「ひどいDVD」 ・・・を見ました。 うう・・・ 見るんじゃなかった・・・。 クエンティン・タランティーノ監修の「ホステル」。 タランティーノっていうから借りて見たら、もうただグロテスクなだけでさ。 サディスティックホラーと書いてあったけど・・・作りもんとわかっていてもちょっと見ていられないくらいグロい。 ひたすら気分が悪くなる・・・ ホラ−好きな私でも目をおおったよ・・・。 ・・・というと、つまりホラーとしては「よい」ということかしら。 でも「怖い」というよりは「気持ち悪い」だよ・・・。 どうなのかねえ・・・。 最初の方、ちょっと「変態村」に似てた。雰囲気というか。 ひょっとしてパクったかしら。 ということは「変態村」は結構秀作ということか? まあ、ここに出てくる東欧の村もかなり変態な村には違いないけど。 フランス風変態とアメリカ風変態・・・ どっちがいいか、というと・・・ 私はフランスに軍配を上げよう・・・ どっちだっていいか。 まあ、タランティーノはやっぱり変態、ということだな。 ああ気分悪い・・・。 これだけインパクトを与える、ということはやはり成功なのかな。 くそう・・・やられた。 でもナイフで切られそうになるより「はさみ」で切られそうになる方が数倍ヤダね。 ううう・・・ ぞぞっ。 「SAW 3」もレンタル中。 見たアシさんによると、「〜1」ほどの出来ではない、とのこと。 うん、「SAW」はよかったな・・・。 P.S 昔、「グレートハンティング」という映画(の宣伝)で人間がライオンに食い殺されるシーンを見て吐きそうになったっけ。
夏子
「いらない物入れ」 アシのKネコさんが財布を落とし、御両親が財布を買ってプレゼントしてくれるというのだが・・・ K「どうしよう、多分すごく趣味の悪いやつだと思う、ネコの柄の財布、って 言っていたけど」 私「あんたのお母さん、昔『お願い猫』かわいい、って持ってた前科がある よね」 K「そうなのよ。他にも姫だるまとか変な人形とかくれたことあるし」 私「でもせっかくのプレゼントにケチつけるのもいかがなものか。」 K「そうなのよ、でも絶対趣味合わない・・」 私「まあ、一応御礼言って、受け取るのが大人かしら。いらないカードとか 入れたら。」 K「そうねえ・・・」 と言ったところではた、と気付く。 いらないカードは捨てるよね、普通。 そういえば実家の母のところには昔から「いらない物入れ」みたいなものがあったっけ。 で、何が入っているかというと、ボールペンのキャップ(だけ)とかつまようじとか、輪ゴム、切れの悪い爪きり何個も、大昔の診察券、謎の目薬、etc.・・・。 いらない物は捨てればいいのに、母はなんだか箱(しかもなんだかわからない紙の箱とか)に入れていた。 台所にもよくあったのがシューマイについてる醤油入れ、何かのふた、たくあんの切れ端等、ごろごろおいてあった。 捨てると怒るんだよね、お母さんって。 と言いつつ、自分の机の引き出しにもあるある、どこのだかわからない鍵、伊東屋のメルシー券一枚だけ、一度も使っていないイヤーホーン、小さい消しゴム、消しゴムのカス(ごみだ!)謎のプラスチック片、随分前の宅配便の伝票、歯間ブラシの入っていたプラスチック容器、正体不明の鎖(キーホルダーについてるような)、唐突に宝石(アメジスト、子供の頃の父のおみやげ、多分安物)ホテルについてたブラシ、空のメガネケース、謎のピラピラしたビニールみたいな切れ端みたいな・・・(何だ!?) ほこりやら何やら・・・。 つまりほとんどごみだ!でも捨てると寂しいかもなあ、思い出もあるし・・。 (同じ事が洋服だんすにも・・・) 引き出しの半分以上がごみだったりして。ごみに囲まれて暮らしていたのか、私は。 テレビでよくやってるごみ屋敷の事笑えないや。 そうじしようかな、そのうち・・・。
ちょっと前には「産む機械」発言、最近では「ナントカ還元水」他にもいろいろばかばかしい問題が国会を騒がせている。 野党の人たちがここぞとばかり大喜び(?)で誰ぞを追求するのは当然なんだろうけど、どっちもさあ国会の場を使うのはどうかと思う。 自分達の反省なら時間外にやってほしいよ。 「勤務時間」中にやるのはやめてほしい。 そんな事に使う時間じゃないじゃん。 時間外に、「サービス残業」でやりゃいいのよ。 自分達の失態を反省するのにどうして「給料」がでるのさ・・・。 野党もさ、ボイコットするならその分の報酬を返上してほしい。 なんで抗議のストやるのにお金がもらえるのか。 (しかも追い詰められず) もっと他に審議しなきゃならないことあるでしょ・・・となんか、小学生みたいな事を言いたくなる今日この頃でした。 はあ〜〜〜。 忙しいので短いけどこの辺で・・。 P.S アシのKネコさんの御両親がスコティッシュホールドの子猫を購入! 耳が折れてまん丸、ものすごく可愛くてまさに「ドラ美かわいい〜〜」って 感じ(スコティッシュはドラエモンのモデルらしい、でもオス)。 丸いので「マルちゃん」と呼ばれているそうだ。
「JUNちゃんの湯呑み茶わん」 10何年来の知り合いの編集さんのT君(JUNちゃん)がめでたく結婚(2度目!)をした。 しかも「デキた婚」というので目出たさも2倍。 2ヶ月後には1億2374人目(推定)の日本人が誕生する・・・。 T君との付き合いは長い。 一緒に仕事をしたのは短いが交遊は続いてる。 「こいつは大馬鹿か大物がどっちかだ・・・多分馬鹿の方だろう」 初めて会ったのはT君がまだ新入社員の頃。 青山あたりのしゃれた通りで、道々つぶやいていた。 「ヘイウチさん、僕のナニ、でかいんです、湯呑み茶わんくらい・・・まじ悩んでいます。 この間など、風俗の女性からことわられてしまいました・・・。 こんなんで、彼女ができるでしょうか、まして結婚など・・・」 知るか〜!! 「こいつ、結局自慢してるんですよ、ヘイウチさんほっておいて下さい」(先輩編集者) 「違う、違う・・・ほんとに僕は・・・」 知るか〜〜!! が、T君ほどなく無事(?)恋をして結婚。 でも幸せはつかの間、数年の泥沼を経、「キモイ」の一言で離婚。 何年かおちこんだ様子だった。 「こいつ、同情されたいだけですよ、ヘイウチさんほっておいてください」(同) ある時は20キロの減量に成功、30年近いデブ人生から脱却。 「僕、生まれて初めてデパートで服を買えました!」 と、うれしそうであった。 またある時は既婚者(当時まだ)である事を隠して合コンに参加。 とある女の子とデートに持ち込んだ。(この外道!) さりげなく結婚している、という事を告げたらメールがこなくなったと。 フラレたんだ・・・と傷付いている。 「当たり前だ、普通怒るよ。」 「違う・・・違う・・・僕が、僕がヘンな顔だから・・・・」 馬鹿〜〜〜!!! その後、会う度、 「見てて下さい、僕生まれ変わります・・・」 と言ってたっけな。 一時、2ちゃんねるにハマり、 「いずれ日本など脱出してマンションを貸してその家賃でタイかどこかで暮らす、 インターネットがあれば一人でだって寂しくないや。」と言っていた時は心配したぞ。 しかし、このたびの慶事。 「デキてしまったんです・・・さすがにその時はあせりました。まるでヤンマガの漫 画の様です・・・。 多少のすったもんだもありましたが、腹を決めました。 ・・・でもピンときません。喜びより、戸惑い、不安の方が大きいです・・・。 不思議な気分です。寂しくもあります・・・飲み歩いたりバカやったりした日々が、 遠くなっていくような・・・青春が終わった、という感じです。...」 そう、青春が終わったのだ。 青山の通りで「彼女なんかできないかも・・・」とつぶやいた日々。 デブでみっともなく、イクあてのない湯呑み茶わんを抱えた20代のT君がどんどん俯瞰で遠くなっていく・・・その自分・・愛しくはないか。 人生が登山なら幸せは登りの中にある。 というより登りの中にしか幸せはないのだ。 登りこそが人生だ。 登れ! 登れ! ひたすら登れ! このたびの湯呑み茶碗のおイタが人生の快挙か、はたまた呪いの連鎖か? 登る事でしか答は出ないぞ! 歯をくいしばって登れ!・・・・ 幸せになってくれ! (くれぐれも派手なオチなどつきませんように・・・) JUNちゃんに捧げる。 P.S 『ヤマケイJOY』春号にインタビュー載ってます。