「渋谷でショッピング♪」 土曜日になんと姪っ子と、渋谷は109に行く! 先週姉に、「はるちゃん(姪)、服でもほしければなっちゃん(私)がいくらでも買ってやるよ。」って言ったら 姪は速効で買いたい服のリストを作って、「土曜日に行きたい」とねだってきた。 かわいい奴だ。 インターネットで行きたい店も、気に入った服も全部調べておいたんだって。 すごいね、最近の情報は。 で、109。マルキューって言うんだって? なんか居酒屋のメニューみたい。 渋谷で服の買い物なんて10何年ぶりだよ。 自分のじゃないけど。 しかしねえ・・・店の騒々しいことったら。 流行りの曲をガンガン! 頭痛くなりそう。 土曜日だし、人込みのうんざりすること・・・予想はしてたけど。 で、姪はどんどん自分で服選ぶんで、こっちは楽だったけど。 姪の選ぶ服はだらーっとした、あんまりピチっとしてない、体操服みたいなのばっかりなの。 パーカーとか。 若い(14才)んだからもっとピチっとしたビビッドな色のキュートなミニとかタンクトップとか着ればいいのにー、とか思っちゃった。 まあ、好みが違うんだな。「選んで」とか言われたら責任かかっちゃうし。 それにしても・・・サンダルを見てたらさあ、どれもこれも足が痛くなりそうなデザインのものばっか選ぶの。 こんなの履いたら絶対靴ずれおこす、っていうような。 「そうじゃなくて、もっとスッキリしたデザインで...」って まわりを見渡すと、ひどいくつ(かわいいけど)ばっか! 「この店のくつは全部だめだ!」と叫びたくなったな。 まあ、109だからな・・・。 若い子向けだし。 あたしが履くんじゃないし・・・。 こういうサンダル履いて、失敗をくり返してセンス磨いていけばいいのかな。 そういや私だって中3の時、すごくかかとの高い(厚底みたいな)オレンジ色でかわいいサンダル履いて、駅の階段から転げ落ちたっけ・・・。 死ななくてよかったな・・・。 さすがに109には私が買いたいと思うようなものは一個もなかった。 ただの一個も。 つくづく安っぽい街になっちゃったな、渋谷は。 まあいいか...もう大人だし・・・。 P.S. でも姪と買い物はうれしかった。 姪は1時にピラフを食べて3時には冷麺を平らげた。若いってすばらしい・・・。
夏子
「春ですね」 春のおとずれといえばやはり桜なんでしょうが私は辛夷(こぶし)の花が好きですね。 山里の。 先週、志賀高原の方へ春滑りに行ったんですね。 こんなあったかいのにまだ滑ってんの?とよく言われるけど、まだ滑れるんですの。 (関係ないけど友人の子供が受験、滑って・・・) もっともいじましく残雪をあさるように滑るばかやろうは私と連れと、あとわずか。 まったくねえ。 働け、つーの。 スキ−場がらがら。 雪もばばっちくて寂しいかぎりよ。 雪質もいいわけないし。 じゃ滑るな、って・・・。 春滑りに行くと、里にはぽつぽつとこぶしの花が咲いている。 これを見るとああ、もう滑りも終わりだなあ、と思う。 こぶしは葉のない数メートルほどの木に、もくれんのような大きい白い花をぽんぽんと一斉につける。 その可愛らしさといったらまるで山里のぼんぼりみたいだ。 桜が楚々とした成人女性ならこぶしは10代の少女ですね。 大きな花がぽん、ぽんと。 まるでおしゃべりをしているようにきゃっきゃっ、と。 このあいだ見た映画「初恋の来た道」のチャン・ツイーのようだ。 山里に、あざやかに、初々しく。 この映画、よかったなあ。 とにかくチャン・ツイーが可愛くて。 というかそれが全てで。 田舎はいいなあ。 でも住め、って言われたら泣くかな・・・。 でもさ、なんで彼女が恋い焦がれる初恋の先生の顔がたこ八郎なんだよ・・・。 そこだけが不満。 P.S. そして通りには白やピンクのハナミズキ。あっという間に初夏。 「覇王の剣」3巻発売中。
「お詫び」 残念なんですが「覇王の剣」、来週21号で終了となってしまいました。 私の力不足で物語りを続けることが出来ず、楽しみにしていてくれた読者の方々には本当に申し訳ない次第であります。 「三国志」という長い物語で、私自身よくピントをしぼれないまま始まり、 (もっともたいていの長期連載はそういうものだったけど) 少しづつつかみかけた時はすでに遅く、10代読者との乖離はどうにもならなかったのでした。 「虎牢関の戦い」という、さあこれからいよいよ三国志が始まるぞ、というところで終わらなければならないのは私自身非情に悔しい。 それでも、どんな結果であれ、それは作品を発表して初めて得るものであるから ああすればよかった、こうしておけば・・・という後悔はまったくない。 むしろチャンスを与えてくれた編集長&担当編集には感謝している。 それに自分でもびっくりするくらい古代中国史にはまってしまい、資料を読むのも本当に楽しかった。 戦争についてもいろいろ考えた。 初めは躊躇していた首を刎ねるシーンも最後の方では結構楽しくなったりして・・・ (おいおい)..というのは冗談として、合戦とか馬とか、絵を描くことは大変だけれど本当に楽しかった。 キャラ達も愛おしかった。 だからまた機会があればきっと挑戦してみたい。 企画があったらよろしく。 今回強烈に思ったことはいよいよ少年マガジンをでなければならない、ということだ。 今まで特にトラブルもなかったので幸運にも週マガで描き続けてきたが、私がおもしろい、と感じることと読者がそう感じることがいよいよ離れてしまっているんだなあ、と感じた。 (デビュ−当時から感じてはいたけど) 気がつけば年も一番上に・・・ほっといて! 勝利も勇気も友情も大好きだけれど、もっともっといろんな感情を描きたい。 大人も描きたい。 男と女も描きたい。 いろんなスパイスを使いたい。 (正直少年漫画ではかなり限定される、というより自分でも避けてる) 今まで本当に好きなように描かせてもらった。 描きたくない作品はひとつもなかった。 人間関係でいやなことはひとつもなかった。 だから今回強烈なノックアウト負けをくらわなければ週マガを出る決断はできなかっただろう・・・。 いよいよ「卒業」だ。 どこの雑誌に移ろうとも漫画を描き続けるし、楽な試合はないだろう。 ベストを尽くして真剣勝負を続けるだけだ。 (骨の随まであたしスポ根やんか・・・苦笑) 企画も少しづつ始まっているのでよろしく。 また会う日まで。 P.S. 本当にごめん。しょぼん。
先日NHKで「日本のこれから」とかいう討論番組っぽいのやってて、なにげなく見てたらさ。 (朝生よりはまともな討論、ぬるいけど) 何か、親がある程度金持ちでないとちゃんとした教育が受けられない、とか 大学に入れない、とか不公平だ、って意見がでてさ。 必ずしもそうじゃないだろうけどそういう面もあるだろうなあ、とか思ってたけどさ。 でもさ、日本の子供、ってそんなに勉強好きだったっけ? ついこの間の新聞でも半分以上の高校生(かな)が家じゃ勉強をまったくしないとか、今がよけりゃいい、って答えてなかったっけ。 大学生の学力低下が叫ばれててて、そもそも大学で学業ちゃんとやってる大学生がどれだけいるのよ、って。 友人が大学の英語の講師やってて、試験の答案ちょっと見せてもらったらその英語のひどいこと、ったら。 中学生レベル。 「えー、こんなんで大学生?!」 「これでも字が書いてあるだけましなのよ・・・」って 友人ため息ついてたっけ。 何しに大学行ってるんだか。 高校までは、そりゃ目的は勉学だけじゃないだろうけど、大学は違うでしょ。 番組見てて、大人が一生懸命討論してるの見てばかばかしくなっちゃった。 当の子供はどう考えてるのか、って、疑問に思ったなあ。 でもNHKに出てると(ゲストの)ホリエモンの言う事がまともというか、正しい意見に聞こえるから不思議。 ともかく、今の子は大変だね。 今の子供じゃなくてよかったあ。 P.S. 私は勉強好きだった。なんか、大人になれる気がして。