「足るを知る」
・・・とは「満足する」という意味で使われる、とのこと。 何ごとも欲しがり過ぎるな、腹八分目、といった感じかな。 20代、30代の頃はともかく、今の自分にとってはなかなか心地よい、時にはなぐさめになり、時に救いにもなる、都合のよい言葉だ。 が、しかし。 アスリートにとっては時にはタブーな言葉になる・・・。 2014年はソチ五輪やブラジルW杯があったので悲喜こもごも、いろいろなシーンを見る事が出来た。 (テレビでだけど) ソチ五輪、金メダルを勝ち取ってもまだまだ「満足」せず、もっともっと、さらに高みを目指す選手もいれば、メダルはかなわなかったけどそれ以上のインパクトを残してくれたまさに「足るを知る」、境地のようなアスリートもいたなあ・・・満足、したかなあ・・・ してくれているといいなあ。十二分に凄かったし誰よりも美しく、強く闘ったのだから。 サッカーの方、W杯は散々な結果で、「満足」にはほど遠い。 もちろん多くの選手は「次こそ!」の思いで一杯だろう。 「足るを知る」どころじゃないね。これからだ!・・・だといいけど。 アスリートにとって「足るを知る」は時に「終わり」の意味になってしまう。 世界レベルで戦う選手は、振り向いちゃいけない。 振り向いて自分の立ち位置を知ってしまうと、その高さにひるんでしまうかもしれない。 緊張感も闘争心も途切れてしまったら・・・ 一度途切れると、そう簡単にはもどれないだろう。 だからひたすら走り続けるしかないワケで。 選手がよく口にする=「楽しむ」どころじゃないだろう、時には「不安」「恐怖」そのものかもしれない。 それに比べたら「苦しい」方がましだろうな。 それほど苛酷だからなあ、世界で戦う、ってことは、きっと。 おしなべて、スポーツというのはたいてい苦しみの方が多い。 9割方、それ以上かな。 歓びなんてのはたいてい一瞬で。 もっとも「苦しい」イコール「つらい」わけではなく、むしろ「苦しみ」も喜びの一部だ・・・もはやマゾか? マゾだね。苦笑。 でもそれも度が過ぎるとグロテスク。 そろそろ「足るを知る」の心境になってくれればいいのに、もう満足して晴れ晴れとした表情を見たいなあ、と感じる選手もいる。 (あんまりいつまでも「代表、代表」と言うのを聞くと少しひいてしまう・・・) 「足るを知」っちゃいけないわけね・・・ 「満足」なんか全然望んでなくて、むしろひたすら「次への課題」を求めて・・・。 「試練」こそがスポーツの神髄なんだろうね。 (やっぱりマゾ) 来年もいろいろなスポーツ中継見るだろうな。 でも勝っても負けても、スカッとさわやかだといいな。 さわやかだけでは済まない事は知りつつ。 苦しみだけでなく、「力強さ」を感じられるといい。 ギリギリ組み合ったまさに正念場で、一瞬の不敵な「ニヤリ」を見たい。 きっとそこが選手だけが知る勝負の分かれ目。 「よし、勝てる!」「よし、いける!」「これだ!今だ!」「どうだ!?」・・・ 言葉で表せば単純な単語なんだけど、その表情は、まさに「スポーツの真髄」だろう。 タイムアップ時、終了時の表情とはちょっと違って・・・。 アスリートが一番強い、ケダモノの瞬間だろう。 その表情を見逃さないようにしたいものだ。 あ、私はいつも、「足るを知る」。 毎食必ず腹八分目・・・笑。 何十年生きてきてうちの猫よりは少しマシ、という有様。 P.S フィギュアの町田選手は早くも「足るを知る」の境地のようだ。 でも完璧な「第九」、見たかったぞー。 もっとー。
夏子
とりあえずメリークリスマス♪ 北海道はニセコにきています。 大寒波は一段落したようで、降ったり止んだりはしてるものの。 とりあえずいつものニセコの風景が。 行く前にスタッフに、 「明日から北海道行くけど、何か食べたい物…」 「カニー!!」 「…があったら私が食べてきてやるから」 「ひどいー! おみやげ〜」 もちろんお土産は必ず買います。 両手いっぱい。 旅行とか行っても最近はもうおみやげ的なものはほとんど買わないんだけど、北海道は別。 うん、北海道は別ね。 まず買うのは「白い恋人」。 これはまあ誰にあげても喜ばれる北海道の銘菓♪ 最近は「美冬」も人気が高い。 ゴージャスなチョコミルフィユ。 もちろん「いくら」「紅じゃけ」「スモークハム」「チーズ」なども定番。 「いかのしおから、お願いしますぅ〜」 「○○屋の松前漬けも〜」とリクエスト有り。 自分用に「ラーメン」「レトルトカレー」「いかめし」なんかもカゴにほうりこむ♪ 乾燥ホタテもいいですねぇ。 1コ、150〜500円と高価ですが。 もちろん華やかなスイーツたちも盛りだくさん。 ロイスの生チョコも忘れずに。 今年の限定フレーバーは何かな? 「ラム味」や「オレンジ」は美味しかったっけ…♪ 「シャンパン味」はイマイチだった…。 ゼリーは好きじゃないけど「夕張メロンゼリー」、これは美味しい…♪ あれもこれも、それも。 ああぁ、みんな美味しそうだぁ〜♪ でも、「ひとつ」を選べ、と言われたら。 迷わずこれを推しますね。 新千歳空港名物、佐藤水産の「たらばガニ押しズシ」!! これがNo.1! ベストオブ北海道 !! 千歳に着くやいなや、売店に直行してまずこれを買ってその場で喰らい腹ごしらえ。 帰るときも走って走って、空港中の弁当屋をまわってあるだけget! 買い占める〜♪ (と言っても、夕方なので2〜3コしか残ってないけど。) これは東京でやってる北海道フェアとかじゃ絶対手に入らないもの。 千歳にお寄りの際は、ぜひ「佐藤水産 カニ押しズシ」を。 (他のじゃダメなの。佐藤水産なの。) ステマじゃないけどー。 あれ、すっかり食い物の話ばかりになっちゃいました。 もちろんゲレンデの雪質は最高!のパウダーでした。 世界に誇ろう、雪と食! 北海道ばんさい〜♪
・・・困った。 特に報告するような近況がなくて。 結構寒いですね。 冬なので寒いのは当たり前、寒くならなきゃならないでまた温暖化とか心配だしね。 寒ければ寒いほどコートとか暖房機とか物が売れるらしいので経済的には歓迎、らしい。 選挙には行ってきた。一応。 寒いから行くのよそうかとも、と思ったけどまあ、一応。 株価はちょっと前の2倍にも上がって、円高の時はひーひー言ってたのにもう120円近い円安で。 望んでいたような状況なのにちっともう好景気感を感じられないのは何だろうね? 不思議。 しかし寒い・・・。 というわけではないけれどちょっと風邪ひきました。 大したことなくて、のどが少し痛くて鼻水が出る程度の。 おとといまでは黄色っぽいねばーっとした鼻水だったのがだんだん白く、透明になっていく・・・ よし、治ってきてるんだな・・ タンは出ない・・・ すいません、汚い話ですね。 おかげであと1,2回は近場なら行けた登山もさすがに終了。 この時期、晴れてさえいれば結構いいんですよ、登山は。 空気は澄み渡って遠くの景色もよく見えるし。 富士山なんかそりゃ見事な、雲の多い夏ではちょっとお目にかかれないようなのが見えるんだから。まるで銭湯?笑。 しかしほんとに11月や12月、ってあっという間だね。 砂時計の最後の砂みたいに「ああああーーっっ!!」てな感じで落ちて行く。 毎年毎年、いや、トシと共にどんどん速度を増して。 あ、インフォメーションがあります。↓ http://mangaonweb.com/news/2014/12/04/74 ・・・という事です。 ただ今作画中です。 割とのんきに、リラックスして、でも楽しんで描いてます。 その時はのぞいて見てください。 よろしく。 P.S 卓球で、「石川佳純ちゃんが優勝して賞金1185万円に狂喜乱舞!」と 「最年少優勝美宇&美誠ペアが鼻血を出しつつも勝利、475万円ゲット!」 のニュース。 私はうっかり最年少ペアが賞金475万円をゲットして狂喜乱舞して鼻血! と勘違いをした。 さらに佳純ちゃんが札束手に笑いが止まらない・・・ なんて図を想像してしまい一人で爆笑。 あのかれんな少女たちが札束を手に・・・ んなはずないよね。 しかしいつから卓球ってこんな賞金が出るようになったんだ!? しかし初々しい。 近所のよく行く手芸屋さんで、ある時小学校1年くらいの坊やがレジを 打っておつりを渡している。 もちろん大人がそばで監視してるのだが。 「わあ、ボク、よくできましたねえ」とのお客さんの言葉に、母親らしいき 人が、 「学校の算数とかと違って、実際のお金、特に小銭とか出し入れするのは 大好きなんですよ。 もう活き活きしちゃって。子供はお金、大好きですから」 ですって。 ほほえましいような微妙なような。 あ、卓球のニュースとは直接関係ないです、一応。 P.S.2 脱腸で戦線離脱していたWWEのローマン・レインズが復帰したみたい だー♪ 見なくっちゃ♪ 画像を取り込んで、パソコンの待ち受け画面に入れちゃった♪ (ネイマールと交換) いやあー、かっこいいわあ♪
「苦手な・・・」
12月かあ、年の瀬、ってやつ。 巷ではまだ忘年会、とかやってるのかな。 昔に比べたらすっかり少なくなったけど、パーティーとか忘年会とか苦手だ。 親しい友人や知人と少人数での飲み会とかは大好きなんだけど、大勢になると、ね。 特にあんまりよく知らない人とかが多いと本当に困っちゃう。 紹介されたりして挨拶はするけど、その後話すことが何もなかったりするとさ。 あまり深い話もできないし、笑うツボとかが違うとシラけちゃったり、ういちゃったりするし。 昔、なんとなく顔見知りが集まる忘年会っぽいのがあってさ。 一応知人と参加してたわけ。 10年位続いたかな。 だからそれなりに顔見知りもできるんだけど、困っちゃうのが、顔は知ってるし話もするけど、何の仕事かもわからないし肝心の名前がわからない! 今さら「あの、どなたですか?実はあなたのこと知らないんです」なんて聞くわけにいかなくて。 なんとなく困っちゃって、取りあえず目の前にあるものを食べたり飲んだりしてお茶をにごすんだけど、それも長くは続かない・・・。 座持ちの悪い事、ったら、我ながら情けない。 わざわざ出かけていって、ちっとも楽しめないんじゃ意味ないよね。 だからすっかりその手の集まりは行かないし、企画もしなくなっちゃったわ。 寂しいとは思うけどホッとする方が大きいわ。 親しい友達とかとは会ってるしね。女子会とかも。 あ、女子会は別、女子会は好き♪ 女子は座持ちがいいし、気も使えるし、楽しい。 それに比べて男子はさ・・・ 気は使えないし話もつまらないし・・・笑。 それなのに・・・ うかつにも先週参加してしまった。 登山関係だったのだけれど、知人に連れてってもらったのだけれど、話ができるのはその知人だけで、他の人はほとんど初対面。 しかも私だけが初参加で、私以外は皆和気あいあい、だったわけ。 しまった〜〜〜!!! そういう席で、知人とばかり話すわけにもいかず・・・。 登山関係だというのになぜだか話がかみ合わず、もちろん漫画の話もできず(自分からはしない)。 でもさあ、少しは主催した人は気を使ってくれてもいいのになあ、と思うよ。 私が全然話に参加できてないのに・・・。 くすん。 さらに、店の座敷で、足は伸ばしたものの畳がすべってどうにもすわり心地が悪く、いごこちもどんどん悪くなってトイレに立った時に携帯に緊急連絡が入った、とか何とか言って早々に退散してきた。 あ、お金払うの忘れたわ。 ま、いいか、私ほとんど飲んでないし。 それで顰蹙をかって誘われなくなれば好都合かね。笑。 ま、いいか。 P.S あ、五輪の種目を増やしていいとか? 変更が決まったのかな。 だったらいつかの投票は何だったのかね? まるでイベントみたいに大騒ぎして、レスリングがなくなる?とか、悲喜 こもごもをわざわざ作って。 振り回されるアスリートが気の毒だ。 誰のものだ、五輪は。 (スポンサーとテレビ局のものかい?) どんどん金メダルが安くなる気がする・・・。 個人的には、80年代後半から90年頃かな、時間が長くかかりすぎてテレビ 放映枠におさまらない、という理由でバレーボールのルールが大きく変わっ た時かな、がっかりしたのは。 サイドアウトの廃止、とかラリーポイントとか。 あれで私のイメージの中で何かが終わったわ。 ふうう。
「犬派、猫派」
少し前に「小型犬遺棄」に関するニュースが流れた。 これ、苦手で・・・ 一瞬でも小型犬の画像が映ると速攻でチャンネル替えてた・・・。 犬の眼って、だめで・・・。 (その割には人間が殺されるシーンは、不快ではあるけどチャンネルを替えるほどではない・・苦笑) もちろん犬は可愛いんだけど(問答無用で)、可愛すぎるというか純粋に人間を信頼している様子がいじらしいというか、チト重いというか。 これが猫ならさ、だいたい吊り上った眼で「近寄るんじゃねえ」てな雰囲気でしょ。 すり寄ってくるのはお腹が減った時だけだし、トイレが汚かったら怒って抗議するし。 抱っこしようものなら顔そむけて両足で突っ張って爪までたててさ。 私がほおずりをしたりすればその場所を必ずすぐなめてなおしているし。 ん、もう! 怒・・・笑。 近所の小型犬も、お散歩中私の足に抱き着いてきたりするの。 「この子、人間が大好きなんですよ」と飼い主のおじさんが。 もう可愛いッたら。 あったかいし。 けなげな瞳〜。 だから、人間がその犬の信頼を裏切るような件のニュースなんか聞いちゃうと・・・。 もうたまらなくて画像は絶対見られない。 人間として、犬に申し訳なくて・・・。 ごめん! ごめんね!! 私は当事者じゃないのに何かひたすら申し訳ない・・・。 (その割には人間が対象だとそこまでは・・・苦笑) 先日亡くなって、再放送されていた高倉健主演の「南極物語」でも、犬のシーンは見られなかった。 (映画、とわかっていても・・・) 寒がっている場面とか鎖に繋がれて置き去りにされ・・・ あ〜〜だめ!! (人間が寒がっているシーンはつらいけどそこまでは・・・苦笑) 思い出してもつらい〜〜。 だからこの映画は最初少しと最後だけ見るの。笑。 以前も、登山の途中で奥多摩方面の林道で、なぜだか野良犬風のわんこがいて、でも信号で車が停車する度駆け寄って車内をうかがっていた。 「多分、捨てられた犬。ご主人様を待っているんだろう」 その時の犬の後ろ姿、寂しそうな背中・・・ う〜〜、書くだけで思い出してつらい〜〜。 (じゃ書くな!) 捨てるな、ばかあ〜〜!!涙。 だから犬はちょっと飼えなくて。 ほんとはゴールデンレトリーバーなんか憧れてたんだけど大型犬はまたいろいろな面で大変で。 (しつけとか犬の老後、とか) 猫の方が小さいし気楽だ。 犬ほどは臭わないし。 どっちも好きだけど・・・。 猫は多分、情緒的なもの、「こころ」とかない。 すり寄ってくるのはお腹が減っているか(なわばりの)臭いをつけるためだ。 ひざにくるのはあったかいからで、ふとんに入りたがるのも寒いから。 私が好きだからじゃない。 飼い主が亡くなった後、ご主人様の椅子に居るとか、ドアが開くのを待っているとか聞くけど、多分「習慣」に忠実なだけで、いつもの動作をしてるだけ。 主人の死とかで習慣が崩れ、動揺してるにすぎない。 ハチ公みたいに駅で待ってたりしない。 猫は。 笑っているように見えるのは元々そういう口元だからだ。 すべては「本能」によるもので、情緒じゃない。 猫は犬よりお馬鹿さんで、だからこっちもそんなに犬みたいに気を使わなくていい・・・。 ・・・でもそう分析するのは人間側から見た判断に過ぎなくて、ただの人間の思い込みだとしたら? もしも猫にも情緒・・・こころがあったら? もしもそうならお馬鹿さんは人間(私)の方だ。 それも確かめる術はないけど・・・。 猫にもし「こころ」があって、すり寄ってくるのは私の事が好きだから?。 ゆっくり近寄ってきて、しっぽを巻きつけながら私の足を一周するのは 「だ い す き」のメッセージ? ・・・・そしたら・・・ あああああ〜 ・・・うれしいけれど、やっぱりちょっと重いかも。 猫はやっぱり自分勝手の方がいいや。 こっちの気が楽♪ なんてことを想像しながら猫(ピーチ)を抱きしめたら、やっぱり後ろ足で顔蹴られた。 チクショー。 (ま、それはそれでいいかな) P.S 健さんに続き菅原文太も逝く。 二人とも全盛期はカッコイイのはもちろんだけど綺麗なんだよね! 顔も身体も。 さすが「百万人の(みんなの)兄貴」。 逝く。