不正入試やら障害者雇用水増しやら頭来るニュースが続きますね。 少し前のだけどストレートに頭来たのが医大受験の、女子の点数八掛け、ってやつ。 あれはちょっとないなあ。 それに対し、現場の現状を考えたら仕方ない、って意見も少なからずあったことも驚く。 それとテストの点は別じゃん?って思うケド。 テストなんだから点数は結果として正しく出すべきでは? だってペーパーテストなのに。 試験受ける方はたまったもんじゃないよ…。 男女比のバラツキを懸念するのであれば初めから「男子何名」とか公示しておけばいいのに。 男性の方を多く求む!って。 そしたら別の医大受ける女子もいただろうに。 陰でコソコソ点数操作するなんて。 今回別の不正で露わになったけど、それがなければ闇に葬られていたわけでしょ。 今まで、自分の学力が足りなくて不合格になっていた、と落ち込んでいたり、将来や抱いていた夢を変更してきた人は悔しかっただろうな。 過去の事実は今となってははっきりとはわからないのでいっそうモヤモヤしてるだろう。 そして(点数操作の)真実を知って大学とか、社会に対して拭いようのない不信感を持ってしまったら、なんかそっちの方が罪悪のような気がするよ。 オトナは汚いなあ!とか しょせん世の中なんてこんなもの!とか。 医学の根幹で最初の一歩、入り口で「信頼」を欠くという事はひいては患者の側、私たちに不利益ではないですか。 お医者様が信頼できなかったら私たちはどうしたらいいのか? それにしても成績だけで決めたら女子ばかりになってしまう、って。 だったら「成績」だけで決めなきゃよいではないか。 面接とかで将来どんな医者になりたいか、とかそういうところも評価すればいいのに。 頭だけよければよいお医者になれるわけでもないでしょう。 適正とかあるんじゃないのかな。 成績はちょっと劣るけど気はやさしくて力持ち、とか。 自分が患者としてかかるなら、もちろん有能なお医者さんを選びたいけどその前に性格の悪そうなお医者は問題外だけどなあ。 よく耳にするけど「失礼なお医者さん」とか「偉そうなヤツ」とか。 二度と行くもんか!って思うよ。 やっぱり、元気で明るいお医者さんがいいなあ。 もちろん友だちを選ぶのとは違うけど。 民放で時々大げさに紹介してる「神の手を持つ…」とかじゃなくて普通のお医者さん。 誠実な、冷静な、タフな人間であれば女性でも男性でもかまわないのに。 幸いなことに命にかかわるような大きな病気はしてないけれどこのお医者さんにだったら一生診てほしい、って思うお医者さん何人か出会えた。 そしてそういうお医者さんからさらに「この先生ならおすすめ」っていうお医者さんも紹介してもらえたりする。 別の科の。 イモのツル、というとたとえは適切じゃないけど、やっぱり似たような価値観だったりするので、紹介されたお医者さんはたいてい「当たり」かな?って感じるわ。 お医者さんといってもやはり人間なので「友だち付き合い」ができるなら人柄も信用できるんだよね。 一目みただけで「このお医者さん、凄い!」って方も居たわ。 もちろん診察していただく機会自体が少ないので2,3人。 さらに深刻な病状では全然なかったのでそれっきりですが。笑。 いやほんとに漫画みたいな「オーラ」があったのよ…。 たまたまネットで探して、運よく予約が取れた評判のよい、という女医さんは実際言葉のはしばしに知性があふれ説得力があったなあ。 (幸い診察は一度だけでしたが) ま、本当に幸いなことにおおむね健康なので現実で「望ましいお医者さん」をあげるとしたら、 「近所で」「そんなに混んでなくて」30〜40代くらいならいいかな。 だって自分より年上だとね。 できれば長く営業していただいた方が…。 一度だけ20年くらい前かな、たまたま行った眼医者さんが、80才くらいの御婦人でね… でも診察はきりっとしておられた。 年配者にありがちな偏見とかまったく感じなかった…。 もちろん近所に「二度と行くもんか!」ってお医者もいたけどね。 あそこはやめた方がいいよ…的な。 近所にクリニックは一杯あるので代替はいくらでもある。 行きつけの薬局の方に情報をいただけることもあるし…。 「あなたでしたら眼医者はどこに行きます?」的な。 割と役に立ちますね…。 やっぱりお医者さんの適正、って大事だわよね。 それは成績、点数だけで測れるものではなく…。 大切なお医者様、その第一歩になる大学受験なのだからもう少し緊張感を持って選んでいただきたいものです。
PS. しかしね… ゲタ履かせてもらっても不合格だった男子。 ちょっとかっこ悪い… むしろその真実を知らなかった方がよかったかも? オレ、2割増しでも落ちたワケ!?って。苦笑。
夏子
「残暑かあ…」
台風の影響とかなんやらで、関東は一時期の猛暑(酷暑?)が一段落して数日…少ししのぎやすくなったような。 昔から8月も半ばになると(お盆過ぎると)なんかこう、夏が終わっちゃう感じがするのよね。 子供の頃は7月のうちは何とも長く感じた夏休みだったのに当たり前だけどしばらくすれば 「えっ?もう8月?大丈夫大丈夫、まだ夏休みはたっぷりある… まだ初旬だし…」とか言って、 でもそのうち 「あれ、もう中旬だわ、でもまだ大丈夫大丈夫…」で、 あっという間に 「あれー、もう下旬だわよ、大丈夫まだあと数日ある…まだ…あれ…」と無情のカウントダウン、であっという間に9月! 10代の頃に刷り込まれた感覚というのは未だに残っているもので。 というか一生消えないかな…くう…。 残暑のアシの速いこと! しかしここ数年の猛暑、特に今年のアレはすさまじかった…。 (それでも途中ブレイクがあった関東はまだましで、連続だった西の方はさぞ かし…西でなくてよかった……) 不思議なモノで、あれほどの暑さだといろいろな悩みやゴタゴタは後回し、とにかく熱中症にならないように! 水分取って! ニュースでは「エアコンは適切に」から「躊躇することなく!」に変わっていって…。 なんか何かと戦争してるみたいだったわ…。 仮想敵国・夏!みたいな? とにかく周囲は一致団結して、出会う人ごとに知らない人とでも 「お暑うございますね…」 「本当にね…」 「昔は東京はここまで暑くなかったですよね」なんて声を交わしたりする…。 あれは悪くなかった…。 共通の敵と戦っているわけですから。 シンパシーが生まれるわけよ。 でもそれも一段落?…ピークを越えて。 「ああ、ようやく夜明けが…」ってなんか達成感みたいなものが涌いてくる。 そうそう、インフルエンザにかかって苦しくて、でも段々治ってくる感じに似てる。 明けない夜はない…的な。 するといい気なもんで、あの暑さを懐かしく感じたりするのさ、夏への追悼、というか。 今日は少し残暑で暑かったけど、さっき乗ったタクシーの運転手さんに「暑いですね」と声かけられて、「いやあ、少し前のアレ!に比べたら今日なんて全然マシですよ」なんておしゃべり。 確かに今日は日が出て日射は普通に暑かったけど、湿度がさほどでもないせいかな? 全然ウェルカムでした。 もう何日かでもっとしのぎやすくなり、気持ちのよい秋がやってくる。 ここ何日かの気持ちのよい風を浴びながら、でもなんか少し物足りない気分になっている。 だって猛暑の時は後回しにしていた悩みやゴタゴタが目の前にもどってくるわけよ。 「猛暑だから」の言い訳はもう使えない…。 なんかあの猛暑が懐かしいなあ!! 私は夏はきらいじゃなかった。(夏子だし) むしろ大好きだった。 外に出てあのむっとする熱気を浴びてはエアコンで冷えた身体を癒やしたものだ。 …てなことをタクシーの運転手さんに話したら 「それはお客さん、強いですよ!身体が強いんです!」 自分は暑いの苦手で…と。 いや、さすがに35,6度の時はもう問答無用で白旗でしたよ。 でも30度くらいなら…。 ああ、頭から水被ったみたいに汗びっしょりになって、水風呂に飛び込むのは気持ちよかったなあ…。 その猛暑も過ぎて、先日ようやくエアコンから解放されて窓から風を入れた時、机の上に広がって寝ていた猫(ピーチ)が顔をあげてうっすら目を半開きにして、 「…あら、風ね…」っていう表情をしたのよ。 「そうだよ、風だよ」と私も猫のあごあたりを掻いてやって、気持ちよさそうな猫を見て私もひとときなごみ…。 猫のやつ、調子にのってあごを私の手に押し付けて、 「…もっと掻い掻いして…そこもっと掻い掻いして…」って気持ちよさそうにあごを動かす… その小さな頭のぬくもりと重み…。 そうだね、気持ちのいい季節だね…。 猫は暑いのは割と平気で、適当に涼しいところを探して寝ている。 エアコンの部屋に居てもしばらくすると日当りのいい場所に移ったりして。 エアコンで冷えた身体を温めているのかな…。 過行く夏を悼んで感傷にひたる… まあ来年もきっとまた忘れずにやってきてくれるだろう… そこらへんも昔と変わらない…。 (来やがるんだよ!!来なきゃ来ないでまた問題かな?) しかし願わくば32度くらいで抑えてくれないものかなあ… 無理かな…。 でもま、過ぎたんだわ… 取りあえず今年の猛暑は。 終わったのよ。 さわやかだけどちょっと寂しい。
PS. アメフトやらパワハラやらまだまだ続くスポーツスキャンダル… しかしバスケのアレはみっともないね。 大会期間中は、夜遊びはもちろん酒一滴も飲まないアスリートもたくさん いるのに。 それどころか年頃の遊びも食事も我慢して競技ひとすじ…が普通だと思っ ていたのに。 マイナー競技の方が緩いのかな…。 それでもあんな形で記者会見させる必要はあったのかな…とも思うけど。 なんか公開処刑みたいで見てられなかった… お偉いさんは逃げるか入院するのにね。 ちょっと不公平。 しかし親は泣くね。