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2008年5月28日

「島根だったのか・・・」
 先週末、島根県の方へ行って来ました。アイコン
島根県の「三瓶(さんべ)山」という山と、鳥取県の「上蒜山(かみひるぜん)」という山へ登りに行ったのですが、あいにくの雨で三瓶山だけ登り、鳥取の方は中止、出雲方面の観光をしてきました。

 観たのは世界遺産の「石見銀山」と出雲大社、松江などでしたが・・・。

 日本で一番古い、と言われる出雲大社、10月の神無月には日本中の神様がみんな出雲に行かれるので出雲でだけは「神有月」と言う・・・とか、名前だけは昔から知ってはいたのですが、
「あ、出雲って島根県だったんだアイコン」と先週初めて知ったりして。

 そういえば、「松江」も、島根県の県庁所在地で、小学生の頃とか各県の県庁所在地を覚えた時に、たしか
「島根県の県庁は松江!」とやってたのに。
なぜだか私の頭の中では「松江」は四国になっていた・・・アイコン(???)
「松山」とごっちゃになってたのかも。(笑い)

 そうか、松江は島根だったのだ。

 松江では小泉八雲邸も観に行ったけど、ここでも、
「あ、小泉八雲は島根県(の松江)に居たのか。」と。
ついでに宍道湖も観て、
「宍道湖は島根・・・」
「石見銀山は島根・・・」といちいち気づいた次第であります。

 雨まじりなのでなかなかの風情でした。
松江城の城下町もいい感じで、八雲が気に入って住みついたわけですね。アイコン
明治時代ならなお美しかったでしょうな。
なかなかおもしろかったので記念館で売っていた八雲の随筆を買って読む。
何が彼をそこまで日本に引き付けたのか・・・。

 随筆によると、八雲が初めて見た日本は「横浜」で、
「なんて小さくてかわいらしい人々だ、まるで妖精の国だ!アイコン」とのこと。

 さらに日本人の礼儀正しさ、勤勉さ、辛抱強さ、日本の自然の美しさ・・・とりわけ情緒に強く魅かれた・・・なんてもんじゃない、こっちが恥ずかしくなるくらいもう日本をべたぼめで。
興味深かったのは、
「日本人は欧米の人間よりも5割以上は絵画の才能に秀でている」というくだり。
なるほど、現在の漫画大国の片鱗がたしかに。アイコン

 ドイツ人だと(??)思い込んでいた八雲は英国人で、(ここでも、あ、そうだったんだ、と)でもアイルランドとギリシャの混血、欧州のあちこちや、アメリカやジャマイカのあたりや、インドネシアやら世界中あちこちを渡り歩いた八雲が40歳を過ぎて日本に落ち着き、魅せられ、数々の著作を残し、骨をうずめた人生を思うと・・・・。

 きっと八雲はほんとは日本人だったんだ。
何かのまちがいで異国で産まれたけれど、きっと、魂のふるさとの日本に帰るための人生だったのだ・・・。

 ついでに子供の頃読み聞きした怪談のほとんどは小泉八雲の「怪談」だったことも思い出す。
「雪女」「泣くふとん」「むじな」etc.・・・。
そうだ、八雲だったんだ・・・。

 島根に行ったのは初めてで、たぶんもう行くことはないかもしれない。
なかなかよいところでありました。

P.S
 「鳥取」と「島根」の場所もさかさまに憶えてたりして。アイコン

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2008年5月21日

「聞くともなしに聞く話」
 前回に引き続き足慣らしのために近場の山へ行く。
秩父山系の「武甲山」へ。
登って下りて4時間弱、天気はいまいちだったけどまあ手ごろな登山でした。

 頂上に着くと・・・お決まりのように数人の中高年登山者。
その中の、一人で来ていたおじさんが楽しそうに他のおじさんたちとしゃべっている。
聞くともなしに聞いていると・・・。 アイコン

「亀戸から自転車で秩父まできた」・・・そりゃあすごいねー、とまわりのおじさん。
「お宝の写真(携帯の)を見てくれ、きれいだろう、カワセミだ、空の宝石だ
(私も見せられた、たしかにすごくきれいな鳥が)、
 実は以前にくも膜下出血で倒れたんだ、でもここまで回復した・・・」アイコン
山に登れるまで回復したのかい、それはよかったねえ、とまわりのおじさん、
「おれ、リハビリがんばったんだよ!!・・・」と嬉々として、えんえんと倒れた時のこととか語りはじめる・・・結構ディープな展開になってきて、私は少しひく・・・でもまわりのおじさんたちは「うん、うん」とうなづきながら聞いてあげている・・・やさしいんだな・・・。

「倒れた時よお、おれ訳あって一人だったから(離婚か?アイコン)ちょっと怖くて
 翌日、これはただごとじゃない、って救急車を呼んでさ・・・」

 でもこれだけ元気になった、今秩父のお札めぐりをしている、四国の札所めぐりもしたよ・・・・と。
とにかく嬉しくてたまらないのだろう、頂上にいた人全員のシャッターをおしてあげていたな。
「おれの幸せをわけてやりたくて・・・ 」アイコン

 後ろの、別の40歳くらいの3人パーティーは、昼食の準備を始めていて、そっちの話も聞くともなしに聞いて・・・。
 男「おはし、あるよ、ほか弁の、オリジンの、セブンイレブン、etc・・・」
 女「あら、○○さん、自炊する、って言ってたのに」
 男「作りたくない時もあるよ・・・あんまり、食べたくない時だって・・・」

 独り者のようだアイコン・・・そうか、みんな淋しいのだな・・って
山登るやつはみんな淋しいのかい!?(笑い)

 帰りにすれ違った家族連れも、一見しあわせそうだけど、よく見れば小さい女の子ふたりに若いおとうさん、おばあちゃんらしき御夫人、おや?
お母さんらしき人はいないぞ・・・そうか、離婚か死別か、はたまた仲よくないのか・・・
またはお母さんは3人目の世話で忙しいとか・・・
持ってきたお弁当でわかるぞ、コンビニ弁当なら離婚か死別、手間かかってそうならおばあちゃんの手作り・・・って勝手に占うな!
プロファイル。
ははは。アイコン

 一皮むけばみんな様々な人生模様が・・・想像しておもしろがっていた。

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2008年5月14日

 先週の土曜日、雨だ、っていうのに今シーズンの登山が始まってしまいました。
(うう・・とうとう)アイコン
また足慣らしから始めるのかあ・・ちえっ。

 行ったのは八ヶ岳山系の「飯盛山(めしもりやま)」。
登って下りて2時間弱、まあ、あいにくの雨の中、足慣らしにはちょうどよい山ではありましたが。
雨も小雨だし。

 なだらかな登山道、天気がよければ気持ちよかっただろうなあ。
急登もないので楽だったし。
富士桜、という種類の山梨特有(らしい)の桜も咲いてたし。アイコン
(かわいいの、これ。下向いて咲くかわいい花弁とエンジ色のガクがきれい)

 ・・で、軽く頂上行って、天気がよくないのですぐ下山、ほとんど終ろうという時に4人のおじさんパーティーとすれ違う。
60才くらいのおじさんたち、
「わあ、雨なのに登っている物好きが他にもいたあ。アイコン
と、うれしそうに叫ぶ。
私も、
「物好き、他にはいなかったよ、誰ともすれちがわなかった。」と応えたらやっぱりうれしそうに笑って、うれしそうに登っていった。

「何があんなにうれしいんだか。雨なのに・・・。」と言いながら、私もうれしかった。アイコン

 昼間でも誰もいない登山道は心細くて怖い。
雨ならなおさらだ。
しかも初めて登る山、低いとはいえ、道をまちがえていたりしたらやっぱり怖い。
誰かが登っていれば、その道が間違っていなかったことがわかる。
早朝なら、朝露やクモの巣をはらっていってくれるし・・。

「その先で花が咲いていた。」
「この先の景色は最高。」
「さっき鹿がいた。」etc.・・・。

 何気なくかわす言葉が心をなんとなくほんわかとさせてくれる。アイコン
つかの間、疲れを忘れさせてくれもする。
名をなのることもなく、二度と会うこともないが、そういう事が登山のもうひとつの楽しみでもあるね。

P.S
 いつもいつも思うんだけどおじさん、おばさん達って、雨が降っても
 疲れててもほんとにいつもうれしそうに登っているなあ。

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2008年5月7日

 GWも終わりですか。
もう何年も関係ないんだよね・・・〆きりが早くなったり、お医者とか休みになってかえって迷惑なんだよね、と何回書いたかしら。アイコン
(また同じことを言ってたりして)

 もちろん今も仕事です。
いいの、他人が動く時に一緒に動く事ないし。
でも平日に多摩川辺りでバーベキューとかさすがにする気にはならないね。

 で、土曜日若干空いてる感じの新宿のヨドバシに掃除機買いに行ってきました。アイコン
店頭では、おお、やってるやってる、「ソフトバンク」と「au」の携帯戦争(?)。
最近発売になったソフトバンクのキーボード型のメール打ち機能(って言うのかな)の携帯新機種。
携帯で親指でメール打つの、ってみみっちい感じでやだったので携帯メールはやってない。
これならどうだろう、と手にとって試してみると・・・。

 パソコンのブラインドのように両手で打てるわけじゃなくて(小さいから)、結局親指で打つ、とのこと。
なあんだ、じゃだめだ。 アイコン

 でもたくさんの綺麗な機種が実際の使用はできないまでも手にとれる、っていうのは何げにすごいね。アイコン
外国なんかはちょっと高価なものはたいてい鍵付きのガラスケースに入っていて、手にとるには店員さんに言わなければならないんだよね。(今は変わったかな?)
だから日本のこういうお店は外国の人はびっくりするらしい。
(もちろん喜ばれるし)
いつだか新聞記事で見たことある、
「日本のお店はすごいぞ、目の前に置いてあるんだ。アイコン
 でも盗んじゃいけないんだぞ・・・」と。(笑い)

 考えてみれば新宿のヨドバシと言えば秋葉原と並んで品揃えも価格も日本一だろう、ということは世界一ということだ。
店員さんもまじめでていねいだし。
これだけで豊かさの全てではないにしてもすばらしい事のひとつには違いないだろうなあ・・としみじみ感謝する。
ほしい機種もすぐ購入できたし・・・しかもポイントもついて。 アイコン

 ちょっと大きめのテレビを買えばポイントで小さなテレビを買うことだってできるかも。
(でもたいていポイントでは電球とかをまとめ買いするね、私は)

 買う予定のなかった「ポータブルDVDプレイヤー」なるものも衝動買いしてしまった。
電化製品にはあんまりこだわらないけれどこれはなかなか優れもののようだ。
最近、漫画の資料なんかはお皿(DVD)になることも多いので、これなら資料をプリントアウトしなくても机の横にちょいとおいておけば見ながら描くのに便利だ・・・。
うん、いいぞ・・・。アイコン

 でもこれを買う時店員さんに、
「CDも聴けるやつ下さい」と言ったら
「今のは全部聴けますよ、」とのこと。ちょっと恥?。

 やっぱり都会は便利だなあ・・・としみじみ思うのであった。

P.S
 ヨドバシの不思議・・・
「なんで見てるだけの時はすぐ店員さんが寄ってくるのに
 いざ買う時はなかなか店員さんつかまらないんだろう?アイコン」とアシさんが。
 確かに。

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 
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