「ガンソとチョコフレーク」 世界最強クラブのバルセロナが南米代表のサントスをけちょんけちょんにたたんでしまったクラブワールドカップも華やかな思い出となった年末。 私が等々力で見たサントスの思い出などをひとつ。 先週の続き。 サントスが試合2日前の練習で等々力競技場にやってきた時の事。 サントスの選手や報道陣の為に広報のアマノ君がお菓子やらバナナ・コーヒーなどをラウンジに並べて持て成しをしていたのですね。 そしたらみんな気持ちよくそれをいただいているようでした。 中でも10番のガンソ君、「モリナガのチョコフレーク」がえらくお気にめしたようで・・・。 (他にもキャンディーをわしづかみにしてポケットに入れたり) 練習を終えて着替えた後もラウンジにもどって来て、 「これはもっとないのか?」とチョコフレークの箱を手に職員に聞いてまわっている。 「もうないの?」 「ないの??」 うろうろ聞いてまわり、「残念ながらもうない」と言われて仕方なく(?)空き箱を手に記念写真撮ってたりしてた。 そんなにモリナガのチョコフレークが気にいったの!?!?!? コンビニとかで買った、普通のお菓子だよ?!?!?!? ・・・気にいったようなのだ。 年間4億円を稼ぐ今をときめくフットボーラーがモリナガのチョコフレークを! ・・・きっとブラジルにはそういうお菓子ないんだろうね。 チョコフレークは確かに美味しいもの。 あの微妙で繊細なほどよいチョコの甘さ、後をひく軽さ、コーンフレークにチョコまぶしただけなのに、確かに他にない美味しさだよなあ。 子供の頃新発売のこれを食べた時の感動ったら・・・。 今はもう食べる事はないけれど。・・・ それに外国のお菓子、ってひたすら甘いだけとか、でかいだけ、とか「子供だまし」多いよね。 (先週の)ネイマールのエピソードでも、聞くところによると彼はただの色紙や写真にはほどんどサインをしてくれず、ほんの数枚(その内の2枚は私の描いた絵とそのコピー)だけだったと。 アマノ君曰く、 「やはり絵は目を引いたようですっ」と。 チョコフレーク同様、漫画(しかも劇画タッチみたいな絵)もブラジルにはないんでしょうね。 おそらく日本だけの文化なんでしょう。 日本だけが、「子供のために」「子供が喜ぶものを」創り出している。 だから彼等が、「少年のような」サッカー選手が好きになってくれたんでしょう。 推測ですけど。・・・ で、こんな感じだったんですよ。
ネイマールもお菓子むしゃむしゃ食べてました。 この漫画の原画はカラーにして セイユーで買ったチョコフレーク4個に付けてガンソ本人にプレゼントしました。 (ネイマールの絵を一緒にアマノ君経由でサントスの人に託して) ちなみにフロンターレのある職員さんも、横浜での決勝戦でガンソにチョコフレークを差し入れして、ガンソ君大喜びしてくれたそうな。 で、追加で描いたネイマールの絵がこれで。
頭部がきれてしまったのでトレードマークのモヒカンが描けなくて、ちょっとネイマールっぽくなくなっちゃったけど・・・。 海を渡りブラジルへ。 そんなこんなのクラブワールドカップのエピソードでありました。 P.S 先週2シーズンぶりに北海道へスノーボードに行く・・・ ゲレンデコンディションがよかったので快適な滑りを満喫・・・ トシがいもなく。 へっへ。
夏子
P.S2 ・・もういっちょ、ネイマールと絶妙のコンビネーションを見せる今を ときめくサントスの10番、ガンソのゆかいなエピソートもあります。 それは来週に・・・・。