「バンクーバーーー♪」 メダルはちょっと無理かもねえ、とか思いながらもやはり見てしまえばそれなりに楽しんでしまうオリンピックーー。 中でもやっぱり高橋大輔よかったーーー、感動したっ。 (日本中感動した、と言うとよく「ウチは日本じゃないんだ・・・」と つぶやいていた友人を思い出すけど・・・) 私も漏れなく感動した。 いやあ、3人のメダリストの中で一番よかったんじゃないかなあ。 そりゃ日本人だから、の身びいきは差し引いても、プログラムがよかった。 1位のライサチェックは「シエラザード」の残虐な王様が改心する話、 2位のプルシェンコは「タンゴ」でしょ。 その中で、大道芸人の悲哀の「道」は本当にわかりやすかっしドラマティックだった。 ピエロって世界中の人が一発でわかるもの。 それにあの表現。 いつから日本人の表現力があんなに、世界1の評価を受けられるようになったんだろう? 感慨深い・・・。 そしてあのラストのガッツポーズ、あれでやられました。 4回転(果敢に挑むも)に失敗してたから滑り終わってそんなに喜ばないのかな? と思ってたので意外でもあり、「ああ、大輔は滑り切ったんだ」と心から思いました。 感動。 あれはジャッジにもアピールしたと思うよ。 よく、「目標は?」と聞かれて ズバリ「金メダル」と言える真央ちゃん(すごい!)とかと比べて 「終わった時に笑顔でいたい」とか 「輝いていたい」と答えるアスリートは、今迄正直「あいまい」「弱気?」とか「いい訳モードかな?」とかネガティブに感じていたんだけど、 この日の大輔を見ていたら、 「ああ、こういう事か・・・」と思い知らされたのでした。 よかった、本当に感動した。 ・・でもプルシェンコ、おかしかった、「4回転跳んでないじゃないか」ってぶうぶう文句言ってさ。 それで、「日本人選手はすばらしかった」ってほめてくれるの。 で、それを聞いたライサチェックが今迄尊敬し目標にしていたプル先輩にそんな事言われて戸惑ってると漏れ聞く・・・。 「だって怪我上がりだったしもともと4回転あんまり得意じゃないし・・」って? でもプル兄さんの言う事ももっともかな。 確かに4回転に挑む選手極端に減ったもんね。 リスクをしょってでも試合で挑み、そして見事に下りてこそアスリートではないか、と思うし、さらに感動するというもの。 まあ、彼のフリーは確かにあんまり出来よくなかったからね・・・。 順位は妥当かな・・・でも私は大輔の「道」が一番好きだった。 うん、うん。 P.S 3/1発売のヤンマガから新連載「コラソン」始まります。 トップ絵はそのカラーです。 実際の掲載時はデシタルでスタジアムとかを コラージュしてもらうのでもっと派手な仕上がりです。 よろしくーーー。
夏子
「腰パンいけませんか?」 五輪のスノボの國母選手の服装問題ばかり騒がれてちょっとしつこいので弁護などを・・・。 スノボは腰パンがスタンダードなのよね。 (あたしのボードパンツも腰できめるデザイン・・・いい年して腰パンさせないでくれ・・・ もちろんしてないけど) エアとかいろいろトリックをやる際に膝を自由に動かすために、ズボンはゆったりめなんです。 (トビさんのニッカボッカと同じで) あれが問題になって、出場辞退させるくらいならスノボ(ハーフパイプ)を五輪からはずせばいいんだ。 初めから五輪にハーフパイプって違和感あった。 スノボはソルトレーク五輪から正式種目になったんだけど、理由はアメリカ勢が強いから。 それとテレビ映えがするから。 (これもアメリカのテレビの都合か?) スノーボードは「アルペン」「フリースタイル」の2つに分けられ、ハーフパイプはフリースタイル。 (ちなみに一般のゲレンデの9割以上はフリースタイルの板。 あたいのも。) タイムを競うアルペンに比べ「フリースタイル」は・・・・ 極言すると「カッコよさ」を競うんです。 競技の技術が主ではあるけどファッションや、「生き方」・・・「スタイル」を競う。 「アスリート」というよりはむしろ「ロックミュージシャン」とか「アーティスト」に近いかも・・・。 國母選手を始め、プロライダーの主戦場は「Xゲーム」などの賞金大会。 彼等は「賞金稼ぎ」が生業、そしていかにカッコいいビデオ(DVD)を作成してそれを売り、板やバインディングとかのメーカーと契約して稼ぐわけ。 始めから「金・銀・銅」を競い、一応アマチュアをうたう五輪と相性がいい訳がない。 実業団などに所属する「社員」の選手とは違う。 ソルトレークの時は当時人気・実力NO.1だったあるカリスマライダーは「五輪には興味ない」って参加しなかったし・・・。 ま、たしかにスーツで腰パンは正直「馬鹿丸出し」って感じでいただけなかったけど。 (普段はゆったり、でもスーツはピシッとキメた方が格好よかったのにね) もっとも彼は「馬鹿」に見られてかまわなかったのかもしれないし、「理解」なんかされたくなかったのかもしれない。 JOCのお偉いさん好みの「優等生」なんてヘドがでる、雪の上のパフォーマンスが全てと思ってたかな。 青臭いな・・・ 可愛いけど。 でも橋本聖子団長とのツーショットはおかしかったな。 まるで不良息子とおっ母さん、みたいで。 ふんぞり返った息子の横で、本人より深く頭を下げ、息子のドレッド頭を押さえて、 「あんたも頭下げなさいっ」なんてやってたらおもしろかった。 で、記者会見を後にして退場する時に腰パンで歩きながらどんどんズボンわざと下げて、半ケツ出すの。 そんでまたおっ母さんに叱られて・・・「この馬鹿息子っ」とかね。 冗談はともかく、この騒動にめげず、ダントツ金メダル候補のショーン・ホワイト(キム・ヨナと並び年間7億円稼ぐという・・)を下して金メダル奪ったら格好いいよね。 そんで金メダルを首からはずして「こんなもんいらねえや」とか言ってほおり投げたら最高。 もちろん腰パンで。 ははは。 がんばれ腰パン。 P.S やくみつる先生が「強ければいいってもんじゃない」って批判してたけど、 先生、強くなければあの場にいないし、あのスーツもらえてませんけど。
先日、NHKで「高校生の就職難」というテーマの番組を見た。 昨今の不況で高校生の就職が例年になく難しくなっているそうだ。 なかなか内定が出ず、社会との結びつきを失ったまま卒業しなければならない高校生がたくさんいる、と。 不況は彼等のせいではないのに気の毒だなあ、と思いつつ、登場してくる高校生にやや違和感を感じた。 一人の男の子が言う事には、 「給料の高いとこは競争率が高くなってるので、給料の低いとこを 狙おうかな、と思います・・・。」です、と。 違うだろうーーーー。 君が給料の高い、低いを言うなよ。 これから働き始めるんだろう、ということは、少なくとも、最初の3ヶ月くらいは、見習いみたいなもんで(職種によってはもっと)言わば、「給料泥棒」じゃないか。 使えなくても大目にみてもらえて、足手纏いになろうとも、一応お金はもらえるんじゃないか。 お金の多い少ないは大きな事かもしれないけど、まずは仕事を覚えるのが優先じゃないのか。 安いとはいえ、その給料に見合う働きが出来るのか。 なんか、言葉の使い方が乱暴だったなあ。 未熟を差し引いても。先生は何も指導しなかったのかな。 面接で直接口には出さないまでも、そういう考えが透けて見えたら、私が社長ならこの子は雇わない。 絶対に。 もう一人の女子は希望を変えて、ようやく内定もらえて喜んでいた。 でもその現場の責任者(みたいな人)は、 「ここは中国から研修に来ている人が多くてみんな技術を覚えるためにものすごく 必死にやっているけどこういう所に高校生が来て大丈夫かなあ」ともらしていた。 どういう人でも、社会や新しい環境に入った時は多分何かにつまずいて、多かれ少なかれ、 「こんなはずじゃなかった」って思うものだ。 そういう時に、スタートが 「ここしかなかったので仕方なく」だったのか 「ここだけどがんばって社会人になるんだ」だったのか、がその後の人生の分岐点のような気がする。 ・・・もっとも、バイト以外はした事がなく、「正社員」になりたい、と人生でただの一度も思った事がない私には解るわけないかな。 とにかく、今の子は大変なんだな。 私が二十歳の頃は、不安は多少あったけど、取りあえず「なんとかなるだろう」と思えたし、実際なんとかなっていったしな・・・。 ま、自分の人生、「誰かのせい」「何かのせい」には出来ないかな。 した所で不毛だし。 P.S 先週末北海道氷点下18度、風を受けて体感温度ざっとマイナス20度以下の中を滑る。 寒いわ楽しいわ。 寒いというより痛い。 でも雪質は最高♪で、楽しいわ痛いわ・・・。
「電気コードからの解放?」 先日ぽかりと時間ができたので机まわりの整とんをした。 特にこんがらがっているコンセントやらコードの類いの整理とわたぼこりの掃除(猫ちんがいるからほこりと毛が丸まってロール様に)などを。 パソコンも、ADSLをあきらめて撤収したのでコードが随分少なくなってすっきりした。 謎の電話線(?、通じてなかった)も撤去。 ISDNを解約したのでファックスも廃棄。 実はbro××erのファックス機器はインクばっか喰って(しかもカートリッジはかなり高い)使いづらかった・・・ もっともあんまりファックスこないけど。 そして固定電話の子機も思いきって捨てる(というよりもうイカレていて充電がされず、ほとんど役にたってないので)。 最初は子機が3個あったんだけど各部屋に親機(4機)もあって、電話がくると当たり前だけど全員鳴るのでうるさいったらありゃしなかった。 で、寝室の子機を撤去し(これもとうに壊れてたんだけど)、とうとう最後に残っていた机の上の1機も撤去。 子機のアダプターとターミナル(お弁当箱みたいな。それぞれ電源がいる)も必要無くなったのでめでたく撤去。 撤去、撤去、みーんな撤去。 わーい、すっきりしたあ。 春になれば足下の電気ストーブもいらなくなるからもっとすっきりするぞう。 ついでに、月々の電話代も、とうとう3000円をきったのら!! ISDNを解約し、ADSLをあきらめた甲斐があったぞうう。 なんせ今迄2万円近かったからね・・・。 節約だあ。 インターネットは昔ながらのダイヤルアップで利用していて、その間は電話は通じないけど今は携帯電話もあるしね。 全然困った事はない。 ベッドで寝ながらの長電話も携帯があるし・・・ もっともあんまりかかってこないけどね、30代の時みたいな女友達との、とか。 ファックスの上はあったかいのか、グリコの場所だったんだけど、今は機器がなくなって空いた場所にポトスの鉢植えがふたつ。 そしてグリコ。 ポトスの緑にシルバータビーのアメショ猫が映えて、なんと美しい事よ・・・。 (あ、今はココアが場所取っちゃった) ちなみに、ピーチとアビは大型テレビの上がお気に入り。 (・・のはず、テレビはかなりあったかい・・・夏はどうすんだ・・・) 薄型なのに器用にバランスをとって寝ている・・・。 ・・というわけで机まわりすっきり、気分もすっきりダイエット、でした。 仕事もはかどるはずーーー。