知人が、「遠い親戚のコがこの春から東京で一人暮らしをするんですよ。でも高校卒業したばっかで大丈夫かなあ」って言ってた。 そういう季節なのね。 新しい生活とかの。 大昔、私も高校出てすぐ実家を出たっけな。 大学(ろくすっぽ行かず、2年で除籍。たはは)のすぐそば、6畳で小さな台所が付いて、風呂トイレは共同。 武蔵野の郊外、こぎれいなアパート。 2万円也。 学生なので親からの仕送りが5万円。(学費は別) アパートの家賃が2万円、で食費や雑費の生活費が3万円。 当時は多分普通。 もちろんもっと潤沢な方もまるでない人もいた…。 最初は自炊とかおもしろかった。 電気釜は持ってなかったのでごはんを炊いた記憶がないけど、多分パンとかジャガイモとかを主食にしてたんだろう。 安い鶏肉とか豚レバーとか買って。 豚レバーは牛乳に漬けて臭みを取り、レバニラ炒めとか。 お弁当とかもがんばって作ったりして。 …でもすぐに飽きて。 というか無理で。笑。 大学で勉強して、自炊を含む生活のすべてを一人でやるのは。 美大だから本気で絵を描こうとしたら時間はいくらあっても足りない。 (もちろん大して本気で描いてもいない。苦笑) 生活費の3万円は食費をまかなうのが精一杯で、全然足らない。 画材なんかは高くて… もちろんろくすっぽ… 以下省略。 高校を出たばかりではやりくりなんかできるわけない。 当時は百円ショップもないし今みたいに安くてかわいい服なんか売ってない。 Gパン一本普通に1万円とかしてた。 今はホント、衣類が安いよね。 しかもセンスのいい可愛いのがいくらでも。 マックのバーガーなんか、今よりも高かった感じ。 一番安いのが150円、コーヒーつけたら… 400円以上になったかな。 安い輸入牛肉がなかったからね。 それなのに、ろくにカネもないのにマックで食べたり喫茶店入ったりして… 大人ぶってコーヒー飲んで… 苦笑。 エッグマフィンが好きだった… 230円くらいか…。 漫画やレコード(CDじゃないのよ!)やいろいろ、いろいろ… 買いたいものや必要な物、欲しいモノはいくらでもあって。 消費意欲が一番旺盛な年頃ですしね。 ってわけでバイトもやったりしたっけな。 生まれて初めてのバイトは当時(78年)めずらしかったコンビニ。 (日本で初めてコンビニができたのは1976年頃らしい) セブンイレブンしかなかったのよ。 しかも店名の通り、11時には閉まっていたのよ。 時給は400円くらい。 週2,3回3時間くらいだから一か月で1〜2万円程度。 でも現金収入はうれしかった。 今のコンビニと違ってレジ打ちくらいしかできなかったなあ。 バーコードなんてなかったから手でレジ打つのよ。 ビニール袋じゃなくて紙の袋に詰めて。 500ミリリットルの牛乳が124円(覚えてる!)だったから今の方が安いかもね。 (今は安売りなら1リットルが147円)もちろん当時は消費税はなし。 レジ打ちはすぐ慣れて早打ちなんかおもしろがって得意になってたけど私がレジ打った日はよく収支が間違っていたらしいのよね。笑。 私はお店が毎日1円2円からキチンと合わせるなんて思ってなかったんだわ。笑。 まったく子供だったわね…。 でも店長さんも主任さんも、やさしい方だったな… そのうち飽きて(?)やめちゃったけど。 今みたいに家電が安くないから、テレビや電話はないのが普通。 地方から出て来ているコが電話をひいている、というのを聞いて 「わあー、すごい〜」ってびっくりしたもの。 電話も高かったんだよ! 当時は電話債券といって10万円電電公社(今は無き…)に払って権利を買ってひいてもらうんだから。 その電話債券も十何年か前消滅しちゃったね。 (チクショー、私なんか事務所のやファックス用のも含めて4本くらい持ってたのに!ゼロよ、ゼロ!) 電子レンジももちろんない。 (実家にはあった。だいたい10万円くらい) 冷蔵庫だけはあったけど、冷凍庫はないのでアイスは買ったら食べきらないと。笑。 持っていたのはラジカセだけかな。 そのうちどこかでステレオ調達したかな…。 それでカセットやFMラジオを聴いて。 マイケル・ジャクソンの「オフザウォール」を奮発して買って、よく聴いてたわ。 ほとんどそれしか持っていなかったから。笑。 でもあれはいいアルバムだったな… うう、マイケル…。 18か19の頃か… 投稿した漫画(少女漫画)が賞に入って、いくらか賞金をいただいて。 それでうれしくて、スクリーントーンを少しと贅沢して服を一着買ったっけ。 吉祥寺かどこかで、7,8千円のおしゃれなチュニックブラウス… 高かったな…。 (ブラウス1枚だけ買ってもそれだけでコーディネイトができるわけでもなく…) 残りは何に使ったか忘れちゃったけど、多分あっという間になくなったんだろうな…。 はかないねえ。 今なら1万円くらいの予算でそれなりにセンスよくコーディネートできるよね。 ホントに今は安くて可愛いセンスのある服たくさん売ってるから。 いいなあ、今のコは。 そこんとこだけは。笑。 漫画はほとんど買わなかったかな。 誰かが買ってくる少年マガジンとかサンデーを読ませてもらって。 単行本なんか一冊も買わなかった。ほしいともあまり思わなかったかな。 どんな漫画が好きだったのか、記憶にないわ…あれえ。 「がんばれ元気」や「ダッシュ勝平」好きだったかな、サンデーだわ。笑。 その頃、少女漫画の持ち込みが続かなくて、かといって少年漫画もまだ描いておらず、なんか砂漠みたいな空白期間だったなあ…。 友だちも新しくはできず、大学も続かず、目標も失って、ただぼおっとバイトだけしてた時期だったわ。 渋谷や新宿の喫茶店は時給で600〜800円くらいはいただけたから(当時それはかなりいい額だった)生活は普通にできたのよ。 余裕もできたりして。 それで近所の中古レコード屋さんで買ったキャロル・キングの「つづれ織り」(名作!)やリンダ・ロンシュタットのアルバムとか一人でぼけーっと聴いてたわ。 つまらない毎日だったな… 19〜20才、人生これからだっていうのにね。笑。 大学もクビになって、バイトだけして、いくらなんでもこれじゃいかん、と思って絵に関する仕事… アニメの背景スタジオに就職したけど。 (1年半くらい続けた。「新鉄人28号」「ゴッドマーズ」「おはようスパンク」とかに参加した) その頃、近所の古本屋さんで思い切って「ドカベン」とか「あぶさん」をまとめ買いしたんだ。 格安で。 それを大事に読んでね。 阿佐ヶ谷のぼろアパートの出窓に大事に並べて、それがうれしくて…。 少年漫画が描けたらいいなあ、って思い始めたのかな、20才か21才か…。 そして描き始めて。……。 一人暮らしはそりゃいろいろ大変、って言えば大変だよね。 贅沢をしたいとは思わなかったけどお金はいくらあっても足りないし。 風邪とかひくと心細いし。 でもね、夢とか目標さえあればね、何とかなるんだわ。 そりゃ友だちや彼氏はいた方がおもしろいだろうけどいなきゃいないで何とかなるものよ。笑。 自分のコトだけ集中できるしね。 自分の時間を自分のコトにだけ使える… ある意味それは贅沢なんだよね。 「おい、おまえはどこに行きたいのか?」と20代の最初、自分と語る貴重な時間…。 「貧乏」も「孤独」も、恐るるに足らず。 がんばれ若人。
夏子
日曜の夜、NHKのドキュメントの「ツキノワグマ」の番組見たんだけれど…。 結構ショックな内容でした。 もちろん素晴らしいものだったんですが…。 翌日の月曜日、編み物教室のお姉さま方とその話。 「昨日NHKで、けっこうキツイの見ちゃいました?」 「途中でチャンネル変えた?」 「私も?、ちょっと苦手」 もちろん私も途中いやな予感がしたのでチャンネルを変えようかと思ったのだけれどテレビのゴールデンタイムに流すし、テレビ欄のあおりの「衝撃の結末が」に、何か、感動的なコトが待っているのかと少し期待してそのまま見たのですが…。 見た方も多かろうと思いますが、内容は野生動物、ツキノワグマの主に「子殺し」を扱っていまして。 クマの母子に、オス熊が襲い、子クマを殺す、という…。 オス熊はメスに自分の子を産ませたい、自分の遺伝子を残すことがクマとしての「第一命題」、一番大切な仕事…使命である。 そのためにはこどもがいるとメスは発情しないので手っ取り早く子熊を殺すそうな。 クマの子離れ、親離れを待っている時間の余裕はない、と…。 そしてメスも、子を殺されたら仕方がないので(…)次の子を産むために発情するという…。 恐るべき野性の本能! 先日も、同じ子殺しの内容の猫バージョンンを見たっけな…。 この時もキツかったけど…。 しばしばこの手のドキュメントは殺生がつきものなので見るのがツライ時もある…。 だって?この世にこんな可愛い生物がいるのか、っていうくらい可愛いクマの子だよ! クマちゃんだよ! ほとんど動くぬいぐるみみたいなクマちゃんの子が、大きなオスぐまに、いやこっちもぬいぐるみみたいなんだけど、襲い掛かられて、しっかり殺されるんだから。 獣の世界は当たり前だけど一撃必殺! 情け容赦なく、首を狙われて…。 その前に、子育てのシーンなんかもあったりして、それももう可愛いやらたくましいやらおもしろかったのよ。 もちろん感動も。 それなのに… ああ、それなのに。 カメラマンさんに「次郎」と名付けられた母クマ(なぜ次郎かというと最初メスだとわからなかったから、だそうな)の10年を追った記録。 おもしろかったのはそのカメラマンのおっちゃんの表情もまたカメラで追っているところ。 「あそこに次郎がいますよ」とか 「子くまもあとから…ほら」とか 「あー、落っこっちゃった?」とか 活き活きとレポートしてくれる。 子くま同志、じゃれて遊んでいたらうっかり崖から転げ落ちて丸々とした子くま(それも可愛いったら…)が何百メートルも転落し、岩にぶつかり、「ああ…まさか…!?」と思ったら無事でこっちもほっとしたり。 子くまを助けに転げ(?)降りて行く母クマもまた可愛いくて…。 その後でそのシーンでしょ。 あんまりだよ… いくら野性の本能とはいえ…。 「私そこでチャンネル変えちゃったワ。」と教室のお姉さま。 私も変えたかった…。 もちろん母クマ次郎も必死で子どもを守るために屈強なオス熊と戦うのだけれど、力及ばす、目の前で自分の子を殺されるのをどうすることもできず見ている… カメラは遠いので表情はわからず… 目も小さいし… でもその非情はいたいほど伝わってきてしまう…。 カメラマンのおっちゃんは一番近いところで目撃し、それをすべてカメラに収める…。 「ああ…、次郎………」……言葉も続かず……。 クマに哀しみが在るだろうか… 「絶望」はあるだろう… 「非情」「無情」も?… そしてその後、母クマは自分の子を殺したオス熊の求愛を受け入れる… 受け入れざるを得ない… メスも「自分の子、遺伝子を残す」という最優先の本能がある…。 でもそれが生きている証なんだな… 存在価値、というか。 あまりに惨くて、でも論理的ではある… わかりやすいというか… むしろすがすがしいだろうか。 でも残虐(?)に子クマを殺しておきながらそのメスクマに求愛してのそのそとつきまとうオス熊もなんか、おかしいというか、かわいいんだよね… 必死なんだなあ… 本能なんだな…。 でもさらに苛酷な野性の世界は続く…… (しくしく…) 一年後、また次郎を追うカメラマンのおっちゃん、かなり遠いところから望遠レンズで「俺の」次郎を探し、見つけ、そして巣から子クマが(しかも2匹!!)出て来るのを確認したおっちゃんの歓びたるや。 「いたあー!次郎やった、また子を産んだ!しかも双子だあ?!」 生命力のかたまりのような子くまとその母を収めるカメラに力と愛がみなぎる…。 でも「この後がね…無事育つかどうか…難しいんだよね…」 おっちゃんの危惧があたり、ふたたび次郎ママはオス熊に子を殺される… 2頭とも…。 おっちゃんのカメラは収め続ける……。 いやだああああああ、あんまりだあああああ! 何か救いが待っているかと思って見続けたのに、このラストはないよ…。 いくら野性の本能とはいえ……。 救い… 救いと言えるかどうかわからないけど この映像を淡々とゴールデンタイムに流したNHKが凄いな、と思った。 10年、、一頭のクマを追い続けるおっちゃんもすごい、と。 その忍耐、冷静で厳しくて、でもまなざしはあたたかい。 こっちも本能か… それとも使命感か… 両方だね。 民放にはまねできまい。 ある意味贅沢だな、実際経費はかなりの額だろう…。 これが民放ならお涙ちょうだい的な方向に持って行くに違いない。 ひな壇タレントの安っぽい涙で飾るだろう。 そういったものをいっさい排除して、真実をそのまま伝えてる事がやっぱり「救い」でしょう。 さすがのNHK。 民放はもちろんNHKも時々つまらないスキャンダルを聞く昨今。 まだまだNHKは信頼できる、と。 (しかしNHK料金は高いど!) そしてまた、次郎とおっちゃんに会いたいなあ、会えたらいいなと思う。 もちろん子クマにも。
P.S でも昔、人間も似たようなコトやってたよね。「民族浄化」とか言って。 あ、今もやってるのかな…暗澹。 それもテレビのニュースで知る現実…。
四六時中テレビつけてるけど地上波のドラマやバラエティはほとんど見てなくて。 映画や海外ドラマで見たい番組がない時はだいたいニュースにしてる。 CNNとかBBCとか。 もちろん英語で…なわけない。 (字幕の海外ドラマもよく見るけど、ある時からスラスラ英語がしゃべれるようになった…なんて英会話DVDのCMみたいなことはまずないね。あったらもうペラペラかも…) 世界では毎日のようにテロのニュースが流れるからすっかり慣れちゃったよ…嗚呼。 昨年は米国大統領選のアレばっかだったなあ。 そのアレなんだけど、選挙に勝利した時は少々謙虚に見えて、その任の重さにだんだん大統領らしくなるのかな…と思ってたら …やっぱりね。 お里が知れる、というか地がでたというか。 だいたい、ツイッターでつぶやくっていうのはどうだろう? 仮にも世界の大国の大統領(次期)がだよ。 ちょっと軽すぎないか? ほら、トヨタの件とか。 その無責任(?)なつぶやきに世界中の大企業がアレのご機嫌をとるようなレスポンスを取って、株価が動いちゃって…。 感情のままに「高い税金かけてやる」なんてうそぶくのは無責任を通り越して違法ではないのか? 一般人がツイッター使うならともかく一国の宰相がだよ? 発言するなら公式の場で堂々と声明として発するべきだ。 言いっぱなし、暗闇から石投げるみたいな、まるでピンポンダッシュじゃないか…。 無責任きわまりない。 これから大統領になろうっていう人間のすることかよ。 自国産業の保護、雇用の確保を確約して大統領選に勝利してたけど、共和党、ってのは「小さい政府」を目指しているのでは? つまりあまり政府、国家がビジネスに口を出さず、自由競争を党是としてたのではなかったか。 (だから国民皆保険、オバマケアも反対してたのよね。 皆保険なんてまるで「アカ」=共産主義みたいでヤダ、って) もっともトランプさんは「なんちゃって共和党」だったっけね…。 アメリカがいまさら自国の雇用、ったってね。 海外の安い労働力で大量生産して企業は発展していったんではないか。 国民は安い製品を買えたのではないか。 恩恵は受けておきながらいまさらそれはないんじゃないの? ツケがまわってきたというか。 もちろんアメリカだけの問題ではないけど…。 もっとも、莫大な利益を得たのは企業だけで、多くのアメリカ国民はおきざりになってたのよね。 それでその怒りをうまい具合に掬い取ったトランプが勝利したのよね…との解説。 受け売りよん。 今はいい気分だろうね、自分のつぶやく一言を世界中が注目して、それで世界を振り回して。 夢みたいな気分だろう。 でもこの先どうなるというのか…。 子供みたいに感情のまま言葉を吐き散らして、欧州や中国をこき下ろして。 プーチンとは今はいい感じだけれどいつ何時決裂するかわかったもんじゃない。 (日本に対してはもっとカネ出せ、と言い、日本は仕方ないので少しまけてもらって…) まあ、日本の大企業は反発するわけではなく、適切に流してかつ言うべきことは言い、うまくやっていきたい、というスタンスのようなのでかなりよい対応ではないか? 怒りにまかせて反発するのは一時スカッとするかもしれないがその先どうなるのか?って心配になる。 大人の対応をしている、と思うけど。 野党の議員さんはいつもキーキー文句を言うけど、じゃあどうしたらいいのか。 言うだけなら何とでも…。 「ロボット化」が進んでますます単純作業は少なくなっていくのに、人間の出番は残されてるんだろうか。 (とりわけ高い給料を欲するアメリカ人とか) ましてAIなんてものが登場してきたら…。 いっそ、指導者を機械化したらどうだろう? (昔、石ノ森章太郎の作品で「ロボット刑事K」ってあったなあ。) 私利私欲はプログラミングしないから平和な世の中を作ってくれるのではないだろうか。 多少杓子定規でも法に則って、鉄腕アトムみたいに「人間のために」「人間の利益」を第一優先にして真に公平に、正しい正義を貫いてくれるに違いない。 いいかもね! 歴史上初めて、世界平和が実現するわけよ。 国連もロボット化! FIFAもロボット化! 核のボタンもロボットが握る! (あ、「W3」ってアニメ思い出したわ。 宇宙科学者のポッコ、プッコ、ノッコ博士が地球を査定しに来て、地球が悪い星なら核で爆破させよう、ってストーリーだったっけね。) それはもはや神なのか…。 しかしトランプに核のボタン持たせるくらいなら…きゃあ。 ロボットの方がましかも。 あ、鉄人28号思い出した、「敵―に渡すな、大事なリモコン♪」だったわね。 (ブイコン、だったかな?) 大変だ大変だ。 いちいち漫画やアニメを思い出すとは、やはり日本の漫画家はすごかったのだ… 世界の終わりを教示していたのだ… というか世界が漫画みたいになっているのか… だってトランプとかドゥテルテとかお隣の国の宰相とか、まるで和田慎二の漫画の悪役みたいなんだもん間抜けで俗物で… あ、また漫画だ…。 笑ってる場合じゃないけど…。 あんまり政治の話は書きたくなかったのですが毎日のニュース聞いてて憂鬱になったのでした。 ふうう。
P.S 今年のプチ目標、イタリア語をもう一度勉強しよう、と。 友人が退職したら夢だったイタリア旅行に行きたい、付き合って、 という言うので。 取りあえず高性能のおしゃれなラジオ(すごいんだよ、予約録音もできるん だ♪)買って、NHKのイタリア語講座などを(タダだよ♪)。 懐かしいなあ、Jドリーム描いてた頃、締め切りの合間に一生懸命習ったっけ な。 壁に「動詞の変換表」なんか貼って。 スゲー。 あの情熱をもう一度…。
「謹賀新年」
2017年になってしまいました… ついこの間2016年になったと思っていたのに… なんて毎年(ついこの間…)言ってるような気もする…苦笑。 で、天皇杯。 ……… 川崎フロンターレが思いがけず決勝まで進んで、タイトル獲得の可能性がよみがえったかと思ったらやはり…やはり…。 くすん。 もはや運命なのか、逃れられない宿命なのか… はたまた伝統なのか?苦笑。 それにしても対する鹿島の「勝利のDNA」ときたら… この場合年間1位の浦和レッズの立場はどうなるのか… 「年間〜」にもはや深い意味なんかないのか。 もっともこの制度もわずか2年でお終いと言う事で。 もはやどうでもいいか。不毛。 元旦に急きょ川崎在住の友人数人集まって応援。 テレビで、とはいえ久しぶりに天皇杯決勝。 今年に限って東京ではなく大阪のスタジアムだからね。 90年代、元旦はカードに関係なくよく国立行って観戦したものだ。 懐かしい…。 もう国立競技場はないんだっけね。 ああ…隔世の感が。 今回は私の水晶玉には(笑)何も現れなかった。 いやな感じ、とかどうせまた…とかのネガティブな雰囲気は特になく。 因縁の鹿島戦だけど2回続けて負け、もなかろう、と。 だから今度こそは勝ってくれるかな?と…。 先制されたものの、小林悠の同点ゴールは素晴らしかったし、「悠の顔つき変わったよ!一皮むけた!戦う男の顔になってきた!」と友人たちと湧いて、大いに期待したものだった…。 しかしね。 しかし、ああ…結果は残酷に…。 とうとう広報のアマノ君のはなむけはならなかった。 それが一番の失望かな。くすん。 なんだってまあ、鹿島ってああなんだろうね。 そしてフロンタはああなんだろうね。 実力は大して変わらない、むしろ攻撃でフロンターレの方が上だと思う。 しかしね、サッカーってね。 ううう…。 でも負けちゃったけど久しぶりにみんなで言いたいコト言ってわいわい応援するのは楽しかった。 「鹿島ってなんかヤンキー顔だよね〜」 「見て見な、○○のふてぶてしいツラ!」 「ワルそうだようねー、コイツ絶対高校の時ワルかったよ、 だってこの眉毛!」 「モテただろうね…ソッチ方面では相当遊んでたね…」 「ヤンキー顔というかガテン系というか」 「代表戦なんかじゃ頼もしいけどね…」 「小笠原〜、まったくふてぶてしいよね〜」 「強そう、というか…くそう、ミツオめ〜」 「うわっ、交代で入った選手の顔、強っ!!」 「このヘアスタイルはいかがなものか…」とか。 それに比べたらフロンターレの面々の可愛い事よ! みんななんというか、エンジェル顔というか「部活」のフンイキぷんぷん。 「顔対決では負けてるね…」 「好ましくはあるけど…」 「そういえば浦和レッズなんか何気にイケメン多いのよね…顔偏差値高い」 ここでは書けないもっとエゲツない事も言ってました〜。 書けませんが、すごくおもしろいコトを…。 書けませんが。 (それもまた楽し…) そして小林悠の同点ゴールに涌き、後半ロスタイムに興奮し、延長で勝ち越され… 「うわああん、鹿島はJのタイトル獲ったんだから一コくらいフロンタに くださいよ〜」 「一コでいいからさあ…鹿島様〜〜」 「PKください〜」 「ええ〜ロスタイムが2分?そりゃないよ〜」 「ああ、鹿島は時間稼ぎに入ってしまったあ〜」 もはやどうすることもできず…。 タイムアップの笛が鳴り…。 ああ、大久保に最後決めてほしかった… ケンゴにタイトルを獲ってほしかった… アマノ君にはなむけを…って何回同じ事書いたことか。 「やっぱ、こうなのかな…運命かな」 「でもさ、悠はよかったよ。きっと大久保の魂注入してもらったよ」 「家永が来るらしいし、(斎藤)学も移籍話進んでいるらしいし、 若手も育っているし、来季はきっと…」 と何とか気をとりなおす…しかないか。 でもやっぱり寂しいね。 …元旦から…トホホ! 2,3日には恒例の箱根駅伝。特別興味はないけど録画のバラエティなんかよりはおもしろいので一応チェック。 しかし毎回思うのだけれどゴールして、倒れこんだり付き人に抱きかかえられたりまるで女の子みたいに顔おおって泣くのはなんとかならないかね? 高橋キューちゃんなんかは42.195キロ走った後も笑顔でケロッと(?)してるぞ。 「何ならもう一回、走りましょうか?!42.195!」って。さすが金メダル…。 見守る部員も両手を乙女みたいに組み合わせて… まるで宝塚のファンみたいだ。 可愛いというよりは…。 順序違うけど大晦日、紅白見ちゃったよ…。 ガギーン!! しかしこのヒトこんなに歌下手だったっけ?って思う人多かった。 特に海外中継のあのヒトとかあのバンドとかあのユニットとか。 あれえ〜、CDじゃあんなに上手なのに。 寄る年波、容色の衰えとかは致し方ないにしても肝心の歌がさあ…。 それに話題の恋ダンス?ガッキー踊ってあげたらよかったのに…ってドラマ見てないけど。 「君の名は」の主題歌も初めて聴いた。 あ、これだったの、ふうん、いい感じですね。 サプライズは…なかったのね。 残念…って最後まで見たじゃんよ! でも一番見たかったのはピコ太郎だったりして。笑。
P.S 元旦にオモチを喉に詰まらせた。 大事に至らなかったけどダサすぎ!