先週木曜日のアメトークは面白かった! 「はがき職人芸人」というテーマ。 もちろんいつも面白いんだけど、今回は特別面白かった。 生放送でも見たし、録画しておいたのをなんと5回も連続で見て、さらに翌日も見る、毎日2〜3回見てる… 何回見てもおもしろくて…。 かつてラジオを聴いて一生懸命はがき(今はメールかな)を投稿!投稿! 来る日も来る日もひたすら投稿に青春を駆けていた芸人さん達が出演… ザ・マミィ林田とかママタルトとか、私でも普通に知っている芸人さん達で、 (ブティックあゆみ氏だけは知らなかった… でもあれだけの実績のある「はがき職人」にしては この芸名はいまいち「?」な気も…)。 皆さん独特のキレのあるラジオネームを持っていて…。 各人のエピソードトークも、初めから終わりまで全部おもしろかった! 最後の「蛍原の夏休み」まで本当にどれも面白かった! さすが多感な時期に投稿に全エネルギー?を費やしただけあって、そのワードセンスたるや、もうキレキレで… さらに芸人さんだけあって「しゃべり」も構成もネタの内容も、オチも見事で。 笑わせるには自分が笑うのではなく、ひたすら淡々に冷静に大真面目に語れば語るほど面白いのだ…と改めて納得。 才能のある芸人さん、っていうのはかくも「知的」なことよ…! 圧倒されっぱなしだった。 もうずっと笑いっぱなし… でも面白いだけでなく、感動的だった。 民放にありがちな、いかにも「泣かせようと」仕込んだ作りとは全然違う。 何より「愛」があふれていたんだよね。 MCのホトちゃんやゲストの山ちゃんに対する敬意、番組に対する敬意… お客さんや視聴者に、スタッフに、そして何より「お笑い」に対する深い「愛」が全編にわたって満ちあふれていた…。 出演者もみんな眼がキラキラして、終始笑顔で… もうこの場に居る事がうれしくてたまらない、ラジオ愛を語れるコトが幸せでたまらない…!がもうビンビン伝わってきたよ。 かつては「イケてない10代」だった、でもひたすら投稿で自己表現にいそしみ、自分はここにいるゾ!と情熱のすべてをラジオに捧げてきた可笑しくも愛しい日々… そして今30歳を過ぎて「お笑い芸人」としてここに招かれているその誇り… 今どれほど自分が幸せか!… 充分すぎるほど伝わってきた… さすがアメトーク。 「当時知り合っていて、そして10何年かぶりにM1決勝で再会して…」のくだりのエピソートの強さは圧巻でした。 余りに面白かったの配信のクラブ向けから急遽「地上波放送が決定!!」のお知らせから始まった。 (あれは加地Pがその場で決めたのかなー?) で、彼らの喜びはいかばかりか…。 見ているこっちもうれしかった。 なんかもらい泣きしちゃったよ。 よかったよかった…。 南海キャンディーズの山ちゃん、ってあんまり好きじゃなかったんだけど(…)、ちょっと好きになった。 (去年のドラマ「でも情熱はある」は楽しく見てたケド) 昔はいわゆる「泣ける系」とか「ドラマチック系」「悲惨系」を好んでいたんだけど最近はすっかり飽きてね…。 ドラマもニュースも冴えなくて、ちっともおもしろくないし辛気臭いしウソ臭い! よく映画とかのCMで観客が「もう泣けた〜」とかいうのあるじゃない? そんなに泣きたいのかよ?!って突っ込み入れたくなる。苦笑。 うんざりしていてね。 私は笑いたいわ、と最近はお笑い系に走り…。 前は全然興味なかった。 何とかレッドカーペット、とかまったく見てなかったし。 もちろんお笑いにもくだらないのはたくさんあるけど、時々今回みたいな「おおっ!!」というのがあるからね、うん。 M1も楽しみにしてる。笑。 もうすっかり「カサカサ」になった心にも届く、質のいい1本に出会えて本当によかった… うれしかった。久しぶりに胸が熱くなった…。 うん、とてもうれしかったんだ。 ありがとう。
PS. 見逃した人はぜひTverで…って私は何の係だい。苦笑。
夏子
昨日、外出中にいきなりスマホが起動しなくなった。 歯医者さんに行った時、とりあえずスマホの電源をいつものように切り、治療が終わった後起動した…はずだったのに。 いつものように開かない。 あれー? おかしいなあー?? 何度か試す。 だめだ…。 長押しやSIMカードの出し入れも試したのに…。 何度やってもスマホの画面は暗いまま。 あれー? 困ったなあ… 外出中で、1本メールをうたなければならないのに…。 とりあえず公衆電話を探す…(イマドキ!)。 東急線のとある駅で探す… 見つからない… コンビニを覗くも、なさそうだ。 渋谷へ行けばあるかも… どこかにあるとは思うけどそのどこかの見当がつかない… 渋谷で降りてさまようのも疲れそう…あらら。 仕方ない、私の帰る三軒茶屋には駅に見た記憶がある… しょうがない、とりあえず帰ろう。 その方が早そうだ。 お財布にはもしもの時のテレフォンカードが1枚入っている。 いにしえのテレフォンカード、90年代はテレカの時代だったか、自分の作品のテレカもたくさん作ってもらったし、記念品とか景品の定番だった。 引き出しにはいただき物が多分10万円分近くあったっけ…。 たいてい「記念品」なので使うこともなく、次第に携帯電話の時代になってからはまったく出番もなく…。 1枚500円のテレカ。 自分で購入したテレカは1枚もなかったが、チトもったいない気がした… でも使い道は「電話料金の支払い」のみ。 電話料金は口座振替になってるしなあ。 そのうち手元にお気に入りの10枚くらいを残してスタッフの一人にほとんどあげてしまった。 喜んで電話料金にあてたそうな。 役に立ってよかった… 引き出しに入ったままよりずっといい。 お財布に入っている1枚は「Jリーグ関係」だったかな。 特に気に入ってるわけでもなく、もしもの時に惜しみなく使えるように、と。 テレカも「骨とう品」、公衆電話自体もほとんど見かけないけどね。 私はこういう時のために(?)紙のアドレス帳にすべての連絡先を記入してある。 いただいた名刺とか、古い友人知人、住所などもわかるものはすべて、紙の手帳にバックアップしてある。 (書いて移すのもかなり面倒臭かったけど) ついでに公共料金の「お客様番号」とか振り込み口座とかも書いておく。 IDとかパスワードも自分がわかる暗号で…笑。 先方の電話番号はそれでわかるから、三茶に着いたらあの公衆電話を使って連絡しよう…。 とりあえず安心して電車に乗る…。 しかし、すっかり見慣れた風景ではあるけど電車内でスマホを見てる人のなんて多いコトよ。 見てない人を探す方が大変なほど。 10人中9人はスマホ。 みんなスマホ。 子供もOLさんもお年寄りももれなくスマホ…スマホ…。 タブレットで立ってお仕事してる男性も。 いつからこんなにサクサクつながるようになってたんだ…。 私は目が疲れるから電車ではスマホ見ないし本も読まない。 元々電車もあまり乗らないし。苦笑。 そんなにスマホばかり見てたら目が悪くなるどー。 肩こりとかスマホ首とかは…? 黎明期には、地下とか電車内とかは携帯電話は通じなかったのに、今ではもうどこでもいつでもつながるようだ。 電磁波で脳腫瘍になる… なんて話も聞いたコトあるけど、それがホントなら数十年後は人類は脳腫瘍で滅びるのか? (やっぱ嘘だろ!言い出した奴出てこい!笑) たしかにスマホは便利だけど、その便利さゆえ、いったんフリーズしたら困るんではないかな? お財布もパスモも、下手すると部屋の鍵も、みーんなスマホで、だったら…。 忘れたり落としたりしたら?? ねえねえ、困らない?? 「ほんと、私なんかお手上げだわ〜」と友人。 ほんと困りませんか??ねえ?? なんてコト考えながら三茶の駅に着き、初めて駅の公衆電話を使う…。 よかった、使い方忘れてなかった。苦笑。 ちなみに、スマホは電話の後ドコモショップへ持って行ったらショップのお姉さんが見てくれて、すぐに起動してくれた。 あれー…。 「長押しで戻りましたよ?」 長押しもしたんだけど… 押し方が悪かったのかな…。 とりあえず解決。 おそまつでした。
「まんが寺子屋便り」
すっかりリピーターになってくれたKちゃんとMちゃんの姉妹。 二人とも小学校1年、と3年か4年?のお嬢さん。 お姉ちゃんのKちゃん、参加2回計6時間くらいをかけて一生懸命フルデジタルで描きあげてくれた。
淡い雰囲気と可愛らしい表情が素敵。 フルデジタルで何度も何度も描いては消して、悩んで描いてはまた直して… 時々講師が「Kちゃん描けてるよー?」と励ますも 「うーん…」と推敲を重ねる… 隣で妹の「恐るべし画伯」Mちゃんがどんどん傑作・怪作を描いている…。
凄い! 相変わらず講師をうならせる小1の「天才?」Mちゃん。 コピック着彩に、背景はデジタル色を本人が選ぶ… もう慣れたもの! ゴリラはお姉ちゃんが手伝っていたかな? さすがに輪郭線の正確さはお姉ちゃんが勝る… それを「キャッキャッ」と楽しそうにコピックを操り、鮮やかな作品にあっという間に描いていった…恐ろしいコ! こんなに大胆にモチーフを迷いなく描けるのは素晴らしい… もしかしたら今だけの表現かもしれないけど。紙に小さく描いちゃうコの方が少なくないから、それだけでも素晴らしい。 楽しくてしょうがない!が伝わってくる。 怖いものなし?笑。 レモンせんぱい! このネーミングには講師も爆笑。 なんで? なんで「レモン」で「せんぱい」なの??と質問しても 「わかんなーい!」乳歯が抜けたばかりの1本欠けた前歯が愛らしい…。 大人たちは感心を通り越してむしろ驚愕…。 クリスマスのイラストははがきにプリントアウトしてクリスマスカードにした。 「ママにプレゼントする!」と。 赤いきれいなリップルボードに貼って、メッセージを書いて封筒に入れて閉じる… 「もうクリスマスまでは見られないからね。お母さんに開けてもらうんだよ」 「うん」 いいなあ、お母さん喜ぶだろうなあ。 格別だよ。 そしていつも付き添いに来てくれるお父さん。 お姉ちゃんの「小雪ちゃん」のイラストをプリントアウトしてお見せしたら、 「おお!すごいな、Kちゃん。 すごい、がんばったなあ、がんばった、すごいぞKちゃん… すごいなあ…!」 表情がパァーっと変わり、瞳が輝いた。 うちのコがこれを描いたなんて…! うん、Kちゃんがんばったよ。 何度も何度も描きなおして… Mちゃんとはまた違った取り組み方で。 一生懸命ただ1枚の絵を描いてくれた。 人気アニメのキャラクターをマネして描いたとしても学校やよその絵画教室じゃ多分全然評価されないだろう。 でも彼女が取り組んだ時間、6時間は彼女だけのかけがえのない時間…。 そして「ふうー…」ってようやく自分に「OK」を出した満足感は…。 子どもが6時間集中する、って考えてみればすごいよね。 算数や国語ならこうはいかないだろう。 好きな絵、好きなまんが、好きなキャラだから…。 いやぶっちゃけプロの漫画家でも6時間なんてもちませんよ、1時間もしないうちにゲームしたりコーヒー飲んで気を散らすもんだ…笑。 それにお父さんの喜んでくれた顔もうれしかった。 こっちもとてもうれしくなるんですよ。 あれは本当の驚き、本物の感動だと思うよ。 こんな人間の表情を見られるのは、もう寺子屋かM1くらい…笑。 思い返せばプロの漫画家になってからは「作品」以外の絵、つまり「依頼された絵」以外は1枚の絵も描いてないコトに気が付く… 30年以上? 自分のために自分が感動して純粋に描きたくて描いた絵が1枚もない! 本当に手元に原稿以外の絵はただの1枚もないんだよ!! もう可笑しいやら哀しいやら情けないやら…。 てなこともついでに思い知らされた寺子屋の日々であります。