「ワクチン接種」
先週2回目の接種済ませました。 副反応としては、「腕の痛み」「微熱」「だるさ」など、典型的なものでした。 腕は、1回目より痛かったかな。 それに少し痒い。 これは友人に聞いていたので「ああこれか」と。 でも痛い部分が痒いので掻けないのよね、そんなには。 熱は、36.3〜37度くらい。 普段よりは少し高めかな?とも感じましたが普段そんなにしょっちゅう熱測ることもないので、体感ですが。 (検温は朝起きた時にしている。朝は低いのよね…だいたい36度前後) だるさは少し。 ひどい風邪の時みたいな関節が痛い!起きていられない!なんてものでは全然なく。 少し「やる気がでないな…」といった感じ。 それじゃ普段から普通にあるじゃんよ、と自分に突っ込み。苦笑。 バファリンを1度飲んだら腕以外は症状消えました。 ま、大したことはなく、2,3日で治まりました。 これも典型。 もちろんこれでコロナ前の日常がもどってくるわけではなく、楽しいイベントがあるわけでもないですが、とりあえずホッとはしてます。 ここでも以前に書いたのですが、元々は「ワクチン打ちたくない派、できれば私以外のみんなが打ってくれれば私は打たないで済むかもしれない〜」ってもくろんでいましたがね。 それに当初はワクチンが足りないので自分よりはもっと打ってしかるべき職種の方がたくさん居られるので、自分は後回しでいいやと思っていましたが。 6月早々に区の「ワクチン接種券」が郵送されて、「へえ、来たんだ」と。 近所の知人が言うには「全然予約取れない〜」「とれたとしても8月すぎ」ということだったので、「やっぱりそうか。急ぐことないや…」と思いつつ何となくワクチンコールに電話(ネットではなく)したらすぐにつながり、人間が出てきて(笑)、「予約取りますか?」と聞かれたので「あ、じゃ、お願いします。 直前に体調不良とかになったらキャンセルできますよね?」 「もちろんです。」というので予約を取った。 「今日から○○病院も参加することになったのでそこなら7月の予約取れます」と。 2回目の予約も事務的に入れることになるのでそれも完了。 あれ、取れちゃった…。 「よかった」より「申し訳ない」感の方が強かったな。 でもキャンセルすることもなかろう… まだ日があるので考えよう…。 そしたら「集団免疫のただ乗り」という言葉を耳にするようになり、それが気になってきた。 たしかにワクチンの予約を取る前までは 「よくわからないモノを体内に入れるのは怖いなあ」「注射で腕が腫れたらいやだなあ、インフルエンザの予防注射だって受けたことなかったのに」って考えていた。 だから他の人が受けてくれれば… 少なくともワクチン接種を希望する人がみんな受けられれば自分は後回し、その頃には必要なくなっているかもしれない…とか。 やっぱり少し怖かった。 でもごくまれな副反応が怖いという言うならバッファリンとか普通の市販薬や湿疹に必要なステロイドはどうよ? あれだってごくまれにではあるが事故は起こりますよ、ってパッケージに書いてあるではないか。 多かれ少なかれ薬は「劇薬」の成分が入っている、それをウドン粉とか片栗粉で固めて丸い形にする…笑。 そういうのには無頓着なのにワクチンを過度に恐れるのは矛盾ではないかな。苦笑。 ワクチンも薬も、それによる「メリットとデメリット」を測りにかけて自分で判断するしかないだろう。 コロナ禍はもう、その国が、世界中が一つの船に乗っているようなもの。 自分の国だけ安全ならそれでいい、というものではなく。 事実、感染爆発している地域から変異ウィルスがどんどん生まれちゃう… というのは早くから専門家が指摘していた。 だからお金持ちの先進国だけOKというわけにはいかないんだ…と。 そしてその先進国のおかげ(莫大な資金)でワクチンが作られ、治験(ここが肝心!)が実行され、さらに海外の何億って人が先に接種してくれている、日本はワクチン接種は遅れを取った、って非難されているけど、言い方は悪いけどたくさんの人が「実験台」になってくれたんだから、考える時間が得られた。 コロナを収束させるにはとにかくワクチンによる「集団免疫」の獲得が1番よさそうだ。 で、大きな「対コロナの石垣」の小さい小さい1個の石になろう、って気分になったのさ。 そう思うと、少しすがすがしい気持ちになった。 一抹の不安もかなり減った。 それに、「医療」「お医者さん」を信じられなくなる方が怖いと思うよ。 黒沢映画の「羅生門」、ある殺人事件に対して容疑者がみんな言うコトが違うの。 みんな自分に都合のよい証言をペラペラと。 真実は藪の中(原作は芥川龍之介の「藪の中」ですね) …で、ラストで浮浪者(千秋実だったかな)のセリフで 「人間が信じられなくなる、こんな地獄があるか。おれは恐ろしいぞ」 (単語は少々は違うかも…でもこんな感じの意味の)とあるではないか。 私は「お偉いさん」とかはあまり信用しないけど、少なくとも身近にいる人間は信頼したいな。 そう思うよ。
PS. 「え、ヘイウチさんが!?」って言われた。 打ちたくないなーって言ってたからね。 でも周囲にそういう人が多いので天邪鬼としては逆に…笑。 それに刺激されたかどうかはわからないけどスタッフさんも積極的に 打ち始めた。 やはり身近な人の情報は欲しいよね。 私も「副反応どうだった!?」って聞いて回ったもの。 結果、トシ食ってる方がやはり軽い! よかったなあ、トシ食ってて! 朗報になりますかね…笑。
夏子