「正月休みの延長」
…ですって。 少し前に私が日本人の休日多すぎ、って言ったばかりなのに大臣は読んでくださらなかったようだ。笑。 いくらなんでも2週間以上の休みなんて多すぎませんか。 そんな豪勢に休めるのは大企業くらいでしょうが…。 まあ、私にはほとんど関係…なくもないのよ。 一応私にも社員いるし。 超零細ですが。 ま、従わないけどね。笑。 初詣とかの「密」を分散させたい目的らしいんですが。 密を回避させたいなら思い切って元旦を平日にしてしまうのはどうでしょうか。 イギリスなんかそうだし。 (ま、あちらはクリスマスが日本の元旦みたいに町中がお休みになるけどね) 町はいつもと変わらず、平日だったら普通に会社とか行くらしいの。 日本もいっそそうしたら? だいたい1月11日までお休みもらったところで皆が皆、旅行行きたいわけじゃない。 この時期、友だちとワイワイやるのも控えめで。 せめて海外だったら…と思うけど当分無理だし。 家でぶらぶらするくらいなら仕事させてくださいよ…って私なら思うなあ。 それに元旦にGOTO利用したらよけい混むんじゃないかな。 せめて三が日はGOTO適用外にするとか。 で、三が日はもっと料金あげちゃうの。 いっそうゴージャスなパックにして、富裕層に利用してもらう。 「成金パック」なんちゃって。笑。 富裕層はGOTOなくたって行くから。 ホテル側も、5万円パックで10組引き受けるより 100万円パックで一組引き受ける方が儲かるよ。 サービスも充実して、しかも一組だから楽できるし密も充分避けられる。 100万ポン!って出す金持ちはいるよ、絶対。 「ゴージャスパックっていうの?行きましたよ、 ガラガラで気持ちよかったな」 「マリー・アントワネットになった気分かしら…ホホホ」 「俺は1000万でも行ったな…ポン!よ、ポン!わはは」 って。 で、富裕層「じゃない方」は「そいじゃ三が日避けるか」ってなる。 平日の方がより割安なら平日に出かけるでしょう。 何も一律「11日まで休み」にしなくてもそこは臨機応変で…。 一律なら結局多くの人は同じ日に集中してしまうのでは? 元々私には無縁ですが。 休みを延長して、なんて政府が口出すのはいかがなものか…。 しかも行き当たりば立ったり感ありあり。苦笑。 どうせ口出すなら「誕生日が月曜の国民は月曜日初詣、火曜日は…」とかするとか。笑。 女性は奇数日、男性は偶数日、とか。 1月1日は10代の人だけ、2日は20代、3日に30代…なんて。 「私は28才、でも彼は32才なので一緒に行かれないのはあんまりです」 「我慢しなさい、感染拡大防止のためです」とか。苦笑。 有名どころの神社やお寺でなくても近所に行くとか。 (しかし何だって神社とお寺がごっちゃなんだ?) 私はもっぱら歩いて5分くらいの八幡様。 それも4日とか5日とかそれ以降の時も。 いつもガラガラ。 でも風情があっていいよ。 20才くらいの時、大晦日から元旦までオールナイトで新宿の喫茶店でバイトしたことあったな。 特別手当の1万円目当てで。 たいてい「帰省に無縁組」、地方出身者が多かったけど…。 それなりに連帯感が芽生えたりしてね。 私は帰省とも無縁、友だちとかが皆帰省しちゃって寂しかった…。 新宿に住み、新宿から離れられないヒトもいたっけな。 うちは初詣とかしない家だったんで、深夜に出かけるヒトがあんなにたくさんいるなんて びっくりした。普段は250円くらいのコーヒーが800円くらいだったか…。 あんなまずいコーヒーに。笑。 結構忙しかった。 「ホット5つ」「アメリカン3つ」「レモンティ一つにココア一つ」…、 一度に20人分のオーダー受けて、すべて正確に運んだ時は達成感があったな…笑。 それなりにおもしろかったけど、さすがに1回きりだった。笑。 機会があればもう一度やってみたいなあ、ウエイトレス…。笑。 働きたいなあ……… 嘘つけ! 時給1000円で雇われるより自分で喫茶店やる方が現実的だったりして。ははは。 でもまあ、いきなり休めと言われても落ち着かない人種ですな。 多くの日本人もおそらく。
PS. 先週、ようやく秋晴れの下登山ができた。 奥秩父の大霧山。 一度登ったはずですがまたしても道に迷ったのでまるで違う山みたい でした。苦笑。 紅葉はまだだけど風が実にさわやかで。
夏子
「連帯責任問題」
今日(火曜日)何となくテレビのワイドショーを見てたらさ。 大学野球部(強豪)の複数の部員が大麻をやっちゃって、その反省(処罰)として無期限活動停止にしたんですって。 部として連帯責任を負う、と。 それについて有識者とかジャーナリストとかタレントとかがコメントしてて。 結構盛り上がって、つい見ちゃったのさ。 今どき連帯責任はいかがなものか?派と いや、学校運動部としては当然派で。 なかなか興味深い内容で…。 私は前者かな。 連帯責任はちょっとねえ。 たしかに今どき。 よく高校の部活とかでたばこ吸った酒飲んだ、とか暴力事件起きたとか、で出場辞退、っていうの聞くよね。 あっちはね、うーん連帯責任もありかな、って思うけど。 だって何となくよくない雰囲気?不良(死語…)の集まり、みたいな想像をしちゃうのよね。 だいたい強豪校ってストレスも多そうじゃない? 勝利が至上命令、スポーツ推薦で入学したのだからそういう宿命…。 高校野球なんてとっくにビジネス、ずいぶん前に「食事代支給問題」が起きたのにとっくにどっかに消えちゃった。 野球越境なんか当たり前で、県の代表でありながら出身のレギュラーは一人もいないとか。 ビジネス臭プンプンで私はとっくにシラケてた…。 おしなべてスポーツというのは楽しい事ばかりじゃない。 もっとも、スポーツ自体栄光は一瞬で。 強くなればなるほど、プロや五輪を目指そうってなれば来る日も来る日も地味―な基礎練習の繰り返しで…。 365日、人生のすべてをかけて競技に打ち込むんだからね。 それでご褒美(勝利)が得られるのはほんの一握りで。 未熟な精神にかかるストレスはいかばかりか…。 話がそれた。 で今回の場合。 大学で、しかも薬物でしょ。 逮捕はされてないけどもし20才過ぎてたらその限りではない…。 つまり犯罪だよね。 刑法かな?薬物って。 それを連帯責任にするのはどうしても違和感がある。 だって全然関係ない部員はどうなるのよ。 彼らがどうして他人の罪を一緒に負わなければならないのか。 全然理解できないわ。 これがほとんど全員が、伝統みたいに歴代大麻育ててヤっていた、っていうんなら別だけど。 でももしそうだとしても、そうなったらもう警察の出番で、オシッコ取って取り調べて、クロになったら… もう野球やってる場合じゃない。 そうだとしても、罰を受けるべきは当人のみのはずで。 検察が、法に照らし合わせてそれを犯した人間は起訴して裁判へ…ではないでしょうか。 テレビに出ていた有識者の人が「罰」ではなく「教育」であってしかるべき、ってコメントしてたのがどうしても違和感を感じたわ。 大学生で、ほぼ成人じゃないの。 なんで「教育」で守られなければならないのか…。 じゃ野球部員じゃなかったらどうなるのかな?って思っちゃった。 やたら「仲間」って言葉を連発してさもスポーツが「聖域」みたいな扱いをしてるような気がしたけど…。 まあ私も散々そういう漫画描いたけどね…苦笑。 「聖域」って感じるのは高校までかな、うん。 まだ子供だからね… 未成年の特権みたいな。 大学生はねえ… 子供じゃないでしょ。 選挙権だってあるし。 この強豪の野球部で、本気でプロを目指していて、薬物とはまったく無縁の学生はとんだとばっちりだわよ。 皆で反省しよう、って言われたってオレは何一つ恥ずべき事はしてないのに いったいどこをどう反省しろって言うんですか!?って訴えられたら 何て答えるんでしょうかね?その有識者先生は。 ぜひ聞いてみたいわ。 「噂を聞いたり、ハッパ持ってんの見てなかったか?知っててだまってたなら同罪だ!」って言うかね? そりゃあんまりよ…。 密告すりゃよかったですかね。 チームメイト、といったって別の人間じゃないですか。 仲のいい「友だち」なら別だけど、そんなに近くない、ほとんどしゃべらない部員だっているでしょうよ。 関係ないですよ、おバカさんがバカなコトしようと… 自分のすべきことをするので精一杯ですよ…。 それにだいたいそういうコトするヤツって、絶対ウソつくから。 「や、やってねえよ、やるわけないだろ?!証拠あんのかよ?」とか (証拠、という単語を出す時はたいてクロ。苦笑) 「おまえに関係ねえだろ?!補欠にも入れねえヤツがよ!」とか 「おれの球打ってから言えよ!」とか言われた日にゃ… ああばかばかしい! ヤッたのがレギュラーなのかベンチ外か、どのレベルかはわかりませんが。 でもたいてい逆ギレするよ。 素直に「ありがとう、オレ目が覚めた。」なんて言う人間いませんよ。 後ろめたい人間は、まともな人間から距離を取り始めるから。 本当に「仲間」だったら殴ってでもやめさせようとしたかもしれないけどそこまでの関係性がなければね。 いくら同じ部員でも… それだけじゃ「よけいなお世話」する気になれないっスよ、そのあげく連帯責任なんて! 何も罪のない部員から野球を取り上げないでほしいですよ。 だって何の罪もないんだから。 刑務所チームじゃないんだからさ。 ふう。
「アメリカ大統領選挙」
またこの時期が来ちゃったか…。 ついこの間トランプかよ!!ってびっくりしたのにあっという間にもう4年経ってしまった。 あの時は「しゃあない、あと4年、我慢しよう」なんて思ったっけな。 アメリカ人でもないのに。苦笑。 しかしまあ。 毎回毎回思うんだけど、なんだって大統領選挙、って予備選の時からまあ罵詈雑言の嵐で対立候補をののしりあうんだろう? アメリカ人はああいうのが好みなんだろうな、言い返せないと負け。 悪趣味だな…。 とりわけトランプ大統領ときたら。 まあ醜い事醜い事。口開けば人の悪口ばかり。 ツイッターでも書くわ書くわ。 ほんとに好きなんだね、ツイッターが。 ツイッター社から要注意人物の赤紙貼られてるのに。 するとツイッター社に文句言うんだな… それでもツイッターが大好き。苦笑。 しかもこの俗物の塊みたいなヒトが熱狂的に支持されているっていうんだから理解不能だわね。 本当に(一部の…半分か?)アメリカ人の好み、なのね。 お金持ち=成功=アメリカンドリーム=大好き? お金持ち、ったって親のカネじゃん。 ビジネス成功させたと言っても赤字会計で、すると税金免除なんだよね。 そういう戦略もビジネスではアリではあるけど。 数十年前、大赤字出してその恩恵で未だに税金免除で。 そりゃ合法だけど…。 女性観もね。 いまさらどうでもいいけど。 「オヤジ」丸出しで。 ゴージャスな金髪美人が大好き! ああ、わかりやすい… わかりやすすぎる…苦笑。 コロナウィルスに感染して、少しは変化があるかと思ったらやっぱり変わらなかった。 年配ではあるけど既往症はなく、最先端の医療を受けられるからね、多分完治するとは思ってたけど。 でもやっぱり?自主隔離に耐えられず、とっとと退院、ツイートしまくり、アップされた動画はまるでダウンタウンの年末のコントかと思ったよ。ベタベタで。 で、さっきCNNニュースでさっそく集会を再開させて。 まあ支持者は大喜び。 マスクは半分くらいしかしてない。 3密で〜。 見てる方がコワい…。 トランプさんもノリノリで。 「自分はもう大丈夫だから!」 でも彼を見に集まる人たち同士で感染の危険があることなんか思いもしないのね。 自分以外は知ったこっちゃない…。 ホント、予想を裏切らない。苦笑。 で、支持者の方も 「コロナなんかこわくない!」 「自分は大丈夫!」 「あれは民主党の陰謀だ!フェイクニュースだ!!」 「ウィルスなんか本当はない!」 「21万人も死んだなんて嘘だ!!」の嵐。 肥満の白人、が目立ったけど…。 もうカルトだね…。 見るの不快だったから早々にチャンネル替える。 どうせリベラル系のコメンテーターがまた大統領をバッシングするし。 もうお祭りなんだよね、大統領選挙って。 アメリカのテレビは4年に1度のこれで儲ける、っていうから。 出来レースなんだろうな。トランプみたいなのが出て来て盛り上げてくれれば大成功なんだろうね、ビジネスとしては。 で、日本政府としては。 多分トランプさん再選の方がいいんだろうな。 だって小難しくてどこか中途半端なリベラル(民主党)よりくみしやすいし。 わかりやすいから戦略も立てられるし。 だいたい歴代自民党政権と共和党とは相性いいんだよね。 世界各国もおそらく…。 「神輿は軽くてパーがいい」って言われるから…。 なまじ中途半端な知性よりわかりやすい雄たけびの方がいいんだわ。 まるでプロレスだな… ファイヤー!笑。 それにマーケット! コロナ禍で、あれだけ株価が乱高下すれば、大歓迎だろうね。 だって株価って上がり下がりした方が望ましいんだもん。 うまく波に乗って、下がった時に買って上がった時に売る鉄則。 元々金持ちがさらに金持ちになる構図。 まあ選挙も株もノータッチなのでどうでもいいか。 アメリカ人じゃないし。 なるようになさって! 私はマスクして手を洗い、おとなしく原稿描くから。 ふう。
PS. 秋アゲハは最後のサナギが2個のみ。 羽化にはもう2,3日かかるかな。 夏アゲハよりトラブルが少しあったけど概ね良好。 楽しかった。 また来年待ってる。 ビバノンノ!
「初登山♪」
先週久しぶりに登山。 というか、今年初めての山登りだ。 あれ。 春先からスノボも登山も自粛になっちゃったから。 春の新緑登山も花見もトップシーズンであるはずの夏も。 全然登れなかった。 もっとも、ここ数年は猛暑で夏は登らないコトも多かったけどね。苦笑。 涼しくなる頃には…って。 さすがに待ちわびてた。 こんなに山の風が恋しいなあ、って思ったことはなかった。 ほんとにね。 いつも早起きがいやだとか疲れるとか面倒くさいとか言ってた日々が何と有り難かったことか。 改めて思い知る… やはり失ってみないとホントの価値はわからないものなのね。 で、ようやく。 近場で日帰り、山梨の兜山(かぶとやま)へ。 何年か前に1度登った事があったけど。 山梨の手ごろな低山はほとんど登っちゃっていたからね。 山梨の低山は結構登山口までたどり着くのに苦労することもある。 北アルプスとかの山と違って地図もままならなかったりするし、案内の立て札とかも小さくて見逃すこともしばしば。 ナビにのってない私道や農道を通ることもあって。 道をたずねようにも誰もいなかったり…笑。 こういう時って磁石は何の役にもたたないのよね…。 また、災害とかで土砂崩れで通行禁止にあうことも。 「狭い」日本もなかなか奥が深い…。 今回もまたフルーツ街道で迷い、1時間遅れてようやく登山口に。 迷っているうちに「そういえば前回も同じような迷い方したっけな」と思い出して苦笑い。 帰りにぶどう買おう…。 さあ出発だ。 低山だけど登山者多いかな?と思ったけど人はまばら。 「GOTOキャンペーン」が始まったからこんなタダで登れる山には行楽に来ないかな? ここは岩登りのゲレンデがあるのでクライマーの方が目立つかな…。 子供二人連れた家族も一組。 距離に気をつかいつつ、 「ようやく登れますね」 「ここならマスク要りませんね」とか言葉を交わして。 ほんと、それ! ようやくマスクから解放された! たいていそれぞれのペースで登るので、距離があいたりしてほとんど単独行みたいになる。 すると遠慮なく大きな声が出せるのだ! 何か月ぶりだろう! 思わず「ヤッホー!」と叫ぶ。 ちなみに山でヤッホー!と叫ぶ人はいないんですよね。 300山以上登ったけど頂上で「ヤッホー」と叫ぶ人を見たのは1度きりだった。 誰も「ヤッホー!」は言わない。 もちろん私も。笑。 でもこの日は、頂上でもないのに意味もなくヤッホー、と叫んだ。笑。 なんかうれしくなってね。笑。 ちなみに「ヤッホー」はドイツ語の「ヨッホ」=頂上からきてると聞く…。 急登も全然きつくない。(私は急登きらいじゃない) むしろうれしいくらいだ。 一歩、一歩踏みしめて登る…。 ようやく… ああ、山に登っている…。 山梨の低山って好きだ。 北アルプスや八ヶ岳の山と違って岩が少ないからね。 ほとんど柔らかな、土の登山道。 低山だから樹木に囲まれて、直射や雨から守ってくれるし。 この日は雲で見れなかったけどたいてい富士山が見える! それも特大の! 山梨百名山も8割方登ったけど、どの山も気持ちよく登れた。 日帰りで気軽に行かれるしね。 兜山も登って降りて2時間半。 しかし、下りはチト脚がなまっていたか…。 急下りでの、バランスを取り方を少し忘れていたようで、何度か滑って尻モチをついた。笑。 下りはけっこう太ももにクルのよね…。 たかだか1時間くらいの下りで… バテはしなかったけど翌日筋肉痛に見舞われた。 それも何か月ぶりか… なつかしい痛みだわ…笑。 そしてここちよい疲労… ああ、これよ、これ。 気持ちよい登山ができた。 つかの間、コロナを忘れたんだよ。 忘れることができた。 それだけでも登りに行ってよかった。 山は変わらず待っていてくれた… 静かに、力強く。
PS. エッセイ漫画「なつこの百名山」が電子書籍で発売されています。 今までここでちょこちょこ載せてましたがようやくまとめることができ ました。 描き下ろしも少しあります。 よろしければどうぞ。 <Renta!>9月1日先行配信済み https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/220290/ <kindle>(*配信開始と同時にKindle Unlimitedへエントリー予定) https://www.amazon.co.jp/dp/B085DC1F8S <DMM> https://book.dmm.com/detail/b454cmow01506/ <楽天kobo> https://books.rakuten.co.jp/rk/1e4cf199cfc73f458c399c7a8557138a/ <コミックシーモア> https://www.cmoa.jp/title/209750/ <紀伊国屋書店> https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0898261 <BOOK☆WALKER> https://bookwalker.jp/de9afb6317-bba4-4fa8-8708-9666f7a22f1d/
「イモムシ通信」
後輩のK君とアゲハの飼育のメールをしてる。 今は秋アゲハの季節、お互い自分の植物に付いているアゲハの幼虫を集めて育てて。 私はキンカン、K君はレモンの木、とのこと。 山椒が一番いいらしいと聞くが…。 「いま黒のチビイモムシが3匹」 「うちはようやく青虫になった」 「うちはそろそろ脱皮しそう… 青虫になったらすごく食べるので葉っぱが足りなくなったらどうしよう…」 「私は昨年キンカンの苗を追加で植えていたから大丈夫。 でもまだ秋の幼虫たちは見つからない…」 「花屋で売ってるかんきつの木は気を付けたほうがいいよ。 いつだか〇田さんが追加で買ってきてイモムシに与えたら 農薬が付いてたらしくて死んじゃった、って…」 「それは大変…気をつけよう」 とか。笑。 サナギになった、なりそう、そして羽化した、飛んでいった、と報告しあって。笑。 「とうとう羽化の瞬間を見れた!」 「ええっ、いいなあ、ボクはまだ…」 と言った数日後、「ボクも見られました!うれしいなあ」… ちなみに6月と9月はイモムシの季節らしいのよね。 チャドクガなどは被害甚大。 これはごめんこうむりたい… アゲハ以外はいやだ。笑。 先日もプランターのオリヅルランに謎のイモムシ(多分、蛾)が大発生、おびただしい量の糞がプランターのふもとにあったので気が付く。 もう葉はぼろぼろだったので土から捨てる… もちろんイモムシも一緒に… ヤダヤダ。 同じ時期なのね、イモムシ類は。 それ以外の時期にはいそうでいない、らしい。 なにやら自然の決まり事が…。 アゲハだけ歓迎♪笑。 とうとうアゲハの青虫、あの図鑑にのっているきれいなプリプリの緑色の身体に触っちゃった。きゃ♪ さらりとしたプリプリとした感触… キモかわ… 自分の足の裏の柔らかいところと同じだ… ひゃひゃひゃ。 生まれて初めてイモムシに触っちゃった… 記念日にするか…笑。 で、私のアゲハ。 食欲の秋のせいか?秋アゲハの3きょうだいイモたちはよく食べるわ。 そうとうデカくなってもまだ食べる… 食べる… するとすごくデカイ糞を出す… 出す…。 しかし、デカイせいか重たかったのかな? 先日2匹つづけて前蛹から本蛹になるルーティンで足下の固定がはずれ、落っこっちゃった! 糸で吊るされたままクネクネともがき、一応サナギにはなったものの…。 ネットで検索すると、落ちたサナギはボール紙みたいので三角錐の形を作り、それに入れておけ、と。 それをやってる最中にセロテープにひっかけてすでになっているサナギの糸を切ってしまい…(ごめん!!)
このようにレスキューをしてみました。
まったく… 太り過ぎ(?)で固定をはずすなんて、ドジだなあ。 そんなんじゃ厳しい自然界では生き抜けないぞ…。 果たして無事羽化できるかなあ? もし羽化の時に困っていたら介添えをしようかと。笑。 がんばれ! ヒー、ヒー、フー!(お産かい…笑) K君にもウケてた。笑。 イモムシ通信は続く… 「夜に羽化しちゃったよ、朝まで待つかなあ」 「でも去年、待たせていたらケージの中で飛んで羽を傷つけちゃったことが あったし」 「飛びたそうだから出しちゃったよ」 「夜に?飛べるのかな…」 「うん、飛んでった。一回り私の頭の上を旋回して… というのはうそで(笑)、挨拶もしないで行っちまったよ…」 「恩返ししてほしいですよね…」 なんてコトをいいトシした大人が楽しんでいる。笑。 でも、見てると飽きないのよね。 前足でじょうずに葉を持って、ソース煎餅みたいにシャクシャク葉を食べる様は見ていて全然飽きない…。 そして無事羽化して飛び立った時はシンプルにうれしい。 それが果たせなかったコも何匹か居て、それは悲しかったけど。 何がいいか、って1か月くらいでいなくなるところ。 あとくされがない…笑 犬猫みたいに十何年も命の責任を負うのと比べたら楽ちん。笑。 ちょっと寂しいけどね。 でもさわやかで。 ようやく秋晴れ、無事に飛んで行ってほしいな。 あまり寒くならないうちに…。
PS. 友人が小学校の先生で、長年学童と一緒にイモムシ飼育するんですって。 学校の校庭からイモムシ探して来たりして、それぞれの虫カゴで育て…。 窓のカーテンの上でサナギになっちゃったりしたり。 で、ある時サナギから蛾が出て来た時は呆然としたそうな。 きゃあ。