「東急田園都市線トラブル」
電車が止まってる、って朝(月曜)のニュースで聞いてびっくりした。 よりによって今日用事が。 そんなに頻繁に乗ることもないのになんでまた… てなもんで。 出かけるにもまず田園都市線なのでそれが乗れないとなるとえらいこっちゃ、だわ。苦笑。 渋谷から山手線で目黒方面、の用事だったのでさてどうしたものか。 予定より早めに家を出る… タクシーに乗れたらいいんだけどまずつかまらないだろう。 流しのタクシーは普段からなかなか難しいし、最近はみんなスマホアプリで呼び出されちゃってるから「迎車」ばかり。 バスしかないか… 混むだろうなあ。 と思ったら停留所やっぱり混んでいる… 30人くらい。 後でスタッフに聞いた話では「キャロットタワー前のバス停はすごーく長い行列でしたよ」と言ってたから私が向かった一つ渋谷寄りの停留所は少しましだったのかな。 朝のラッシュ時でもなかったし。 20〜30人くらいの最後尾に並ぶ。 乗れるのかなあ…? 後ろのおばちゃんと(自分もか…苦笑) 「バス来てるのかしらね」 「臨時便出してくれてるみたいだけど」とかおしゃべりを。 若い人達はひたすらスマホをいじる… 情報収集か…。 バスが来た…が、すでに満員近いので5、6人くらいしか乗れなかった… 次のバスが来ても同じようなもんだろう…。 「私歩くわ」と後ろのおばちゃんに言って列を離れる。 渋谷まで歩いて40分くらい。前にコロナ禍の時歩いたコトがある… 楽じゃないけど歩けない距離でもない…。 だいたいバスに乗れたとして、普段より交通量が多い。 (友人の車を頼もうか、ともチラッと思ったけど) タクシーも増えてるし渋滞も起きてるから待っていても40分くらいは、もしかしたらもっと かかってイライラするかもしれない。 もう歩いちゃった方がいいや。 腹をくくろう。 246号線渋谷方面へ歩き出す。 歩いている人もそこそこいる。 次の停留所に着く… おや、行列は10人程度。 少ないなあ… 並ぼうか、と思ったらちょうどバスが来た。 乗れるかな? 満員状態ではあったけど、ドアを開けてくれた。 しかも後ろの降車ドアも開いたのよ。 並んでる順のはずが、なぜだか乗ろうとしない人もいたので列の最後尾の自分が先に乗ってしまった。 混んではいたが、乗れないほどでもない。 いにしえの満員電車に比べたら全然余裕。 後ろ向きで乗らせていただいた。 ラッキー!乗れちゃった。 結局料金(パスモ)は払えなかったけどまあいいや。苦笑。 渋滞だけどとりあえず流れてる…。 普段だって渋滞だから大して変わらないかな。 次の停留所では、やはり少人数しか並んでいない… 降りる人もほとんどいないのでドアが開いたり、開かなかったり。 渋谷方面の舗道は若い人たちは歩いている…。 三宿あたりから一駅くらいなら歩いちゃった方がいい… 自転車やバイクがさっそうと走っていく…。 私は終点の渋谷の一つ手前の道玄坂で降りる。 多分渋谷駅前やバスのローターリーはなんだかんだでのろのろになるのでもう道玄坂なら歩いちゃった方が多分早い、と予測して。 後で乗っていたバスを確認したら、多分5分くらい早かった程度だったけど。 なんとなく気持ちはよかったかな。 ささいな決断が割と当たったし。 山手線から後は問題なく、帰りも同じコースだったが行きよりもサクサク帰れた。 不思議だったのは、誰も怒る人は居なかったコト。 まあ、ラッシュ時ではなかったせいかもしれないけど若い人もおじさんもおばさんも、みんなおとなしく待ったり、駅員さんの指示にしたがっていた。 外国人はひたすらポカンとしてた。苦笑。 ちょっと「へえ」って思った。 私も、時間の余裕を持って家を出たのでさほどイライラすることもなく。 とにかく待って、行くしかないからね。 日本人、ちょっとすごいなあと感心したワ。 三茶にもどるとテレビカメラが来てた。 夜のニュースでもかなり時間を割いてたようだ。 「鷺沼」「梶が谷」「三軒茶屋」… 知ってる町がテレビに映ると懐かしいような恥ずかしいような。 なんだ、あそこじゃんよ、知ってるよー… 私映ってないかな?なんて。笑。 とりあえず、怪我人がいなくてよかった。 そのせいか、住人はのんき、というか普段通りというか。 中継するキャスターの人がやや大げさに見えたなあ。 災害とか防災とか、世界平和とか、意識を高めるのはいいことだけど、それにはまず「足腰」だ!と再認識した。 いざという時2,3時間歩けなくてどうする…。 自分の身を守り、誰かの力になりたいならまずは足腰を鍛えておくことだ。 それと歩きやすい靴、ね。うむ。 できることをしたいものだ。
PS. 幸い日本ではほぼ関係ないけど「爆発」が起きた時はまず 「耳をふさげ!」だそうだ。 耳が不調だとその後の行動に支障が大きい、とのこと。
夏子