「オマーン戦について」 いやー、おもしろかったじゃないですか、オマーン戦。 ドキドキハラハラ、ある意味手に汗にぎる。 そんで最後に勝ったんだからいいではないですか。 文句をいう人たちはどんな試合だったら満足するんですかな? 3、4点取ればいいのかな。 そんな一方的な試合のどこがおもしろいかなー。 むしろ、選手が勘違いしていい気になる方がはるかに悪影響が残ると思うんだけどさ。 早いうちに冷や汗かいた方が先のこと考えたらよかったんではないの。 いい勉強になったと思うし。 さすがに中田ヒデは堂々としたもんだったけど、P.K失敗した(そのあとチャンスにもはずした)中村俊輔、あんな経験初めてだったでしょう。 だいたいW杯予選も初めてじゃん。 だから最後に久保がゴールした時ほんとにほっとした顔してたしさ。 あ、久保って好き。ガテン系で。 テレビで見る時は選手のアップがはっきり見られてそれはそれで楽しめる。 私はとにかく今まで見たことのない顔が見たいんだ。 中田ヒデの涙とかさ。 (泣くわけないな・・・) 本当の、本当に心からの表情を。 だから今回のオマーン戦はそういう意味で楽しめたなー。 それにもし引き分けだったとしても多分そのあとのアウェイ戦で勝てば、または引き分けたとしても得失点差で上回ればいいことで。 むしろそういうしぶとい勝ち方をして来た方が実力ついた、と感じるね。 圧勝ばかりじゃ本当にしんどいところではたして勝ち抜けられるか、って。 一方的に4点も5点もとったら試合こわれるよ。 ・・・たしかにジーコ先生は最近固まっちゃってあんまり動かないけどさ。 じゃあトルシエタイプがいいのか、って。 案外無能な(ジーコがそう、って言ってないよ)監督の方が選手がしっかりしなきゃ、って思ったりして。 でもお金はかかるか・・・そろそろ日本人監督でもいいじゃないか、って気はするけどね。 P.S 翌々日くらいの新聞で、シュンスケが入籍していてその記事のタイトルが「俊輔ゴ〜ル」で写真が「オマーン戦でゴールをはずす俊輔」には笑った。
夏子
「スキ−場の風景」 シーズンなのでよく滑りに行ってます。 先日の苗場でのこと。 リフトに乗って下に広がるゲレンデを眺めていると、うんと小さい子(たぶん2才くらい、男の子か女の子か不明)がカラフルでかわいいスキーウエアを着て子供スキーをはいてがんばっている。 すぐそばには上手そうな若いお父さんが見守っている。 がんばっている、といっても初めてスキーをはいた人ならわかるだろうけど滑るどころか歩くことも、立つことさえままならないものだ。 その子も小さい手足ばたつかせて立てずに思いっきりもがいている。 まるで雪の上で溺れているみたいだ。雪は初心者にはいじわるだ。 全人生をかけて(といっても2年か...)必死にスキーと、雪と、格闘している。 あの子にとっては生きるか死ぬかの戦いであろう。 上で見てるとかわいいやらおもしろいやら。 「がんばれえ!」 リフトから手をふって声をかける。 お父さんが我々に気付いて手をふってくれた。 そしてもがいてる子供に「ほら、○○ちゃんがんばれーって言ってるよ。」とでも話しているのか。 ○○ちゃんにとってはそれどこじゃないだろうが。 でも○○ちゃんは雪の上で腹ばいのかっこのままきょろきょろと我々を探している。 リフトはゆっくり上がっていってしまう。 遠くなる。 ○○ちゃんが気付くようにと、さらに大きく手を振る。 ○○ちゃん、気付いて大きく手を振り返してくれた! まるで全人生(といっても2年)をかけてるかのように、体いっぱいで答えてくれた。 命のかたまりのごとく。 必死の形相(たぶん)....。 あんな小さいうちからスキーをやらせえもらえればすぐ上手くなっちゃうだろうなあ。 うらやましいなあ。 でもあの子にとってはそれどころじゃなかったんだろうなあ。 戦いだったんだろうなあ.....。 大丈夫、いじわるだった雪はじきに君をやさしく、いい気分にさせてくれるはずだよ。 一年もしないうちにね。 時々居るんだよね、5〜6歳でうんと上手い子。 こっちが転んでころがっていると、「どいてくださーい」とか言われちゃったりしてね。 P.S ゲレンデにSMAPの「世界に一つだけの花」がかかる。 うしろにいたイケメン風のスノボニーチャンがつぶやく。 「ナンバ−ワンにならなくてもいいのか ....なあ、オンリーワンってどういうイミ?....」 だれか彼におしえてやってくれ、わかりやすく。
例の雪山で遭難した大学生全員無事で救助されてよかったですね。 状況などはテレビを見ただけなんでよくわからないけど思ってたよりずっとしっかりしてた印象でした。 準備もそうは落ち度があるようには感じなかったし。 私がもし遭難したらもうパニックになってただろうなー。 まあ、その前に冬山には行かないけど。 冬山はもう冬、ってことだけで上級者の行くところだからね。 だいだい寒いの苦手だし。 高校の時ワンゲルで一応「冬山山行」もどきはやったな。 たぶん、秩父のどこかで、アイゼンの付け方とか習って。 一泊したはずだけどテントだったか小屋泊まりか忘れてしまった。 でもたしかに覚えているのは「ああ、今晩はもうお風呂にも入れないしストーブで暖まることもできないのだ....。」という絶望感(?)だ。 いやよう、いやなの、寒いのはいや〜。 お風呂が世界一好きなの〜、あとあたたかいふとんも〜!!! だから秋山なんかでも絶対くつしたやババシャツは予備を必ず持っていくし夏でも着替えは絶対必需品。 雨具は常識。 夏の御嶽山では頂上で風が結構冷たくて手袋が重宝したし。 用心深くなりました。 今回は違うけど、けっこういいかげんな登山者も見かけるよ。 手ぶら、とか、地図も持っていない中高年、とか。 「ここを登るとどこへ出るんですか?」なんて聞かれたことあったし。 または午後に登り始めるとかさ。 (天気がもつのは午前中まで、午後は天気はくずれるものと思った方がいい、とのこと) ..といいつつも高校の時は何ひとつわかっちゃいなかったなあ。 丹沢登った時、頂上で「もう下るだけだし水はそんなにいらないな」と思って携帯していたポリタンクの水で私自分の手洗っちゃったのよ。 (いけないんだよ、山では何が起きるかわからないことだってあるんだから。水はちゃんととっておかなくちゃね。) そしたらそれを見てた先輩達があとでミーティングで、 「いくら下りとはいえポリタンの水で手を洗うなんで非常識。 私たちが教えなかったから....」と、自分達がものすごく反省しちゃってさ。 当の本人(私)は何がいけなかったかわかってなくて、ケロっとしてて。 いやいや、あの節はすみませんでした。 心配をかけました。 今ではちゃんとしてます。 野トイレ(?)をしても手も洗わなくても平気だし。 なんちゃって。 P.S 厳密にいえば「野トイレ」もタブー。 わかっちゃいるけど.... すいません。
週末から新潟方面に滑りに行って火曜日の夕方もどってきました。 かぐら・みつまたから苗場、そして石打スキ−場と攻めて。 新潟は割と雪が重めなので足が疲れるのがいやな根性無しの私は敬遠してたんですが、まあ、トップシーズンなので一度くらいいいだろう、それに新潟の温泉と御飯は大いに魅力的だ・・・。 (特にみっつめの石打は編集部の接待なので♪) というわけで新潟です。 一泊めのみつまた町の温泉宿。 なんか昔高校のスキ−合宿で泊まった民宿なんかを思い出すなあ。 狭い和室にこたつがあってさ。 トイレもお風呂もついてないけど、なんか風情があるのよ。 窓の向こうは雪景色で。 それでやはり御飯がおいしい〜。 やっぱり新潟は御飯だねえ。 天然温泉もあって(ここらではこの宿だけ)2食付き一人7000円は安い! また来たらここに泊まろう....と思える宿にあたるとそれは当り♪ 2泊めは苗場。 プリンスホテルから道一本離れたいちおうホテル、でも部屋は和室。 ここはあんまり風情はないなあ。 でもまあ新潟だし御飯とつけものはまあまあか。 2日分のリフト券がついてゲレンデ徒歩1分、2食付きで14800円は安いか。 まあ、それだけだな。 次は別のところをあたろう....。 3泊めは石打の編集部の持っているヴィラ。 夕飯は車で湯沢まで行って居酒屋さんへ。 ここがもう、超!!!おいしかった〜♪ そのうえ安い!! 3人で飲んで食べて1万円でおつりがきた。 特に特製の「カニミソ豆腐」のおいしいことったら! 思わず「どうやって作ったんですか!?」と聞いてしまった。 (ちなみにカニミソに鶏卵をまぜて蒸すんだそうだ。) メニューに「一テーブルに一個」と書いてあるので「必ず一つ注文しなきゃいけないのかな?」と思ったらそうじゃなかった。 「一テ−ブルにつき一つまで」って意味だった。 つまり限定ものだと。 いや、ほんとにおいしかった。 カニミソってあんまり好きじゃなかったけど、あの店のカニミソ豆腐はよかった。 その他にもまいたけ天ぷらもししゃももカニすき鍋もみんなおいしかった...。 (もちろん日本酒も。) 新潟万歳である。 でも住め、って言われたら泣くかな。 あ、もちろんスノーボードも楽しんできました。 日曜日は天気もよく、頂上までリフトで行ったら遠くに去年登った苗場山が見えました。 頂上がなだらかでプリンみたいな山です。 ....でもさ、よく考えてみるとじゃあ「苗場スキ−場」じゃないじゃん。 スキ−場のてっぺんの山は「タケノコ山」っていうんだからほんとなら「タケノコ山スキー場」で、ゲレンデにかっこよく建っているのは「タケノコプリンスホテル」じゃん....てなことを考えてました。 苗場御用達のユーミンもかたなし。 P.S でも苗場、ってほんとにユーミンの曲かけてんのね。