先日、少し体調をくずした。 (大したことなかったけど) ある朝腰に少し違和感を感じたので「あら、腰痛かしら」と思い、湿布を貼ったりストレッチをしたりした。 そのうち治るかなと思っていたけど違和感はなかなか消えず… 耐え難い痛みというわけでは全然なかったけど。 たまに行く整形外科へ行き、レントゲンを撮ったり診察をしていただき、 「少し背中の筋肉が硬い」と言われて飲み薬と湿布を処方していただく…。 かすかな違和感はなかなか消えず、そのうちお腹もなんとなく痛くなってきた。 数年前お腹に違和感を感じた時は「小腸炎」と診断されて5日ほど入院治療をしたっけな。 それを思い出し、また同じようなお腹の疾患だったらいやだな… お腹のこのへんは卵巣とか盲腸の場所かしら… と心配になり、翌日近所の内科へ。 盲腸だったらどうしよう、点滴だけで処置してくるかな? 万が一手術・入院とかになったら猫をどうするか… アシのKさんに頼むか… とか考える…。 女性のお医者さんに症状を話し、診察をしていただくが 「盲腸なら寝ても起きてもすごく痛みますよ。吐き気や熱も出るし」 つまり大したコトないと。 じゃやっぱりお腹じゃなくて腰痛なのかな… 「念のため血液検査をしていただけませんか?」とリクエスト。 結果は、 特に白血球の変化もないし炎症の兆候もない、とのこと。 「えー…」私が納得いかない顔をしてると、 「気になるのでしたら大きな病院に行ってみますか? ここでは詳しい検査もできませんし。 紹介状を書くから多分今日診てもらえますよ」 とのこと。 さすがにそこまでしなくてもいいかなーとも思ったけどせっかくだから行くことにした。 大学病院とかの予約を取って3,4日後なんてのはいやだったけど今日診てもらえるなら…。 大学病院は思ったほど混んではなく、1時間ほど待つと診察室へ呼ばれる… 中へ入る… 若い男性のお医者さん。 さっきと同じような質問をされ、同じように答える。 大した事ないんだろう、先生にも緊張感はあまり感じられず、 「お通じはどうでしたか?」と聞かれ 「はい、朝お腹が気になったので手で押したりしてみたら刺激になったのかまれにみる快便でしたっ」と答える。 お医者さん「ぷっ」と笑い、 「じゃ今日は空いてるから念のため血液検査、尿検査、超音波とレントゲンの検査をしますか?」 気になるなら…と。 この患者全然大したことないな… 半分呆れたか。 折しもコロナ禍、貴重な医療資源をこんなのに費やすのもどうかと思うけど…って感じ? はい、自分でもそう思いました。苦笑。 で、一通り検査を受ける。 結果はすぐ出る。 血液検査も尿もレントゲンも問題なし、しかし超音波検査の画像が映される。 そこにはおびただしい黒い影が…。 「この影はですね、ガスです」 え、ガスなの? ということは… 「ガス出ませんでしたか?」 「あ、はい!そういえばお腹は張るように痛かったでした!」 謎は解けた。 私は胃腸は丈夫だけど疲れたりストレスがあるとよくお腹張ってガスがたまって苦しくなる。 あれって、出るとすっきりするけど出ないと苦しいのよね…。 というわけで特に薬も処方されることもなく、とっとと帰ることに。 お医者さんも緊張感がないわけだ。 そんなコトもないかな? 会計を済ませ、スキップをしながら病院から20分ほど歩いて帰り、ガス排出をうながす…。 家に着く頃には腰の違和感も消えていた。 結局何もかも大したことなかったんでした。 よかったですね。 どなた様もご自愛ください。 だはは。
夏子
「日々是雲古・番外編」
先々週あたりのこと。 マンションのトネリコの木の下に、正露丸みたいな粒々がたくさん落ちてたの。 「あれ?何かの実かな?でも実のなる木じゃないし… どこかから風に乗って飛んできたのか…」 しかし、見覚えのある丸い形状… これは… 多分虫の糞だ。 ということは… 虫がいるということだ…!!! そうに違いない!! 見てしまったら虫… いや、無視することはもはやできない… ソレを確認しないと落ち着かない… ざわざわした気持ちで探す… 探す… そしたら。 ソレはいました。… 居たーーー!! ひゃあああー! で、でかい! トネリコの枝に人間の親指くらいありそうなイモムシが! こいつの糞だったのか! やっぱり居た! 驚いてばかりいられない、とにかく駆除しなきゃ、と高枝切ばさみを持ってきて、チョキン! どさっ! 居たあ! 居たワ! エメラルドグリーンの美しい色(!)のチュリトス(!!)みたいなツイスト風の節(!!!)の体躯、お尻にはアンテナみたいなトゲ!!!! うおおおお! スゲえ!! 頼む、消えてくれーーー! そばにあったキンチョールをとにかく拭きかけ、何かに包むのもキモいのでそのまま下水道に落とした。(ひゃっ) イモムシとはいえ殺生はさすがに嫌な気分だ…。 ごめんよ〜 でもキモいのよ〜〜。 後で「お尻にトゲがあるイモムシ」で検索したら、ありました! 多分コレですな、「シモフリスズメガ」! こいつだ! 間違いない! 閲覧注意案件なのでここに載せるのは遠慮します。 (興味のある人はググって) 幸いイモムシも成虫も無害、とのこと。 ホッとするも、しかし。 …少し離れた生垣にも居たんでした。 同じマンションの女性が「何々?」って。 「あ、見ない方がいいよ…イモムシが…」 「どこに?あらー」興味深そうに遠まきに見てる… 私は長い植木ばさみで枝を切る… するともっと大きいのが居たあー! 親指より太くて10cm以上ありそうなのが2匹もーー!! しかも1匹は蛹化が近いのかデカくて薄茶色!! よく見ると中くらいのや小さいのや、7,8匹のファミリーだーー 「もうやだああーー」泣き出す私。 キンチョールをかけまくり、ほうきで掃き、それ以上キモくて続行できず、ちりとりに苦悶しているイモムシを掃き入れて逃げ出す…。 明日、アシさんに捨ててもらおう… その頃には死骸になってるだろう… いやあ、あんなデカいイモムシ見たの初めてだよ。 ちなみに翌日はイモムシはすべての体液が流れ、脱皮したように皮だけになって臨終してた、とのこと。 ごめんちゃい。 その後は糞は見かけないのでもういないようだ。 しかし、道を歩いてると時々あるね、糞が。 今日もお向かいの家の木の下に見覚えのある正露丸様の粒々を見つけちゃってさ。 「あ、居るな…」と人んちの庭の木をしげしげと眺めたのよ。 すると… 居ましたね。 中くらいのエメラルドグリーンのしっぽトゲ君が。 糞がそんなに大きくなかったのでやはり本体も中くらい。 しげしげと眺める… よく見ればカワイイじゃないか…嘘嘘! ま、人ん家の木に何もできないので「虫居ますよ」の投げ文などをして家路に…。 ホント言うと殺したい… ありゃ。 そして家に帰り、飼育中の私のアゲハ(青虫)を見てホッとする… 目玉模様が愛らしい… 美しい緑色… ああ癒されるなあ… ウンコすらキュートだ…。 (キンカンの葉を食べるからウンコもほんのりさわやかな香り♪) 今年も屋上のキンカンに忘れずにアゲハ、来てくれたんだよ。 3年目かな。 コロナ禍でどれほど癒されたか…。 春には6匹の幼虫を捕獲し、「おそ松さん」と名付け、みんな元気に飛び立った。 そして秋もまた6匹を迎えたので「おそ松さんリターンズ」。 で、みなさん先日元気に羽化ラッシュ、昨日最後の末松が飛び立った。 ああ、アゲハはいいなあ… トゲしっぽ君とはえらい違いだなあ… イモムシも格差社会が…。 何でアゲハはこんなに愛されるのにアレはあんなにキモいんだ。 自分で言ってて矛盾してるけどね。 万物みな糞をする… ここにも毎日雲古、「日々是雲古」の理(ことわり)が…。 皆さまにも健やかな雲古に恵まれますように…。 アゲハ別格!カハハ。