「サ・エ・ラ」 忘れようもない・・・ 思い出すだにツライ・・・ これはゆうべあった恐ろしい話です・・。 夜1時半も過ぎ、「さあ寝るか」と着替えたり猫のトイレをきれいにしたりしていました。 しかし、いくつかの猫うんこを片づけたというのになんとなく臭う。 取ったうんこの臭いかしら?と思ってのだけれどそうでもない。 階段を通して上のフロアの方にも臭いが漂ってくる・・・ ん?明らかにクサいな・・・、 うんこの取り忘れでもあったかしら?と確かめてみるがトイレはきれいだ・・・ おかしい、何かある・・・ と、ふとその横の人間のトイレを見ると・・・。 やられてる。(!) トイレマット(お気に入りのシビラーの赤い花柄)の上にビチうんこ! 誰だ!? うんこの小ささから、ココアやピーチではなさそう、臭いからネルのうんこでもない。 (ネルのは独特のカビ臭いようなにおいがあるの) という事はアビの仕業か。 そういえばさっきここらへんでちょろちょろしていた・・・。 くそう(シャレじゃないー)!! 猫がトイレ以外でうんこをするのは、たいていわざとで、「抗議」の意味合いがあることが多い・・・ 何が気に入らなかったのか? 土日、スノボで留守をしたからか・・・? それだけならまだよかった・・・。 廊下中がそこはかとなく臭い。 部屋中が・・・。 そういえばついさっき自分がトイレで用を足した。 おそるおそる自分のスリッパを見ると・・・ ついてる。(・・・・) しっかりソフトが付いてる(!) しかも、ソフトを付けたまま今部屋中を歩き回っていた。(!!!) うわあああああああああ。 廊下に点々、とブツがついてる! 嗅ぐと、臭う! 確かにソレの臭いだ! 階段にも付いてる! お気に入りのギャッペのじゅうたんにも…ついてる———!!!(涙) 床は木のフローリングなので茶色でかすかなブツはよく見えない。 臭いで探すしかない。 じゅうたんは手で触って(!)感触で探すしかない。 アルコール除菌スプレーと雑巾を持って這いつくばって自分の歩いたところをたどる・・・。 ある。 そこにも。ここにも。 サ・エ・ラ=フランス語で「そこ、ここに」という意味だが全く関係ない・・。 手で触れると確かな湿り気・・ 指でなぞると、とろりとしたカレーペースト様の現物が指先に(!!)・・・。 それを鼻に近づけると・・・。 うわああああああああ! うんこだ! ビチうんこが部屋中にまき散らされてるうううーーー!!!! これはもはやテロだ!! 自爆テロか!? ショック状態だがどうする事もできない。 ひたすら、自分の手と鼻で確かめながら探して拭くしか・・・。 どこからどこまでやられているかわからないので取りあえず全部の床を拭いていく。 いいさ、そうじだと思えば・・・ 結構汚れてるわ、私ん家・・・ これできれいになるさ・・・・ ううう・・・。 その後でトイレマットを洗い、スリッパをごしごしと洗って翌日日光消毒をする。 そして部屋は前よりずっときれいになりましたとさ。 くそ。 P.S 新潟のスキー場でゆるキャラ発見。 その名は「レルヒさん」 この前のソチ五輪で話題になったジャンプの清水れるひ選手で有名に なった、スキーを日本に紹介した、というオーストリア人のレルヒ少佐に ちなんでいるんだろう。 イラストは、なんとなくちびまる子ちゃんに出てくる「インチキおじさん」 みたいな感じ。 ゆるキャラらしい「ちんまり感」がほほえましい・・・。
夏子
「STAP細胞・・・」 細胞を初期化する・・・何度説明を聞いてもわかりません・・・。 もう一度細胞分裂をする前の状態に戻す…そんなことができるの!? それではまるでタイムマシンのようではないか!! 本当にそんなことができたら、細胞が再生できるなら、多くの病が完全に治療できるのではないか・・・! すごい、すごい。 新聞の説明によれば、たとえばトカゲのしっぽ、などは切られてもまた再生して元通りになる・・・ 子供の頃、トカゲのしっぽを切る(!)つもりで踏もうとしたら間違えてトカゲの胸あたりを踏んじゃって殺しちゃったっけ・・・ あああ、ごめんなさいー。 トカゲのしっぽは再生するわけだ。 もし細胞の初期化が起これば、人間の手とか足とかを作れるという理屈、との事。 さらに、プラナリアという虫(らしい)は、頭部を切られて失くしても、頭がまた生えてくるという・・・。 じゃあなにかい、再生科学(化学?医療?)の最先端、人類の夢の頂に坐しているのはプラナリアかい? 山中博士とか、頭のいい人達は、プラナリアを目指して日夜努力を重ねているということに。 「早くプラナリアになりたーい!」よーかいに ん げんっ♪ ・・冗談はさておき。 小保方さん、のSTAP細胞はどうなっちゃうんだろう? ネットとか雑誌とかではここぞとばかり、叩いてるけど・・・・。 理化学研究所の会見聞いてももちろん詳細はよくはわからないのだけれど、そんなに重大な間違いなんでしょうか? 確かに重要なレポートを「コピペ」(たとえ自分の文章を、だとしても)するのはちょっと理解できないけど。 大事な自分の論文なんだから、言葉の一つひとつ、文章の構成や推敲など、なんで自分の手で書かないのかな。 馬鹿な大学生の卒論じゃあるまいし。 いろいろ、うっかりミス(といえるものなのかどうかはよくわからないけど)はいくつもあって、本人がたとえすごくズボラ(?)だったとしても、自由な発想ができる、というのはそういうレベルの問題とは別次元なのではないのでしょうか? つまり、ものすごくしっかりして、論文に何のミスもなく、常識のある成人で、性格もよく、倫理観も確かで、すごく美人で(あ、これ関係ないか)、オールA(特A)の頭脳の持ち主で完璧な優等生が、果たしてその「自由な発想」というものができるのか?、という事です。 案外、既成概念とかにしばられて・・・。 どこか抜けていて、だらしなくて、人格的には信頼できないとしても、たとえばお風呂がきらいだったり歯は月に一度しか磨かないとか、下着は裏返して3回はいたら洗わずに捨てちゃうとか、借りたお金を返さないとか野菜がキライだったりとか、お菓子とコーラが3度の食事、みたいな人が、ある時お風呂のお湯があふれるのを見て浮力(だっけ?)を発見したアルキメデスみたいに、突然に「!!!!」ってひらめいちゃったりすることがあったりして。 (もちろん例えで、小保方さんがそう、ではありません) で、だいたいそういう発見、って既成概念にとらわれているとなかなかできないもので。 あの小保方さんがそういう天然な「天才」なのかは知らないけど、でも少なくとも私より、ネットで叩いている輩より、通りを歩いている一般の誰より、科学的な発想ができる人なのは間違いないでしょうに。 いや、事実はよくわからないし説明を聞いてもよくわからないけれど・・・。 でも論文に落ち度があったなら、何で理研の人達はチェックとかできなかったのかね? もともとしないものだったのかね? 自分たちの代表、として扱ったのなら「未熟な科学者」みたいな言い方はちょっと「?」と思うのです。 なんか、チェックをおこたったとか指導が足りなかったとか言われる事を避けたかったり、小保方さんを擁護したら、世間に「甘い」とか言われるのが怖いので、つまり自分達の保身のために、ああいう言い方したのかな?って少し思いました。 私はSTAP細胞が本当に存在してほしいです。 (説明聞いても理解できんくせに・・・) STAPでなくても、何か人の役に立つ発見をしてほしいです。 だって私達には逆立ちしてもできないことなのですから。 (STAP細胞をSMAP細胞?とか言ってたくせに・・・笑) 科学者というのは特別な人達、すばらしい人達だと思いますから。 そのためなら喜んで税金を納めます。 日夜研究のために汗をかいている人にお金は行ってほしいです。 週1回とか、ただいばりに数時間出勤するだけの、ただのポストの上の人がファーストクラスで移動するために、ではなく。 スポーツなんかでもよく聞くよね。 「〜委員」「〜〜長」とその連れ、が豪華ホテルで優雅に視察・・とか。 以前取材した某スポーツ連盟(超ビッグ)ではあからさまにコネで入ったようなオネエチャンが、取材中同席してるんだけどその間ずうーっと携帯でゲームしてたっけな。 こんなネエチャンに給料払ってるんだ、このサ・・いやいや、某連盟は・・・と。 お金持ち〜。 小保方さんにはまたがんばってほしいですから。 目指せ! プラナリア! …違うか。 P.S 週マガの「青春少年マガジン」はいよいよ佳境に入ります。 今週はしげの秀一さんの話、かな。 よろしく。
「アカデミー賞か・・・」 たまたまWOWOWが二か月分無料になる、というので契約してキャンペーン中だという映画とかをいくつか観る・・・。 ついでに、アカデミー賞の生中継もやっていたのでそれほど興味はなかったけどそれも見た。 中学生くらいの頃は映画にはまって、本当にオスカーの行方を楽しみにしていたけどね。 (年末のレコード大賞みたいに。笑。) 絶対おもしろい作品が実際に賞を取っていたような気がしたし、おこづかいをはたいてワクワクして凱旋ロードショーを見に行ったものだ・・。 (だいたい渋谷だね) いつからだか、「何でこの作品がオスカーを取ったの?」って感じになって・・・。 94年に、私の大好きな「ショーシャンクの空に」を差し置いて「フォレストガンプ」がオスカー取ったあたりから、「え!?なんで?!」感が強くなり・・・。 あんまり信用しなくなって久しい・・・。 まあ賞の行方はどうでもよかったのでハリウッドスターとかファッションとかを楽しんで見たわけ。 そしたら、さすがにアカデミー賞、超有名な俳優さんばっかり・・・。 ブラピとアンジェリーナ(思ってたより太ってた!元気なのは何よりです)とかディカプリオとかメリル・ストリープ(ノミネートされてる!!)とか・・・ サンドラ・ブロックか…いつの間にこんなにビッグな女優さんになったのか・・・ 特別美人でもないし演技派?なのかな。 (劇団新幹線の、高田聖子さん、って女優さんに似てるのに・・・) ジュリア・ロバーツ、相変わらず口デカ!歯が一杯、顔はあんなに小さいのに。 またもプリオがオスカーを取れずでもマシュー・マコノヒーが男優賞取る、っていうのはどうよ? プリオあんなに一生懸命働いているのに・・・ 可哀そう〜・・・ でも気持ちを隠して(?)拍手を。 ブラピがプロデュースもしたという「それでも夜は明ける」が作品賞か・・・。 (内容はディープだからあんまり見たくないかな・・・) ブラピは何だか自然派人間(?)になって、お風呂に入らないらしいけど今日も臭いのだろうか・・・。 しかし名だたる俳優さん、その容貌の劣化が・・・。 私の知ってる俳優さんだから、もう40代〜が多いのかな、当然トシをとってるわけよね。 それをまあ、「お手入れ」は当然なさってらして・・・ あっちこっち引っ張ったり膨らめたり・・・ 植えたり出したり(脂肪を?)・・・。 女優さんが意外とスタイルがよくなくて。 意外とお腹が出ていたり、二の腕がたくましかったり・・・ もちろん顔は美しいのだけれど。 ま、年相応かな。 それより有名なブランドのドレスを着てはいるんだけど意外と着こなしがよくないのにはびっくり。 さすがにモデルほどはスタイルよくないから、「ええっ!?!?」感が倍増。 ヘアスタイルが案外手抜きで、(もちろん美人だからなんとかもっているんだけど) さらにジュエリーが全然手抜きで・・・。 「スタイリスト付けてないの!?!?」感も。 その後にやっていた「ファッションチェック」みたいな番組も見た。 ひどい着こなしに対する辛口コメントは大いに共感したのだが、よい方の着こなしに対するほめコメントは、どこがいいのか言われてもさっぱりわからなかった。 どっちもひどかった、と思った。 美人って気にしないのよね。「アタシはハリウッド女優よ!服なんかどうでもいいの!!」 着なきゃいいのに。笑。 女優さん、という生き物は監督さんやまわりのスタッフが望むままに役に入っていくのが仕事なので、自分自身では何も考えず、むしろ真っ白で真っさらな、そういう方が「いい女優さん」と聞いたことがある。 生まれた時から美人だから、着る物なんか、何でもよかったわけよね。 そういえば私の周りの美人の友人は、服の趣味悪かったなあ。 「なんで黄緑のセーターで、茶色のニットのスカートはくわけ?!」とかね。笑。 (でも美人) 「なんでそんな太って見える服(フリルがひらひらしたブラウスとか)着るの?!」 「どこに行けばそんなヘンな服を買えるのか・・・」 てな感じで、トホホな着こなししていたのはたいてい「美人」だった・・・。 もちろん私は美人じゃないので少しでもすっきり見えるように努力はしていた・・・ どうでもいいか・・・。 友人はおいといて。 ハリウッドの女優さんは、作品は、ありゃ絶対CG加工してるね。 ハダカのシーンは昔から「吹き替え」使うしね。 映画とか、グラビアではごまかせても生放送では、ね。 でもそういうところを突っ込まれるのも仕事のうち、かな。 う〜ん、でも見るんじゃなかったかな。 映画の中だけにしておいた方がいいかも。 P.S 今日は震災の日だったのですが、そのことを書く気にどうしてもなれず・・・・。 (原稿執筆が3/11でした。)
「30年目のおれたちの頂」 4月(何日かはまだ・・・)に山と渓谷社から「おれたちの頂」が文庫本で再出版されます。 今「山と渓谷」という登山の月刊誌で百名山登山にまつわるエッセイ漫画を連載しているのでその関係で、ですね。 30年近く前の作品(しかもデビュー連載作!)を出していただけるとは恥ずかしいやら嬉しいやら・・・ いや、やはり恥ずかしい。笑。 で、出版にあたりカラー表紙を描き下ろししました。 うわ!何十年ぶりかの邦彦と恭介!! 当時の原稿は保管はしてあるものの、劣化が激しく、カラー原稿は別に保管しているみたいで探すのも大変・・・。 講談社に当時のフィルム(出版する時に使うものらしい・・・実は見たことがない)もすでに廃棄されていて、デジタルデータがあるわけもない・・・。 当時の原稿は今と違ってフキダシの台詞は、職人さんが活字を打って、それをはさみで切って接着剤でひとつひとつ貼り付ける・・・ その接着剤のはみ出た部分に埃が付いて、それを業界用語(?)で「ハナクソ」という・・・言わないか?ウチだけ?!それも取ってきれいにしなければならないし・・・ なんて感じで困難を擁する・・・。 で、作品本体はヤマケイさんにまかせるとして、カラー原稿の方は、 「描いちゃった方が早いわ、一枚描きますわ」 という事で描いたわけ。 いやしかし、それも意外と大変で。 自分の描いたキャラなんだけど絵というものは少しずつ変わってくるもので、当然当時と同じタッチでは描けず・・・ (だってものすごい絵だったもんね、線なんかぶっとくて。まあ下手くそなわけ) それでもなんとか当時の自分の絵見ながら(これも間抜けかもね、わざとヘタに・・笑) ま、なるべくイメージを変えず、かつ少しは「よい感じの」絵にしたくて・・。 まあまあの出来になりました。 これから登山に行こうという邦彦君と恭介君、松本か、それとも上高地あたりで見覚えのある二人に知り合いか誰かが「お、今回はどこ登りに行くの?」と声をかけ、振り向いた二人が、・・・てな感じのショット。 「うん、サクっと前穂にね。去年あと少しで登れなかったDフェースをやつけようと・・」とか 「やっぱり冬の北鎌ね、これは一度はチャレンジしたいしね・・・」 なんて話をしてそうな・・・。 それとも冬の剱、早月尾根から頂上経由でチンネか八峰か・・・ 「ローツェの後、身体なまっちゃってさ、次の8000m峰まで少しずつ慣らさなきゃね。」 ・・・あ、恭介君はローツェで死んじゃったんだっけ・・・。 (済まん、私が殺しちゃった・・・) 当時は無我夢中で、あの結末には特に悔いはないけれど、 今、その前穂も剱も一応登った後(もちろん一般道からよお!)、自称登山家(爆笑)の私が思うには、やはり、もっといろいろな山登らせてあげたかったかな。 冬の利尻、夏の飯豊、秋の東北の錦折りなす美しい稜線・・・。 たくさんの美しい、そして厳しいパノラマを、あの二人のきらきらした瞳に映してやりたかったなあ、なんて想像して…楽しんで描きました。 もう想像でしか登らせてやれないのだけど・・・ 発売の頃、きっとここでその絵、アップします。 あ、週マガの「青春少年マガジン」も好評(?)掲載中です。 枚数がすくないので単行本化はされないのでお見逃しなく、なんちって。 よろしく。 P.S 無料タイピングソフトの「寿司打ち」がダウンロードできなくなっちゃった・・・ せっかく109位に入ったのに・・・・ (何やってんだ!中毒だろ!!) あ、できたできた! ダウンロード! でも久しぶりに「寿司打ち」チャレンジしたらすごくヘタになってたわ・・・ 何してんだか!