「南アルプス縦走」 ・・・に行ってきました。(山小屋泊り3泊、行動4日) 登ったのは聖岳、赤石岳、荒川岳(縦走なので他にいくつかのピークもありました) 一日の行動時間がせいぜい6〜8時間なので比較的快適な山行でしたね。 山小屋もシ−ズン最後なので空いていたし。 あ、南アルプスの山小屋はすごくきれいで、トイレは水洗も多く、食事もかなり工夫しているところも多く、びっくりでした。 「北アルプスよりいいでしょ」とは周辺管理の人の言葉。 まるで競っているみたいでおもしろかった。 順調に縦走を続け、最終日、下山の時に。 やってきたのでした、トラブル! 地バチに刺されてしまいました! お尻と背中、服の上からだよ。 たしかに山小屋の人から、 「ニ軒小屋へ下りるならハチに気をつけて。最近熊に巣をあらされて 飛んでくるかもしれないから。」 とは聞いていたんですけどねえ。 だから厚手のシャツを着て、頭には虫除けネットをかぶっていたんですが・・・。 ハチに刺されるなんてほとんど初めて。 山にはハチ(ミツバチかな)は結構飛んでいるし、じっとしてれば決して刺したりしないのに・・・。 登山道の足下に、20匹くらいがとぐろをまくように飛んでいるのに気づいたかと思ったら連れの人が 「刺された!」と叫び、私もお尻にチクっときて、 「痛い!私も・・・いやあああ〜〜〜」 「とにかく逃げよう!」 と、下山道を転がるように走り下りる! いっそ転がり落ちたかった・・・。 一息ついて刺された所を確認しようとズボンを下ろすと、 「まだいる!!」 「ひゃあああああああああ!!!」 「下りるしかない!!」 ズボンを上げる間もなかったか・・・ とにかく走り下りたのでした。 (速いこと速いこと。4時間のコースタイムを3時間で駆け下りた) 幸い軽症で済み、持っていたアブに刺された時用の抗ヒスタミン剤を飲んだおかげか、翌日はもうなんともありませんでしたが。 (蚊に喰われるより軽い) しかしあとで麓の山小屋の人に伺ったところ、 「前も登山者がハチに20箇所以上も刺されて失神してしまった。その人は 病院に運ばれて、点滴をうった。 まあ、刺されて30分が勝負だね。もう刺されて3時間以上たっている? 気持ち悪いとかなければまあ大丈夫。」 「あ、あのう、勝負、って?」 「生きるか、死ぬかの。 地バチはハイイロスズメバチ、と言って、一応スズメバチの仲間だからね。 ・・・・」 「はああああ????」 場合によっては、体力がなかったり大量に刺されたりするととても危険らしい。 せいぜい点滴をして、体液を増やして毒を薄める事くらいしかできないらしい。 あとは自分自身の身体の力で自らを助けるのだそうだ。 ...幸い私は刺された数も少なく、体力も残っていたので大事にいたらずに済みましたが・・・。 ま、あとで聞いてぞーっとしましたね。 そういえば、休憩した場所に、木にたくさんのひっかきキズがあったっけ。 熊の爪のあとですって。(なわばりを示す) いたんですね、たくさん。あああ。 (もちろん熊除けの鈴は必ず持っているけど) そいつら(熊)がハチの子を狙って巣を荒らすのでハチが気がたっていたんだそうな。 熊はハチの天敵なんですってさ。 もう行かない。きっともう行かない、あそこには。 P.S 百名山、96、97、98コ目〜〜。
夏子
総裁選ねえ・・・。 「漫画太郎」はどうよ、と思っていたら福田某に決まりそうだな情勢なので、ほっとするやらどうでもいいやら。 なんかバラエティみたいな政局が続いていたから、そろそろまともな総理がほしいとは思う。 片山なにやら、って女の人がテレビで、 「福田さんは小泉総理の番頭だった人ですから」と言ってたのは笑った。 番頭はないでしょ〜〜〜。 (いくら番頭顔だとしてもさ) 仮にも先輩議員でしょ。 1年生議員のくせにね。 くすくす。 そんで、翌日にはしっかりその番頭さんの横にいるの。 たくましいね。(ってほめてるわけじゃないけどね) 漫画太郎、私の漫画読んでくれているかしら。 モーニングも毎週買ってる、って言ってるから一応目を通してくれてるといいなあ。 「イカロス〜」今週が最終回ですし。 (よろしく) 趣味・読書(漫画)ってね。 漫画、って読書、って言えるのかな。 微妙だな。 メジャーの松井稼頭夫も趣味・読書(漫画)だったけどね。 「今読んでいる本です」と、見せてくれた(テレビで)のが「亀有」だったな。 笑えたような、ぴったり、のような。 むしろ文庫本の小説かなんかを見せられたら違和感を感じたかもね。 (本、逆さに読んでたりして) 読書=漫画が通用するのは今のとここの二人だけだったりして。 私のも読んでね! ジャンジャン!
「ザイテングラード!!」 先週、台風一過の晴れ間を狙って北アルプス穂高岳へ行って来ました。 奥穂高は高1の時に登ったんだけど、その時はガスっていたので全然景色が見られなかった。 ですから今度こそは、と。 土曜日は天気よくなかったんだけど翌、日曜は御来光も見られたし、頂上は360度のパノラマ! ほほほ〜! 眼前に迫る北穂高、前穂、大キレットから続く槍ヶ岳や西穂へ続くジャンダルム、もちろん常念岳やぽっかりほの赤いオデキみたいな焼岳、去年登った薬師岳、黒岳、遠くは富士山(忘れちゃ困る、いるぜよ、とばかり)までぜ〜〜〜んぶ見えたのでした。 頂上にある方向指示盤は見覚えがある。 3190mの標高は3位。 その昔山小屋の主人が石を積んで南アルプスの北岳(3192m、2位)と高さを競ったという頂上に、高校の頃、私も、と一個石を積んで 「なっちゃん、何やってるのー、」と先輩に笑われたっけな・・・。 そして涸沢のザイテングラード! (ドイツ語でカール状の地形、という意味らしい) 前も通ってはいるんだけど多分ガスっていたのでほとんど記憶にない。 登りで見た時は天気悪かったのでまるで「地獄の一丁目〜」みたいな感じだったけど、青空の下で見る洞沢は・・・・そりゃもう絶景!!! 扇のようにぐるりと北穂・奥穂・前穂のそうそうたる岩峰が取り囲み、迫りくる様は写真じゃちょっとわからないね。 もう、天空の要塞、って感じで、この洞沢にお城を築いたら、いかな武田信玄でも攻め落とす事はできなかっただろう...おっと、その前にここに籠城したらへたするとこっちが脱出も不可能な陸のアルカトラズになったりして。(笑) そしてその洞沢から目指す奥穂へと続くザイテングラードの登りのきつかった事!! ほとんどバベルの塔のごとく、天へ続いていきそうでうんざりしたなあ・・・. (疲労もあってキレそうだった) 2度目のはずだけど、 「何も覚えていない・・・覚えているのは洞沢雪渓の雪で作った 氷あずきだけ・・」 「食べたのは多分その岩のあたりだろう、だいたいここらで雪渓が 終わるので、みんな、このあたりで氷あずきを食べて、景気をつ けてここから続くザイテングラードの厳しい登りに挑むんだ。」 と隊長が。そうかあ・・・。 なぜ山に登るのか、登って下りるだけじゃん、とよく人に言われるが、知りたい人は一度この洞沢へ来てみるといい。 (洞沢までなら急登りもないので比較的楽) この絶景、目線よりはるか上、ぐるっと取り囲む天空にそびえる岩峰を感じる(見る、ではなく)事は、登らなくては味わえないからだ。 たしかに日本は美しい、よ! P.S 頂上直下の穂高岳山荘のトイレはなんと水洗!参りました。 (処理をした後、ヘリで便槽を下ろすそうな)
「フレッツ光!」 3月くらいから 「フレッツ光にしませんか?」という猛烈なセ−ルス電話。 「そのうちに」とか言ってやんわり断り続けていたんだけど、 「そのうちに、っていつ頃?」 「はあ、6月くらいには」とか 「9月くらいには」とか言っているうちに・・・・。 「9月にやる、って言ってたじゃないですか、今なら最終キャンペ−ン 期間で工事料金無料サービスが」とか 「おたく、ISDN(私のところ)でしょ、もうほとんどいませんよ、 重いでしょ、光ならもうイッパツ、今後光より速いものが発明されない限り これ以上のものは現れませんっ」 とにかくうんざりするほど熱心、ねばるねばる・・・。 まるで昔、 「この町で汲み取り便所はおたくだけ、補助金出すので水洗に替えて下さい」ってニュアンスに似てる・・・。 いずれみんな光に替わるんだろうなあ、時間の問題か・・・。 というわけで決断をする。 フレッツ光だ。 ツタヤのDVDなんかも契約すれば映画を配信してくれるという・・・ レンタルDVDくらい足を運んで選ぶのを楽しみたいぞ・・・ まあいい。 で、今日は工事の日である。 「その前に最終確認をしたいので現場を見させて下さい。」 で、結論。 私のところにフレッツ光はいらっしゃらなかった。 なんでも、通りに面した場所と、建物の構造とか、もろもろの理由で、光ケーブルが簡単には通せない、とのこと。 家の前の通りはなんでも、電話のケーブルを地下に埋めてあるそうで、上から光ケーブルを引っ張る事ができないそうな。 関係ないけどスカパーも受信できないしな。 あーあ、せっかくアポ取って待ってたのに、残念。 時間返せよ。 まあ、いいか。どうせ望んじゃいなかったし、汲み取り式(?)ISDNでも充分インターネットはできるし、どうせメールそんなにこないし。 P.S いきなり秋。寒いぞ。