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2010年7月28日
暑いですね。
先週の北アルプスがたたって今忙しいです。
ですので短く・・・。
その北アルプス最高峰の奥穂高山頂でデジタルカメラを落とし、岩にぶつけ、壊してしまいました。
便利で気にいってたのに・・・ピンクで小さくてかわいくて、高性能。
(フェルトで手作りのカメラ入れも作ったのに・・・)
すごいなあ、日本のデジタルカメラは、って感じでさ。
でもおかげで写真を撮るストレスから解放された。
実は写真撮るのも撮られるのもあんまり好きじゃない。
山でも、きれいな景色やめずらしいものを見るたび、
「あ、写真撮らなきゃ。」って義務というか脅迫観念みたいなものにとらわれて、あまり楽しめない。
写真を撮りに登ったんじゃないのに・・・。
それに後で写真整理するのも面倒だしね。
記念写真を数枚撮っておけばいいじゃんっ、って。
ついでにデータ整理(昔はネガの保存とか)も面倒だ。
随分処分したんだけどね。
ついでに資料写真を撮るのも苦手だーーー。
なければ困るのはわかっているのに。
でもなんで資料写真って使う時見当たらないんでしょ?
男の漫画家さんの中には整理整頓きれいにしてる人もよく見かける。
ずぼらな女の漫画家も・・・。
P.S
暑いのでなんとなくピクルスを作ったらこれが美味しい!
おまけに簡単で。
友人が教えてくれたレシピをアシさんにも教える。
すっぱくて夏向けだよ。
夏子
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2010年7月21日
「北アルプス山行」
W杯の余韻にひたりながらも
ぼちぼち日常にもどりたい、祭りの後の一抹の寂しさから逃れたいなー、と思い、なぜだか非日常の極みみたいな登山をしてきました。
あんまり気乗りはしなかったんだけど(?)・・・。
いきなり梅雨開けしそうな気配で、山は梅雨開け後が一番空がきれいなのでそれを目当てに行ってしまいました。
来週の天気はどうなるかわからないし、猛暑だ、なんて言いつつやれゲリラ豪雨だ、台風だ、と荒天がいつ来るかとか、夏の天気・山の天気なんてあてにならないので
「よし、行ける時にいかなきゃ。
この夏の天気はこの時だけのものじゃないか」と。
まあ、山に限らず人生も同じかしらね。
2泊3日、上高地から入り、横尾ー洞沢ーザイテングラードを経て奥穂高岳(3回め!)ー吊尾根ー前穂高岳ー岳沢ー上高地、というルート。
今シーズン初めての北アルプスにしてはややハードなコース。
ザイテングラード、というのは洞沢から奥穂高へ続く登山道なんだけど、約2時間くらいの急登の名称でして、当然きつい登りなわけ。
私がはあはあいいながら登っていると、下りの若いお兄ちゃんが、
「がんばってください」と声をかけてくれた。で、
「・・・あたしここからが強いんだ
」と気合い(だけ?)で答えるとお兄ちゃん達、
「おおお」と歓声。
「糞力ですね!がんばってください!」
「レディに糞はないだろう
」これは心の中。
・・糞はともかく確かにここからはリズムがよくなった。
残りの登りをおっちゃん数人を追いこしてようやく奥穂の肩(の山小屋)へ到達。
ちょっと気持ちがよかった。
達成感というか・・・。
でも3日め、奥穂高から前穂を一日で一気に登頂して下山、はへたばった、へたばった。
上高地の河童橋で記念写真撮った事ある人なら観たと思うけど、上高地のランドマークの吊尾根だよ。
天空だよ。
あそこから一気だよ・・・。
もう太ももがガタガタだよ・・・。
登りはそんなにいやでもないんだけど、下りはねえ・・・ほんとにいつもいつも
「来るんじゃなかった・・・」って思うほどいやだなあ。
じゃ登山なんかするなよ、って。
ははは。
でもホントは部屋にこもってDVD観ながら仕事するのが一番好きなんだ。
仕事が一番ストレスにならないなあ。
休みなのに登山してくたくたに疲れてたらリフレッシュにならないじゃん・・・。
でも引きこもってばかりいるのもよくないしね。
祭りの後の寂しさは飛んでいった。
目の前にあるのは白い原稿だ!
がんばれ!
P.S
東京は暑いね。
上高地もさわやかだけどそれなりに日なたは暑かった!
ふうううう。
夏子
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2010年7月14日
「ブブゼラ狂奏曲」
終わりましたね。
ようやく。
始めの頃は日本戦もあったしかなりワクワクドキドキ楽しんでたんだけど半分過ぎる頃はもう、毎日フルコースのご馳走食べてるみたいで
「食べたい、でもお腹いっぱいだー」と嬉しい悲鳴を。
日本がグループリーグ突破なんてこれ以上ないサプライズもあったし。
決勝は前半まで生で見てたけどさすがにギブアップ、残りは録画を結果を耳に入れずに翌朝見ました。
スペイン、強かったなあ。
あのオランダがなす術もなくファウルを繰りかえすばかりで。
勝つべきチームが勝ったのね。
スナイデル、負けて泣いてたなあ。
大会前は強くてでかくて怪物揃い?の恐るべきオレンジ軍団で、憎らしいくらいだったのが勝ち進むにつれ、26才の青年らしい、人間味あふれる様々な表情を見せてくれたなあ。
時にはわんぱく少年そのままの笑顔だったり・・・
半ズボン履いて。
(サッカーだから当たり前か。)
やっぱりモンスターではなく人間だったのね。
それもとびきり魅力的な・・いや、そこらのニーチャンかな?
で、決勝では瞳に光るものが・・・。
決勝点はイニエスタかあ。
取るべき人が取ったのね。
PK戦はかんべんしてほしかったし、よかったな。
でもあの下着の文字、もし負けてたり点を取らなかったりした時は日の目を見なかった訳で。
あまりギラギラ闘志を外に出すタイプじゃないだけに、どんな思いであのシャツを仕込んで、手を通したのかな。
さぞかし・・・。
スペイン選手が着替えたユニの胸に誇りの印の一つ星。
オランダも用意してたのかな・・・。
でも例の「占いタコ」の話を振られてついイニエスタの顔がタコに見えてしまった。(笑)
ドイツの新星、エジル君。
中学のバスケ部の1コ下にエジルによく似たカマキリ顔の男の子がいたな。
そのコも「E君」っていって、すごく上手で入部するやいなや上級生を追い抜いてエースになってしまった。
「エジルってE君に似てるよね」と言っても誰も「うん、似てる」とあいづちをうってもらえないのが寂しい・・・。
似てるよねーーーー、と独り、遠い追憶に問う・・・。
フォルラン、カシージャス、ドスサントス、サンタクルス・・・たくさんの選手やプレーに魅了され、「よし、この感動を漫画に活かすぞ」と誓うもあまりのたくさんの感動で最初の頃のを忘れてしまった。
私の頭のハードディスクの容量をとっくにオーバーしてもうた・・・。
いったん初期化しなくては・・・。
で、あらためてしみじみ思うのはコードジボアールのドログバ。
グループリーグ敗退は残念だった。
会見で、
「コートジボアールのような小さな国が2度もW杯で出る事ができて幸せだった。」
と語ってた。
そして、
「・・・でも組み合わせが違っていたら・・・」と
悲しそうな瞳で付け加えた。
(ブラジル、ポルトガルと同じだったからね)
右腕の怪我を言い訳にはしなかった。
まして、日本戦の事や日本選手の事など、愚痴めいた事はいっさい伝わっていない。
あの怪我がなかったらなあ!と思わないわけはなかっただろうに・・・。
もう32才、次のW杯は多分ないだろう。
出られたとしても今程のパフォーマンスはもう・・・。
でも私の心の中ではドログバが一番のFWだ。
ちなみに、「ドッバッ」と発音するのが本来に近い、との事。(スカパーでやってた)
サッカー漫画描いてるし時間帯もちょうどいい事もあって、今回ほど味わったW杯は初めてだ。
日本も成績よかったし。
楽しかったなあ・・・
さよなら素敵な男達、また4年後に、あらたな形で会いましょう。
ありがとう、ブブブブブブウウウウーー(口でブブゼラ)。
P.S
スペインのヘススナバス、「西船橋」がなまってるように聴こえる・・・
わけない、つうの。
夏子
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2010年7月7日
「スナイデルの笑顔」
日本戦の喧騒も一段落。
さすがにパラグアイ戦で日本が敗れた時には寂しくて、
「ああ、終わっちゃった・・・
日本がもういないなら後のW杯なんかどうだっていいや・・・」って
感じだったんだけどね。
やっぱりW杯、見せてくれますね。
とりわけブラジルを破ったオランダ、よかったなあ。
前半見てた限りではブラジル勝利は固いかな・・・と適当に見てたらさ、あの結果でしょ。
勝ち越し点をあげたスナイデルの喜び様ったらまるで少年そのもの。
目をきらきら輝かせて
(青緑がかった灰色?)、170センチ、巨人軍団のオランダの中で一番小柄、ヘディングシュートはプロで2度目くらい?頭をペチペチたたきながら、
「やったー、俺っちやったゼ!頭で入れちゃったゼ!
頭ってシュートする時にもつかえるんだな!!」
ってまるで子供みたいな笑顔!
おい、日本に勝った時はそんな顔してくれなかったじないか・・・
無理ないか、ブラジル相手だもんな・・・。
年寄り顔のロッベンも金髪のカイトももう子供顔丸出し、まるで
「わんぱく砦の決闘」みたいだ。
試合後のスナイデル君曰く、
「ハーフタイムに何話したかって?
おい、あと45分だぞ?
45分でW杯が終わっちまうぞ?
それでもいいのかよ?って・・・わーおおお!!!」って。
まるで熱血少年漫画みたいじゃないか・・・
この顔、こういうのを見たかったんだ。
パラグアイに苦戦したスペインも、後半38分(くらいに)ようやく決勝点、ゴールしたビジャにイレブン(控えも)皆のしかかり、さながら人間ミルフィユ状態。
おいおい、ビジャが圧死しちゃうー?
そういえばブラジル戦で我らが日本の誇るクールガイの西村主審、スナイデル(だったと思うけど)にイエロー出そうとして間違えてレッドの方がうっかり出しかけて、あわてて出し直してた。
スナイデルの方もびっくり、
「マジ?ウソ?俺っちがレッド?!」
「違う違う、間違えただけ。
」って手を横に振って訂正。
笑いながら。
「なんだよーー、びっくりしちゃったじゃんよーーー!!!」
スナイデル君も笑う。
(すでに逆転してたしね、でも審判が笑うのはめずらしい・・・。)
オランダの選手は強くて速くてでかくて・・・
モンスターかと思ってた。
でもやっぱり人間だったのね。・・・
ベスト4か・・・。
ウルグアイ対オランダ、ドイツ対スペインか。
ドイツ以外ならどこでもいいや。
歓喜の笑顔が見れれば。
予想はウルグアイ、なんちゃって。
有り得ない?でもブラジルもアルゼンチンも「固い」って言われてたとこが負けちゃったじゃないの・・・
まさかブラジルが・・・。
決勝はこの2国?って言われてたのにね。
そしたらマラドーナ対ドウンガ、「お馬鹿さん」対「怒りんぼ」の監督対決、負けた方の顔が見ものだったのに・・・。
特別応援してたわけじゃなかったけどいなくなると寂しいな。
P.S
本田がブレイクするのは当然だけど俊輔を忘れちゃいけないよね。
予選を勝ち抜いたのは彼のパスじゃないですか。
本田はいなかった。
夏子
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