「近況」 週末、八ヶ岳行きました。すっかり秋も深く、山頂の方は寒かったなあ。 天気は最高で眼下に雲海が広がり、北アルプスも秩父もその他も360度ほとんど全て見られました。 もちろん富士山も。 いやあ、近いのででっかい! もともと高いのにさらにでかく見える! 頭どころか、肩口あたりまでしっかり雲の上に出し、って感じ。 その日は韓国人の登山者グループもいて、頂上で「富士山、富士山」と大喜びしていました。 「韓国にはこれほど高い山はなくて・・・」と。 シャッターを押してもらったら、ほんとに韓国の人は「キームーチッ」って言うんですね。 「チーズ」じゃなくて。聞いてはいたけどほんとだったんだ。 前日、例の新潟地震で...。 友達が中越に住んでいるので心配して電話したけどもちろんつながらず。 翌日は通じて、無事を確認。ホッ。 (彼女、実は先日の水害の時も現場がすぐ近くで、幸い浸水はしなかった。) ちなみに彼女のおじいちゃん、地震を予言していたって。 「こんな台風の多い年はでかい地震がくる」と。う〜む。 前に大島の三原山噴火の時、おばあちゃんが頭の上に飼い猫をのっけて避難していたっけ。 ペットを連れていいのかどうか微妙なところ。 (ダメ、な事も多いとのこと) もしOKだったとしてもうちの猫はおとなしく頭の上にのっかっててくれないだろうなあ。 (しかも2匹) どうすんだよ、おい。
夏子
ふふふ、試写会見てきましたよ。 今年最大の話題作「ハウルの動く城」。 まだ封切前なんであんまり中身は言えませんが・・・ う〜ん、正直前作の「千と千尋〜」の方がよかったかなー。
技術はもうすごいの、すごく動くの。 背景まで動いちゃうんだから、もう技術レベルは世界一、宇宙一、もう銀河系一じゃないかな。 もう誰もかなわないな。 日本の誇りだ。 でもその技術にストーリーが追いこされちゃった感じでした。 でも絵はきれいだしキャラも素敵だし、キムタクも言われてるほど下手じゃないし、見どころはたくさんあるし。 (というか、見どころだらけで消化不良になっちゃったかも。) もう1〜2時間長くてもよかったのに。 うん、もったいない・・・。 あ、犬がかわいかったなー。 あーあ、また2、3年しないと宮崎アニメの新作見られないんだなあ。 しかたがないのでレンタルで前のでも見よう。 レンタルといえば先日見た「北京ヴァイオリン」はよかったなー。 去年、友人が絶対に見ろ、とすすめただけはある。 ラストなんか圧巻、ああいうのを見ると、音楽や色を使える映画はいいなー、と心底うらやましかったー。 もちろんアニメも。 では。 P.S マガジンスペシャル11月号に、私のインタビュ−記事が載ってます。 おもしろいので見かけた方、読んでね。
「ちょめちゃんが・・」 先週の金曜日に愛猫のちょめが亡くなりました。 17歳ほぼ半年。 去年みけちゃんが死んでからも元気で、みけの分までえさを食べて、ちびなのによく太って、うんこもころころしていたのだけれど。 5月ころからやせてきて、夏には猛暑のせいもあっていっそうやせて食べる量も激減して。 老衰ですが一度だけお医者に連れていったところ、 「おなかに腫瘍みたいなものができている」といわれ・・・。 8月ころからはまったく便が出なくなり、えさは少し食べるものの、ほとんど便みたいな嘔吐物をするようになってしまいました。 ああ、いよいよきたかしら・・・。 覚悟をしていたもののやはり・・・。 出かけて帰って来ると、「ちょめ、まだ生きてる?」と声をかけると、「ふにゃあ〜ん」と弱々しい声で泣いてひょろひょろベッドの下からはいでてくる。 缶詰めをあけると「にゃーにゃー」と喜んで食べる。(少量だけど) よくもつなあ、と思いながら10月に入るといよいよフラフラになってきて、 (それでもえさは食べた) 先週の火曜日、とうとうおもらしをするようになってしまって。 カリカリにやせてほとんど骨と皮ばかりで、もう立てなくなっていたんですね。 缶詰めを近づけてももう食べない・・・。 ちょめの大好物は「釜あげしらすぼし」。 弱ってきてからはそれをあげようと思いつつ、「もしもこれを食べられないようなら・・・」と、それが恐くてあんまりはあげなかったけど・・・。 「今あげなかったら多分もう食べられない!?ダッシュでスーパーにしらすを買いに走って。 そしていそいでしらすをお皿にあけようとした時、ベッドの上にいた ちょめがひゃーひゃーとしっかり泣いてベッドから下りようとして、 くしゃ、とおっこちてしまいました。 「ごめんごめん、今食べられるからね。」とちょめを抱えてお皿の近くに持っていくと・・・。 もうむしゃむしゃ、と元気よく食べたのでした。 そしてそれが最後のごはんになりました。 水曜、木曜ともうほとんど寝たきりで、何も食べず、ふれると体温がずいぶん下がっていて・・・。 木曜の夜「じゃあね、お休みね」といって私は眠り、金曜日の朝、起きた時にはもう息をしていませんでした。 ほとんど夜寝た時と同じ格好、乱れたところはなく多分眠るようにして死んでいったんだなあ、と思います。 まだ柔らかかったので目を閉じさせ、身体を少しきれいにして整えると、まるで眠っているかのような穏やかさでした。 ちょめは激しい人見知りで、私以外のほとんど誰にも懐かず、姿を見せることさえしませんでした。 「困ったやつだ」と思いながらもひとしおかわいい子でした。 雑種で、中途半端なトラ模様、小さくてみすぼらしくてアイラインは片目だけ、一生のほとんどの時間をおふとん(私の!)の中で過ごして・・・。 どんなにきれいな猫が来ても、みけちゃんが生きている時も、この子が一番好きでした。
最近熊出没のニュースよくやってるよね。 先日泊まった宿のおやじさんはその道40年の熊撃ち名人だそうだ。 そのおやじさん、何年か前、熊を仕留めたらそれが母親熊だったそうだ。 そのそばに小熊がいて、しかたないので連れて帰り・・・ 「しょうがないからこのくらい(猫サイズ)からこのくらい(中型犬)まで 家で飼ったんだ。 もう野生には帰れないからね。」 「それで、どうなったんですか?」 「群馬に、熊の入る露天風呂、ってちょっと有名な温泉宿があってさ、 そこがぜひほしい、っていうから家の温泉で、掃除の前に、 熊を温泉に入れて、少しトレーニングしてさ。 そしたら熊は喜んじゃって、朝になると温泉に入れてくれ、って せがむようになって、中で泳いじゃったりして・・・」 「で、無事その温泉に『就職』させた、ってわけですね。」 「うん。」 「熊、かわいかったですか?」 「そりゃもう孫よりかわいかった〜・・・・」 (にこにこ) ぬいぐるみで世界一売れるのはダントツで熊だそうだ。 (2位は犬だって) さぞかし・・・。 「ちなみに、山道で熊に会っちゃった時はどうすればいいんですか? 熊の気をそらすために帽子やリュックをおくとか・・」 「そんな余裕あるもんかね。死んだふりもだめだよ。」 「ではどうすれば・・・」 「まあ、逃げることだね」 そんな〜〜〜! ちなみに熊の急所は舌で、熊が襲い掛かってきたら手を口の中につっこんで舌をひっぱれば・・・・って、できるわけないだろっ!! 私はとりあえず、熊鈴をつけ、歌を歌うようにしてます。 (熊がよけてくれる) レパートリーは「森のくまさん」です。 P.S みんな、ありがとうね。