「昔読んだ少女漫画」 ・・・萩尾望都の「トーマの心臓」をなんとなくひっぱりだして読む。 少し前に古本屋さんで見つけてなんとなく買ったもので、連載当時は読んでなかったっけな。 (ざっと30年近く前だったりして。) で、今読んで・・・・ 内容は割とこみいっていてむずかしげなんだけど、(もちろんおもしろいんだけど)・・・・ いやあ、エッチなこと! 初期の萩尾作品の代表作でシンプルでのびやかな線で描かれた美少年たちが美しいやら繊細やら・・・ でもエッチ! オスカーとエーリクがただ並んでいるだけでもううんとエッチ! 抱き合うシーンなんか、ほんと、すごく上手なんだよねえ、身体のデッサンが、のびのびしてて動きがあって。 当時からうんとうまいなあ、と思ってたけどね。 で、やっぱりエッチ。 萩尾作品の近年の代表作「残酷な神が支配する」では男同士のナニがもうそのものズバリ(売春やらレイプやら)描かれているのに、せいぜいキスシーン程度しか出てこない「トーマの〜」の方がすごくエッチだよなあ。 当時の文学少女系の女の子たちが夢中になったわけだ。 だって10代の女の子はエッチだもーん。 (私もエッチだったけどどっちかというと少年漫画の方にはまっていたな) 30年近く前にこんな作品を描いていたなんて、萩尾望都の力量は今さらながらにすごいなあ。 きっとうんとエッチにちがいない。 そういう私もきっとエッチだ。 漫画家なんてみ〜んなエッチに決まってる。 エッチで恥ずかしがりで、引きこもってひたすらエッチな漫画を描く・・・。 ちなみに私の新作も見ようによっちゃかなりエッチかもしれない。 掲載はどうやら40号に決まった様です。 まだしばらくあるので内容などはまた近くなってから、ということで・・・。 では。 P.S 今回何回「エッチ」と言っただろう?
夏子
「フェルゼン」 ・・・と聞けば30代以上の女性ならすぐピーンときますわよね。 ベルサイユのばら。 そうそう。 先日「山とスキー用品の店・イシイスポーツ」に新しい登山靴とアイゼン♪を買いに行った時のこと。 売り場になぜか「ドイツ語入門」がおいてあった。 (もちろん売り物じゃなくて) 何となくパラパラ見ていたら、ドイツ語で「岩」のことを「フェルゼン」という事を知った。 へえ。 フェルゼン、フェルゼン・・・ああ、アントワネット様の運命の恋人は「岩田さん」だったのか・・・ 「岩木さん」かも知れない、ひょっとしたら「岩本さん」かも・・・ 「岩崎さん」「岩井さん」「岩松さん」・・・ いろいろあるぞ・・・。 そう思うといきなり「フェルゼン伯爵」が身近に感じられた。 (だからなんなの、って・・・) 日本でも外国でも名前の付け方、って似てるんだね。 割と、身近に状況を説明する、自然物から取ることが多いような。 田中さん、とか。 あ、アメリカに多い「〜ソン」という名字は「〜の息子」っていうんだってさ。 「ジャクソン」は「ジャックの息子」という感じで。 頭に「マック〜」がつくのも同じような意味らしい。 ・・・最近また池田理代子の漫画にはまってさあ。 文庫で「ベルばら」と「オルフェウスの窓」買っちゃったよ。 何度めかしら。 あ、あと「愛と誠」も。 ざっと30年以上の漫画なのにね。 ふう。 P.S 自分の新作も描いてます。もう少し待っていて下さい。
「アリ大虐殺」 暖かくなってまたアリが屋上の花壇から室内にやってきてしまった。 行列を作ってよく見ると何やら運んでいる・・・ 私が昨日食べたクッキーのかけらではないか。 ぬかったな・・・。 猫たちは奇妙なものを見るような感じで見つめている。 というわけでアリ撃退作戦開始。 アリは殺すと仲間の死骸を運びに4〜5匹でやってくる。 (えらい・・・) ので、スプレーや踏みつぶすのはやめてカーペットコロコロでコロコロする。 と、あっという間に大虐殺。 そのままくるんで捨てればバッチリだ。 さらにアリはある種の匂いを出してアリ道を作り仲間を呼び寄せるらしい。 ですのでそのアリ道をよく水で洗う。 キッチンの食べこぼしもきれいにする。 そして仕上げは「アリコンバット」だ。 こいつをアリ道に3〜4箇所設置すると中に入っている薬剤でアリの巣に帰り眠るように昇天する、仲間が警戒することはない・・・・というスグレモノだ。 見ているとすぐに1匹がひとつづつ、薬剤を持って巣へ運んで行く。見事だ。 アリはえらいなあ。 翌日にはえさはすべて運ばれていた。 そして・・・・ 2、3日もするとアリは全滅なさられた。 よく考えると人間っておそろしい・・・(私か・・・)。 と言ったところでねえ。 ナウシカじゃないのでムシとは共存できないなあ。 せめて花壇の中でだけ活動してくれれば。 まあ、食べこぼしには気をつけますよ、以後。
G.Wいかがお過ごしですか。 私は先週末夏スキー(スノボ)のメッカ、山形県の月山に行ってきました。 月山は百名山にも入っているので登山もかねて。 が、しかしもろもろの条件が重なって苦労して登ったわりには下りを快適に滑り、とはいかずボードをかかえて歩いて下ってきたんでした。 ひいい。 まあ、月山はスキー向けの山でしたね。 スノーボードでは行くもんじゃない。 でも何人かボードかつぐ物好きの「お仲間」もいて、「がんばろう」と声かけあって登山したんでした。 下山中、滑れそうな谷があったんだけど他の人が滑り降りた跡が全然ないので、滑りたいのをぐぐっとこらえたんですね。 あとで宿のお兄ちゃんに聞いたら、その谷は滑ると沢に落ちて遭難騒ぎになりますよ、とのこと。 ああ、行かなくてよかった。 あやうく恥かくとこだったよ。 G.W後半はだらだらと一人で仕事。 毎年思うけど漫画家にG.Wって関係ないよなあ、つくづく。 P.S 5/2等々力にてフロンターレ対京都サンガを見に行く。 1ー0で無事勝利。「勝利の女神」の霊験あらたかなり。 しかしプレッシャーかかってこの後うっかり見にいけないかも。