ちょっと涼しい日が続いたと思ったらまた猛暑が・・・。 まだこれから8月を迎えようってんだから仕方がないですね。 風邪はだいぶよくなりました。あとは鼻水と咳きが少し。 みなさんも気をつけて。 ・・・このあいだコンビニでつい、つられて(?)「千と千尋の神隠し」のビデオを買ってしまいました。 映画を見てなかったのと、安いのでね。 昔「ナウシカ」買った時は一万円以上したよなあ。 ほんとに安くなった・・・。 んで、遅ればせながら感想を。 やっぱりよかったです。 でも私としては敵味方がはっきりしてるバトル物(?)の方がいいな。 ナウシカみたいな。 ゆったりしているのもいいんだけど宮崎アニメならやっぱりテンポの早いアクション見たかった。(そういうシーンも少しあったけど) そんで、キャラではカオナシが好き。 あとオオトリサマ。 かわいいよねー。 このアニメ海外でも評価高いんだけど外国人には「カオナシ」ってイマイチ理解できないんだって。 聞いた話。 なんとなくわかるなあ。 「カオナシ」って、傷つきやすいくせに凶暴。 なんとなく一部のオタクを連想しちゃう。 なんとなくだけどね。 さすが宮崎駿。 私は昔一年くらいアニメの背景の仕事をしていたことがあります。 当時はほとんど廉価なテレビシリーズばかりで、こんな贅沢な最高級のレベルのアニメなんて見たこともなかった。 あの時ナウシカとかトトロを見ていたら、あのままアニメ業界にいたかもしれないなあ。 いや、ほんとにすごく感動したんだよ。 見終わったあとすごく作品描きたくなったもの。 私もがんばるんだーって。 うんざりするニュースやいらいらすることの多い中、ほんとうにすばらしい芸術作品や、音楽や映画を見ると本当に心が浄められる思いがします。 創作意欲をかき立ててくれる何よりの刺激になりますね。 宮崎アニメもその中のひとつであります。 感謝、です。 (今頃・・・って感じ?) P.S 宮崎アニメがスポ根やったら・・・すごいだろうなあ。
なつこ
ううう、苦しい。夏風邪をひいてしまいました。 先週からのどがなんか痛いな、って思っていたら今週になってきてしまいました。 どうも風邪みたいです。 せきと痰がでます。 微熱もあるようですが測ってないのでわかりません。 測ったところで熱が下がるわけじゃありませんしね。 痰はめったに吐いたことがないので吐き方がよくわかりません。 「クエー、クエーッ」っとにわとりみたいに大騒ぎしてペッと吐き出すようです。 大物がでるとちょっとうれしい。(すみません。) うまく吐き出せないと飲み込むしかないので気持ち悪いです。 (食事中の人すみません・・・。) きのうから鼻水もでます。 水っぱななので仕事中下をむくとたらたらたれてきて困ります。 苦しいし。 しようがないので鼻の穴にちり紙つっこんでいます。 まるでエクトプラズマみたいです。 両方の鼻の穴がつまると息ができなくていやですね。 口で息をするとのどが痛いです。 早く青っぱなになるといいなあ。 運動選手がよくしている鼻の穴に手塚治虫のまんがみたいなテープ張ると少し息が楽です。 取る時、毛穴すっきりパックみたいに汚れみたいのが少し取れました。 よかったな。 東京はすっかり猛暑で熱帯夜で、でもクーラーは苦手で(少しつける) でもつけないと熱っぽいので汗がでて・・・。 どっちにしろ苦しいです。 人に移すと早く治る、というので一生懸命アシスタントに向かって咳きをしてるんですがなかなか思うように移らないものですね。 ちくしょう・・・。 食欲はちっともおちないのでちっともやせません。 床にころがっていたら猫のやつが添い寝をしてくれました。 こんな時に毛皮がきてもちっともありがたくないんですけどね。 毛で咳きはでるし・・・。 まあ、夏休みなんて関係ないし何の予定もないのでおとなしく仕事しています。 夏なんて早くおわっちゃえばいいのにね。
うさんくさいニュースや台風で暑苦しい日が続いてますがいかがお過ごしですか。 なんちゃって。 火曜日は台風がいらっしゃる、ってんで仕事場をお休みにしたら昼ごろにはとっくに峠を越した、とのこと。晴れちゃってるじゃん...。 水曜日は〆きりがあるのにね。 といっても今日の〆きりはフレッシュマガジンの漫画の描き方、番外編の10ページでした。「雲の上のドラゴン」が好評につき追加依頼でした。 8/8発売ですって。よろしくね。 以前描いたのもかき集めて何とか1冊の本にまとめたいんだけど...。 まだ少しかかりそうだわん。 ところでいよいよ「ROAD」新作も42号スタートが決まりました! さっき担当のM田くんから電話があって。 ああ、とうとう決まっちゃったか、仕方ない、覚悟をきめるか....。 実は新作はもう去年から打ち合わせをしていたし、2月からずっと描きためていたんでした。 当初は6月くらい...とかいってるうちになんやかんやで遅れて、(7、8月は避けよう、とかワールド杯見たいとか)とうとう9月になってしまいました。 描きため、って確かに変則的な形だけどある程度まとまった枚数で読んでほしい、なおかつ週刊誌(とりわけ少年マガジン)にこだわりたかったのでそういう形になりました。 けして最良の形とは思ってはいませんが現時点では仕方のない選択です。 内容は自信のあるものに仕上げています。 けして遊んでいたわけじゃないのよ...。 まあ、スポーツの秋、ってことでスポ根、行きますよ! (まだちょっと日にちあるか) とにかく一生懸命描いてま〜す。待っててね!見捨てないでね! おっと、今ニュースで正式にジーコ監督決定ですって。 どうなる?日本代表?! P.S 使えない赤字スタジアムは壊してしまえ。「兵どもが夢の跡」だ。 それがいやなら使い方を考えよう。 東京ドームみたいに「着物見本市」とか。 なんかないか?! 高校選手権やインターハイ、芝のピッチ使わせてやればいいのに。 使用料はTOTOをまわすの。だめかなあ? それとも...もう1回ワールド杯日本でやるの。 2回といわず、何回でも。毎回でも。トヨタカップみたいに。 日本のサポーターは世界一公平だと証明されたことですし。 今度こそベスト8だ〜!
今週発売の少年マガジンから新しく始まる「ぱすてる」の作者の小林俊彦君は以前ときどきうちの仕事を手伝ってくれました。 初めて来たのはもう8〜9年くらい前だったかなあ、今もだけど当時から人呼んで「天下無敵の好青年」なんですよ、小林くんは。 性格のいい子で、女ばっかりのうちのスタッフともすぐなじんでくれて。 それになんといっても絵がうまかったので「Jドリーム」の飛翔編や完全燃焼編の見開きなんかの大きな絵はたいてい彼が描いてくれたんですよ。 前から小林くんの画力はすごいものがあって私よりすっとうまくて。 特に色原稿なんかは私も彼の描き方を参考にしてたくらいですから。 ・・・でもその小林くんも何年かきびしい時期が続いて、でも本人はひょうひょうとしていたんですけどね。 ただ、うちで描いてもらう彼の絵が少々技術にかたよってちょっと冷たいイラストのようになりはじめて。 よくないなあ、早く自分の作品を描いたほうがいいなあ、と心配してたの。 一度スポ−ツ物で連載もしたんだけど、いまひとつ本人ののりにあってないように見えたので、ある日小林くんに言ってみたんです。 私 「ねえ、あんた男くさいノリって苦手でしょ。」 小林「はい、苦手です。」 私 「あんた植物みたいだもんね。」 小林「ええ、そうなんです。」 私 「女の子描いてみなよ、あんたの絵はその方がむいてると思うよ。」 小林「そうですかあ?」 私 「うん。それにあんたは普通のスケベでしょ。」 小林「はい、普通のスケベです。」 私 「きっと描けるよ・・・。」 こんな会話をしたのが2〜3年前か・・・。 つまりなにが言いたいか、っていうと今小林くんがあるのは 私のおかげなんですよね。 ・・っていうのは冗談です。 去年の暮れ、「貯金ができたんならおごれ」とたかったら「いいですよう」と、焼肉をおごってくれました。 お姉さんは感無量でしたね。 まさか小林くんにおごってもらえる日がほんとうにくるなんて。 夢みたい。 もっとヒットしたら今度はスタッフ全員でたかりに行くからがんばってね。 みんなも「ぱすてる」読んでね。 P.S 小林くん、今度色原稿ちょうだいよ。大きいやつ。
ワールド杯について 終わっちゃいましたね。みんなつつがなく日常にもどりましたか? 私は日本が負けた時点でもう気分は終わってたので後遺症はほとんどないですね。 感想としては前半わくわく、その割に後半ややもり下がり。 日本が負けたことが大きいんだけど後半ビッグカードが少ないことも寂しかった。 イングランド対アルゼンチンとかブラジル対イングランドとか、考えただけで「うおー、どうなるんじゃー!」と叫ばずにいられないようなカードがトーナメントに入ってから少なかったことが大きいな。 ほんとならワールド杯のトーナメントってよだれもののカードがめじろ押しのはずなのにちょっと物足りなかったのは事実だと思う。 リ−グ戦がおもしろかったからねえ。 といってもいわゆるサッカ−大国なんていうのも過去の幻想にすぎないわけで。 トルコやセネガルの試合はかなり楽しめたし。 でもやっぱりアズーリやラウルをもっと見たかった〜。 日本に来てほしかった〜。(フィーゴとか・・・) 日本もだけど満足した時点でもう終わっている、と感じました。 ベッカムも一番熱かったのがやはりアルゼンチン戦、ブラジルでのベッカムはそれまでもようなガッツは感じなかったし。 韓国もベスト4でもう燃え尽きた、って感じで。(無理ないか・・・) ドイツも決勝に来た時点でもう満足ってみえたし。 フランスなんて始まる前から終わってた。 そういう中でただ一国、ブラジルだけが決勝に当然のようにきてさあ、ここからがワールド杯なのだ、と感じたただひとつの国でした。 だから優勝も当然かな、と思います。 ブラジル以外にあのジュ−ルリメ杯をほんとにほしい、我こそがふさわしい、と心の底から思える国はいくつあったか・・・。 少なくとも日本はそこまで思う人はいなかった、選手も。サポーターの誰も。 ワールド杯というものは参加することに意味があるのではなく、心底優勝したい、と飽くなき欲望を燃やし続けられる国こそがふさわしい、すばらしいゲームをかなでることができるのだな、と思いましたね。 つまり日本はまだまだ途上、ということです。 まだまだ先がある・・・ 考えようによってはもっともっと楽しいことがあるんだ、ということですね。 もちろん悔しいこととセットでね。 でもやっぱり楽しかったなあ。また日本でやってくんないかなあ・・・。 P.S ベストゴールは日本戦では鈴木の一発。 泣けたゴ−ルは森島の一発。 興奮した試合はドイツ対イングランド、あのロスタイム、ロビーキーンの同点弾。 私のMVPは日本人では中田英寿、全体ではドイツのGKカーン。 ふざけるな、は韓国対スペインの主審。 かわいそうなのは直前に怪我したジダン。