「黄金週間」 ちまたはGW。 不況のせいとかうまく連休にならないとかSARSのせいとか.... なんとなくパッとしない今年のGW。 もう長いことGWとは縁のないフリーランスの仕事だもんで、休みがうまくつながらなくてざまあみろとか思っていたらばちがあたっちゃったんでしょうかねえ。 最後の春滑りで志賀高原へ行く予定が....土曜日さあ、出かけようというところで猫(みけちゃん)の具合が悪くなっちゃって。 結局スノボは取り止め。 せっかくの連休(だから関係ないって)にずーっと猫看病になってしまいました。 おおお...。 まあ、道中猫が気になるのもうしろめたいし頼んだ猫シッターさんにも悪いので仕方ないですね。 おかげで自宅で仕事をするしかなくてはかどっちゃったりして。 みけちゃんはもう16才、人間なら80才近いりっぱなオバアニャンなのでいつお迎えがきてもおかしくはなかったんですが、いざ、その時が来るとやっぱり動転するものです。 幸いお医者の点滴が効いたんだか、なんとかもちなおしたようなので、とりあえずほっとしています。 一時は覚悟しましたからね。 ただ弱ったのはまちがいなく、この先はもうそう長くはないでしょうね。 できれば私がいる時に眠るように穏やかにに逝ってほしいと思うのであります。 P.S もう一匹の猫のちょめはうんと元気、ちびなのにでぶでころころしてる。 うんこも健康♪
夏子
「業界の話」 多くの漫画家の命ともいえるGペン先のお話。 私は某社のGペン先を使っている。(あえてメ−カー名はふせる) そのペン先をケースで買うとサ−ビス券が一枚入っている。 ちなみにお値段は1グロス(144コ入り)が6000円、結構高価。 そのサ−ビス券を集めるとすてきな景品があたるの♪。 10枚でハンカチかボールペン2本組。 25枚でパンストか靴下か(また)ボールペン。 60枚でテレカか文具券(500円相当)かスポーツタオル。 100枚集めるとなんと! ・・・シャーボ!! 多分1本だ! (100枚とはペン先100箱、60万円相当である!!) これはもうネタだ! ちなみにシャーボとはシャーペンとボールペンが1本におさまったすてきな筆記具だ! なにしろ1本でふた通りの用途を果たしてくれるのだ! ほしいなあ、シャーボ♪ 記憶によると20年くらい前からほとんど変わらない。 (景品に綿ブロード生地、というのもあったな・・・) かなり消費する方だと思う私でさえ、1年にせいぜい1〜3箱ぐらいのものだ。 30年漫画を描き続けてもシャーボがもらえないのだ・・・。 この事実。某社は知るまいか・・・。 誰か景品もらった人いるのかなあ?・・・。 忘れてた、このサ−ビス券には期限があったのだったー。 ますますシャーボは遠い! 夢のまた夢だ! P.S もうひとつ、ペンと並んで漫画家の命の製図用インク、残りの三分の一がどうしても使い切れない! 使っている内にインク壷の中にごみが溜まったり品質がどうしても劣化してしまうのだ! (特に夏場は濃くなってしまーう!) なんとかしてくれい!
いよいよアッパーズ今日発売です。 新連載1回目巻頭で52ページありますから読みごたえあります、よろしくね。 しかも駅吊り広告もあったらしい。 私は本日は電車に乗らなかったので残念ながら見られませんでしたが、埼京線、京葉線、京浜東北線をお使いの方、見たら「おお、おもしろそうな漫画だ、読まなきゃ!」とか言ってサクラやってね。 なお、アッパーズは第一、三火曜日の発売です。 よろしくね。ピッポピポ♪。 先週末、新潟のかぐら・みつまたスキ−場に滑りに行きました。 かぐらでは「サンライズスキー」と言って早朝からオープンしてくれるのでそれを狙って行ったわけ。 前日宿(貝掛温泉)に入り、「明日の朝早いので御飯が食べられない」と言ったら宿の人がおにぎりを作ってくれることになったの。 でも翌朝は残念ながら朝から雨。 (天気予報じゃ晴れのはずだったのに・・・。) しょうがないので早朝滑りはあきらめて宿の部屋で雨を眺めておにぎり食いました。 こんなはずじゃなかったのに・・・。 しかしそのおにぎりのうまいことうまいこと! ただの梅干し入れただけの塩むすびなのにね。 (しかもまだあたたかい!) 思わず2個食らっちゃいましたよ。 さすが新潟魚沼のコシヒカリ・・・。 国宝にすべきだ。 で、そのあと小降りになったのでせっかく来たので滑りにゲレンデ行って少し滑ったけど、今度は気温が上がってガス(雲)がでちゃって視界が悪い。 今シ−ズン最悪のコンディションになってしまいした。 悔しいのでGWに長野の志賀高原に行ってフィナーレとします。 いいトシしてやめろ、という声あり。・・・・。 P.S 今「レガッタ」の4回目描いてます。ますます香り高いのでよろしく。
「戦争の思い出」 もちろん私は戦後生まれなので私ではなく母の思い出ですが・・・。 終戦の昭和20年に母は13〜4才だったので太平洋戦争の時は小学校高学年、世の中が少しづつ見えてくる年頃だったでしょうね。 でも私が小さい頃よく聞いた母の戦争の思い出ときたら 「空襲警報が鳴ると学校がお休みになってうれしかった」とか 「シンガポール陥落のお祝でクラスにひとつマリが配給されてのだけれど、くじではずれてもらえなくて悔しかった」とか、脳天気なものばかりでね。 私「そういえば墜落して落ちてきたアメリカ兵を竹やりで突いた、っていってたよね。」 「突いたのは大人の人たちでおかあさんじゃない、それに竹やりじゃなくて棒みたいので怪我はさせなかった。ただ、目が青くてね、本物のアメリカ人が空から降りてきたのでみんなめずらしくて囲んで見ていたんだ。そのうち憲兵みたいな人が来て集会所みたいなところに連れていった。・・・」 話を聞くとどうやら捕虜としてちゃんと扱われたらしい。 母はテレビを見ていてイラクの民兵の報道を聞いてなんかなつかしくなったと。 「死んだじいさん(私の祖父)もそういうのに参加していった、役にもたたないのにねえ・・・。」 母の話はとことんのん気だ。田舎なので(相模原)そんなに激しい被害はなかったのか。 子供だったからか・・・。 で、父は終戦時20才で、一応海軍に入っていたそうだが前線にはいかなかったという。 小さいころ、父に 「おとうさんは戦争で死体を見たことがあった?」と聞いたことがある。 「いや、お父さんは見なかった。」 ・・・ほんとかな? 前線に行かなかったというから見ないですんだかもしれない。 または子供を怖がらせまいとして嘘を言ったかもしれない。 いまではたしかめようもないけれど。 「戦争が終って何が一番うれしかった?」と聞いたら「家の明かりを煌々とつけることができたのがとにかくうれしかった」そうだ。 (夜間空襲されるので灯は消していたそうだ。) 父も母も戦争の傷は浅くてすんだようだ。(...と思いたいけど) イラクも広いので隅から隅までずたずたになっているわけじゃないとは思う。 まだ残っているうちに少しでも早く戦争が終わらないか、と願うばかりだ。 (もう充分遅いのかな。でも一日でも早く、せめて。)
アッパーズ8号が発売されて新作の予告がでました。 タイトルは「史上最低のレガッタ」、施設(少年院のような)でくりひろげるボート(8人乗り、エイトと呼ばれる)を扱った一応スポ根漫画です。 結構泣ける感じ。 香り高い作品ですのでお楽しみに。 発売はどうやら4/15の火曜日らしいです。 それにしても登場人物はむさくるしい男の子ばっかり、きのうなんかつい仕事場でこんな会話をしちゃいました。
私「あーあ、たまには美少年描きたいなー。ここんとこすっかり御無沙汰よっ」 アシ「Jドリームのユンファ以来ですかね。」 私「鷹君は美少年かな?」 アシ「う〜ん、かわいくて元気だけど美少年とはちがうかも。」 私「晃太は違うし沢田君は青年だし・・・」 アシ「どんな美少年描きたいんすか?」 私「あのねー、クールで悲しくて過酷な運命を背負って、戦う美少年。 で、その子にかかわるとみんな不幸になるから決して幸せにはなれなくて・・・」 「わはははは」 参考までに、アシさんたちのいう美少年キャラは・・・ O村さん・・・ソルジャーブルー「地球へ・・」 三杉くん「キャプテン翼」 塔矢アキラ「ヒカルの碁」 K田さん・・・セルジュとジルベール「風と木の詩」 K形さん・・・ハク「千と千尋〜」(全員一致!) Kネコさん・・パタリロ、一応王子だし・・・。 みんなトシがばれるじゃん。 私なら戦う美少年、カムイとか風のフジ丸とか。 テレビできなくさい報道ばかりの今日この頃、戦いは漫画の中だけにしておきたいんですけどね・・・。 それにしてもアッパーズの新作よろしく。 P.S 4/15には駅吊り広告もあるぞ! 埼京線、京葉線、京浜急行線を見のがすな!!