーツスカートがスタンダードだった。 突っ張りはロングタイト。 「冬ソナ」でもヨン様が詰襟の制服着てましたな。 でもインナーにタートルネックを着てるの、日本では有り得ないですね。 やはり韓国は日本より寒いんでしょうね。 やはり女の子は、自分と歳の近い「分身」がほしいのよね。 眼が大きくて可愛ければいっそううれしい…。 私も初めてアニメのサリーちゃん見た時は「感電」しちゃったものな。 まるでテレビの中に吸い込まれるような…。感情移入、というやつですな。 それまでアニメっていえばオバQとかサスケとかだったから、サリーちゃん見て「ああ、私のために、私達のためにようやく創ってくれたんだ!!」と感動したものだ。 「乙女の遺伝子」は産まれた時母ちゃんのおなかの中に置いてきてしまったと思っていたのに…笑。 しかし何だってこんなにも日本人は漫画描くの上手いんだろうね。 なんでこんなに漫画好きなんだろう。 自分のコトは棚にあげて…笑。
P.S 軍費を増大、ですって。アメリカがどんどん変な方に…。 もっとも前からそうだけどね。 いったん銃を持ったらもう誰も銃を離さないし。 「戦って戦って勝ち続けるしかない!!」って。 それと同じかな。 もう進むしかないのね、立ち止まると負け、なのね。 でも「白人至上主義」とやらの輩の発言を聞くと吐き気がする。 「今や白人がマイノリティになった、差別されてる!!!」なんて腹立つやら 可笑しいやらばかばかしいやら。