朝晩涼しくなりました。 蝉も鳴いてようやく夏も終わりか...って今年の夏は短かったね。 梅雨が長かったせいか。 けっこう好きな季節だなあ。 行く夏を偲びつつ、思い出に浸るのだ・・・幸せなことにキョーレツな思い出もできたし。 (もちろん北アルプス) ああ、天国と地獄の薬師沢・・・もう一度行きたいような二度と行きたくないような。 夏風邪もよくなりました。 仕事はあいかわらず忙しいです。 「イカロスの山」4巻が今月発売だそうです。 読書の秋、ってことでよろしく。 北海道、札幌と帯広のツタヤで「イカロスの山」フェアを開催してくれるそうです。 (9/1ごろかららしい) 近辺の方、よろしく。 今週はあまり書くことがありません。 お互い残暑に負けることのないように。 では。
夏子
ありゃー、夏風邪ひいてしまったようです。 のどが少し痛くて水っ鼻が出ます。 そんなにつらくはないですが夕べは一晩中汗をじとじとかいて熱っぽくて寝苦しかったです。 でも汗かいたおかげか、そんなにひどくはないんですけどね。 登山の疲労が少し残っていたのかも・・・。 甲子園も終ったので行く夏を惜しんでおとなしく仕事でもしてるか・・・。 それにしても、高校野球の、早実の斉藤投手を、「ハンカチ王子」って呼ぶの(テレビで)勘弁してくんないかな。 「監禁王子」じゃあるまいし、彼に失礼だと思うけど。 先週末は中央アルプスの空木岳に登ってきました。 (それで疲れが) 泊った山小屋の近くに「(木曽)義仲の力水」という水場があるはずだったんですが、あいにくその日はなんと涸れていて! 顔と身体をふく水くらいはほしいなあと思って、とりあえず7分くらい歩いてその水場へ行ってみたんですね。 そしたら、ぽちょんぽちょん、と一滴づつしたたっている。 でも少し待つと、結構たまるので時間があったのでねばってみたんですね。 私より少し年上の女の人(知らない人)と一緒に。 まさに一滴づつ。 30分くらいかけてようやくペットボトル一杯半くらいせしめて。 (その女の人はもっと根性入っていて、1リットルくらい持ち帰っていた) 粘って手にした大切な水です、少しづつ使いました。 けっこうおもしろかったです。 コップ半バイくらいでも顔、洗えるものですね。 東京にいたら使い放題なのにね。たまにはいいか。 山頂付近では涸れていた水も、下山して麓近くでは轟々と、捨てるほどの勢いの水が。 (しかも冷たくてすごくきれいな) 汗をしこたまかいたので、思わず頭を突っ込んで洗ってしまいました。 気持ちよかったーー。 でも一滴づつ集めた「義仲の力水」も冷たいいい水でした。 さぞ戦でも役立ったであろう・・・。 P.S 今度こそ山は当分いいや・・・。
世間一般では御盆休みですね。 街が静かで気持ちがいいです。 暑さもほどほどだし。 空も台風が近付いて荒れ気味ではあるけれど 夏の雲が彩って。 8月も半ばすぎると「もう夏も峠を越したな」って感じがして、暑さも一時期よりはやわらいで、割と好きですね、この時期。 なんでだか、子供の頃の夏休みの感覚、消えないものです。 何年たっても。 もう夏休みも後半、宿題が少し残っている、2学期が始まるんだなあ、すぐ中間試験があってやだなあ、学校行きたくないなあ、でも行かないわけにも行かないし・・・。 9月になれば秋、すぐに冬が来るんだなあ、長いようで短い・・・読書の秋だから本でも読みたい、読まなくちゃ・・・あれもしたい、これもしたい・・・。 テレビでは高校野球。 まだ3回戦、決勝戦が終ればいよいよ夏も終り。 あのメロディが流れると決定的だ。 (ちなみにあの歌割りと好き。朝のラジオ体操の歌も。どっちも夏の風物詩。) 長年、身についている刷り込みとは強いものだなあ、幾分涼しい気分になったりして。 それにしてもなんで可愛い娘ばっかり映すんだ・・・。 大人になってからは、8月が過ぎれば9月がくるだけのことなのにね。 夏休みなんて記憶の中だけなのに・・・。 十何年か前は週刊誌は御盆の休みはなかったので8月でも変わりなく仕事をしていたものですが、今は雑誌も編集さんも夏休みなのでつかの間、〆きりなしでゆったり仕事をしています。 (先々週の北アルプスの時、仕事お休みだったので) なかなかいい気分です、今週。
「北アルプス縦走」 登ってきました、北アルプス。 本格的な縦走なんて考えてみれば高校の時以来です。 しかも4泊5日。 梅雨明けを待って、7/30から富山県の折立から入り、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳と、なんと百名山を4つ制覇(?)してきました。 しかも3日で。 (割とスタンダードな縦走コースです) 初日と最終日をのぞいて3日間はそれぞれ9時間、12時間(!)、8時間の行動時間! 正直バテました! しんどかった! 一日の行動時間は6、7時間におさえたかったんだけど、いろいろあって予定を少し変えて。 山の中なのでとにかく山小屋に着くまでは歩くしかない、自分のコンディションより山道の都合にあわせるしかないので、いくら疲れても足が痛くても、所定の場所に歩いて行かなければどうにもならないのでした。 誰もかついで連れていってはくれないしね。 ましてお金を出したところで何の助けにもならず・・・。 (当たり前か) それにしても北アルプスの沢の水のおいしいこと! 乾き切った身体に思わず1リットルくらいがぶ飲みしてしまったので、不覚にも胃をおかしくさせてしまいました。 それくらい冷たくておいしかった・・・。 子供の頃、親に言われたっけなあ、冷たいものを取り過ぎないように、と。 そうか、こういう事だったのか・・・とこのトシになって実感したのでした。 とほほ。 おかげで三日目、四日目は御飯が入らず、余計にばててしまいました。 でも無事予定終了。 部活動の夏合宿を終えた気分です。 すがすがしく、ここちよい疲れ。 達成感。 今目に浮かぶのはやはり美しい北アルプスの山々。 そしてガブ飲みしてしまった薬師沢の水。 (あれ、世界一おいしいと思うな) 東京に戻り、5日ぶりにお風呂に入り、食べたかったものを食べ(果物!シャーベット!ヨーグルト!また胃をこわすぞ) 登っているときはあまりのしんどさに「もう来るもんか」とぶうたれていたのに、「もう一度行ってもいいかな」なんて思っているのでありました。 書きたい事はたくさんあるけどそれはまた別の機会に・・・。 P.S でも当分は山はいいや。原稿の中だけで。
ハリー・ポッターの翻訳する人が追徴課税で問題になってますね。 もう解決したのかな。 翻訳だけなのに、そ、そんなに稼いだのかあ、って他人の印税勘定してどうするって。 (日本での出版権みたいなのも持ってるんだっけ。詳しくはわからない) でもやっぱり、日本で稼いだお金は日本で納税するのがスジでしょ。 このヒト、「日本の子供たちの為に」っハリー・ポッターの本出版したんでしょ。 (テレビでそう言ってたし) だったらスイスで納税したら本を買ってくれた日本の子供、日本の読者に還元されないじゃないの。 どう言いつくろっても説得力欠けちゃうね。 お金が惜しくなった、って思われちゃッても仕方ないねえ。 (さぞ惜しくなる額だ・・・って他人の税金勘定してどうする) でも脱税、ってわけじゃないし節税をしたくなる気持ちはよくわかります。 (額がちがうけど) だって、たとえば私が利益を100万円上げた、とすると、お国は単純にその半分を、50万円をささーっと法人税として持っていっちゃうのよ。 ささーっと。 やくざの胴元よりひどいなあ・・・。 でも仕方ないんだよね、決まりなんだから。それがいやなら日本国出て行け、って、あ、出ていったらあのざまだったんでした。 今はスイスの国税局と日本の国税局で税金の取り合いになっているのかな。 それじゃ、がんばれ日本、皆のお金だ。 あ、私ハリー・ポッター買ってないや。 P.S お金の話ばかりでさわやかじゃないですね。 今頃は私は北アルプス縦走中、多分梅雨が明けてさわやかのはずです。 (これは先週書いておいたコメントでした)