塀内夏子オフィシャルWebsite
サイトID
週刊なつこの部屋 最近のなつこ
スペース スペース スペース
スペース 最近のなつこ
なつこの本
なつこのぷれみあ本
ギャラー



ギャラー
EVIL 3
Amazon


ギャラー
なつこの百名山
Amazon


ギャラー
EVIL II
Amazon


ギャラー
Amazon
スペース
スペース
スペース

『Amazon』のページが開きます

<Renta!>
9月1日先行配信済み

<kindle>
(*配信開始と同時に
Kindle Unlimitedへエントリー予定)

<DMM>
<楽天kobo>
<コミックシーモア>
<紀伊国屋書店>
<BOOK☆WALKER>
 

EVIL II『Amazon』のページが開きます
 

EVIL 3『Amazon』のページが開きます
======= EVIL3 =======
<Renta!>
2022年8月1日先行配信済み


<kindle>
(*配信開始と同時に
Kindle Unlimitedへエントリー予定)

<DMM>
<楽天kobo>
<紀伊国屋書店>
<BOOK☆WALKER>
<honto>


2015年4月30日

 暑いですね!!
まだ4月なのに…。アイコン
先週末、新潟のかぐらスキー場に滑り(スノボ)に行ってきましたけどゲレンデも暑いのなんの、って。

 もちろん雪の上にいるのでひんやりはしてるのですが日差しがモロにあたるリフトなんかではもう暑い!のひとこと。
Tシャツになっちゃって滑る人もいたなあ。
私もあまりの暑さに、インナーを脱いでロングTシャツで滑る。
風がこの上なく気持ちがいい…。アイコン

 しかし今回は(たまにあるけど)黄砂が結構雪の上にべったりくっついていて、ところどころ薄茶に汚れたような雪…黄砂は「油系の汚染物質」なのでブレーキになっちゃって…。
困るなあ、黄砂。
まあ春雪なので元々そんなに真っ白なゲレンデ、というわけではないのですけどね。

 いつも泊まる民宿(温泉なのに一泊7000円は安い!)で、朝ごはんの残りの御飯をわけてもらっておにぎりを作らせてもらう。
御飯代払います、と言ったのだけれど「そんなのいらない」とのお言葉に甘えて。
あらかじめ海苔は持参、朝ごはんのおかずのしゃけや佃煮を残しておいて特大おむすびをにぎる…
アルミホイル(これも持参していった)にくるみ、タオルにホカロン一つくっつけて…リュックに入れて、いざゲレンデへ。アイコン

 雲一つない晴天(意外と新潟ではめずらしい)、思う存分滑って一休みして、眼の前の苗場山や、彼方東方にそびえる谷川連峰をながめながら食べるおにぎりは、そりゃもう最高に美味しかったさ!
本場新潟のコシヒカリだもの、美味しくないわけがない。
多分世界一美味しいおにぎりではないかな。

 コブシの花が咲き、新芽もふくらみ、春の風情がたっぷり。
そして雪解け水の豊かさよ。
夜間もごおぉーっとまるで渓流のような水音が一晩中聞こえて。
この豊富な雪解け水が何年かかけて浄められ、田に引かれて世界一のコシヒカリとなるわけね。

「おお、牧場は緑」という歌を思い出した。
(牧場ではないのだけれど…)
♪雪が解けて、川となって、山を下り、谷を走る〜
 野を横切り、畑を潤し、呼びかけるよ、私に…

 そうか、あれはこういう歌だったのか…。アイコン
いまさらながら歌詞を味わう…
なかなかいい歌ですね…。アイコン
日本の山は急峻なので、雪解け水は山を下って谷を「走る」のか…
さらに野を「横切る」とは、いかに勢いのある様子かうかがえる…。
そういえばなんて名前の河川かわからないけど、水はきれいに青かった、水温がいかに低いかもうかがえる…寒い地方(いやこの日は暑かったけど)というのはおしなべて美しい景色を(まさにけしきの色!)擁しているものですな。

 ゴンドラ乗り場では毎年やってくるらしいつばめが今年も渡って来ている。
乗り場の天井に巣を作っていて、去年の巣はもうなくなっちゃって、巣の跡しか残ってないのだけれど、その跡をめがけて飛んで来るわ来るわ…
「ただいまー!」とばかりに。
焼き鳥くらいしか知らなそうな若いスノボ兄ちゃんや姉ちゃんたちが
「つばめだ!つばめだ!スゲー!」と大喜び。
つばめがどんな鳥が知ってるのかい…どこからここへ渡って来たのか…。
あ、私もよく知らないや。
多分日本より寒いところから来るのかな。

 夜は、曇りが多い新潟ではめずらしく星の見える夜空。
はっきり方角もわからないけどひときわ輝くあれは、金星だろうかシリウスだろうか…。
星座くらい覚えておけ…
山で遭難した時困るぞ…。
夜間の気温は4度。
(さすがにまだ寒かった)

 この日が今シーズン最後の滑り。
雪の途切れた街道やすでにクローズしたスキー場(苗場とか)は毎年の事だけどひときわ寂しい。
また来年までお別れだ…アイコン
来年もまた降ってくれよ、雪。
ビバノンノ…。

 この後はいよいよ登山の季節になる。
今年はどこに登ろうか。 アイコン

 

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2015年4月23日

「よもやま・・・」

 4月1日から、佐藤秀峰さんのところの製作所が創った電子書籍雑誌、「まんがオンWeb」にて新作を発表しておりますアイコン、って先々週書いたっけ。
なかなか電子書籍の買い方がわからない、って声も聞き、そういう私も買ったことがない。
端末も持ってない…。
でもパソコンでも買える、というのでアシさんに事務所のパソコンで購入してもらう…。
おお、初めての電子書籍や…♪

 何度かつまずいたものの、無事購入できました〜。アイコン
(そんなにむずかしい事かい…)
キンドル、の棚(みたいなの)を作ってもらい(ダウンロードか?)クリックすると「まんがオンWeb」が見られましたー。
佐藤秀峰さんの絵はきれいだなあ。
となりに並ぶと私の絵のつたなさがめだって恥ずかしい…。

 デスクトップのパソコンは画面が大きいのでとてもきれいです。アイコン
ちゃんと読めてよかった。
よろしければ購入ください。
「まんがオンWeb」をググってください。

 すいません、パソ音痴なので詳しく説明できなくて。
そうそう、このHPを管理してもらっているTさんも
「書店のまんがだとちょっとハードル高いけどこちらなら
 抵抗なく買えますー」と。
なるほど、こういう方もいるのね。
自分自身は「紙の書籍」派、と言いつつろくに本なんか読んでねえじゃねえか。笑。
ははは。

 日曜日は今年初めての登山に行ってきました。アイコン
脚ならし、ということで近場へ。
先日読売新聞のみなみらんぼうさんの山のコラムで紹介されていた高尾方面の「草戸山」へ。
記事では難易度は「おにぎり一つ」(おにぎりが多いほどハードに)なので気軽に行ったら3時間半ほどかかって結構登りごたえがあったわ。

 でも山道はおだやかで、きれいに整備されていて岩もなく、ほどよい柔らかさの土の道、快適に歩く事ができました。
いいなあ、土の道。
昔話に出てきそうな山道で。
山桜や、小さな花も結構咲いていて。
新緑もちらほら。アイコン
それにしても新緑の黄緑色、ってなんてきれいなんだろう。
昔は「緑色」ってそんなに好きじゃなかったのに、最近はすっかりお気に入り。
好み、って変わるのね。

 う〜ん、実に気持ちよく登れました。
頂上で作ったラーメンもミルクティも美味しかったし。
雲空だったので富士山もスカイツリーも見えなかった事だけが残念か…。

 百名山やってた頃は
「登らなければいけない」みたいな感じで余裕がなかったけど最近はすっかりゆったり登山を楽しんでます。
しかしこんな小さな山でも日曜日、けっこうたくさんの人が登ってました。
さすが人気の高尾山近辺。

 それにしても、関心するのはごみのなさ。
百名山も含めてここ十年くらいで200以上の山を登ったけどいわゆる「ゴミの山」はほとんど見たことがない。
かわりによく見るのはザックにゴミ袋をぶらさげた登山者。
ほんとにほとんどの人がきちんとごみを持ち帰っているようで、そんなところも気持ちがよいです。

 もちろん私も鼻紙も、小用(つまりお〇ッこね…恥ずかし…)で使った紙もすばやく丸めてポケットにしまってます。キャ。

 そして「おにぎりひとつ」の割にはけっこう脚にキタわ。アイコン
じっとり疲れて、その夜は12時に就寝(早いんだよ、12時は)して翌朝7時まで爆睡!
いやあ、このトシでまるで小学生のような眠りができるとは。
〆切に追われていた頃には思いもしなかったわ。
バタン、キューだもんね。
今日もまだじっとり疲れています。
よい登山ができました。
幸せ♪アイコン

 

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2015年4月16日

「レッスルマニア!」

・・・・う〜む、レッスルマニア、見ました。アイコン
CSで基本パックの料金払って、その上にサッカーパックや映画チャンネルやらのオプション付けて割増料金払って、さらにPPV(年間17,000円也!)も加入したから見なくっちゃもったいない・・・というかレッスルマニアを見たくてそうしたんだもんね。

 で、レッスルマニア。
う〜む!!!

 ド派手な演出、もとからこれを盛り上げるために通常のRAW(ロウ)とスマックダウンで週2回、仕掛けまくってドラマ仕立てで単純な対立構造をこれでもか!と構築してアオリにアオっての「本戦」ですからね・・・。
さながらサッカーのグループリーグと決勝リーグみたいなもんでしょうか。
これ以上ない、てくらいの盛り上がり・・・のはずですが。

 さすがにこの大仕掛けに純粋に浸るにはトシをとっちゃったかな・・・。
あまりに作り過ぎというか、「盛り」過ぎというか。アイコン
(格闘そのものは好きだしレスラーほぼ全員重量級なので迫力は満点ですが・・・)
一筆書きくらいの単純さ・・・
もとい、シンプルさ。
わかりやすさにも程があるだろ!笑。
もし中学生の頃にこれを見てたら純粋に感情移入してたでしょうね。
かつて「ローラーゲーム」とかに魅了されたみたいに。
(懐かしい?トシがばれるで〜。佐々木ヨーコ、ビンゴ河野〜笑)
わはははは・・・・
ハマったなあ。

 梯子マッチには笑った笑った。アイコン
チャンピオンベルトの一つ(タイトルがいくつかある)がなんと天井からぶら下がっていてリング外にたくさん用意されているはしご(植木屋さんや電気屋さんとかが作業で使うはしご!)を使って、高いところにあるそのチャンピオンベルトをとにかく獲った者の勝ち!
フォールもタップ(ギブアップ)もなし!
(背の高い者の勝ち?そういえば前チャンプのバレットは身長2メートルののっぽさんで・・・)
で、その高いところにあるベルトを奪い取るわけ。
バナナを獲るお猿かい!

 これをまあ、8人くらいの大男レスラーがバトルロイヤルで入り乱れるのだからもうほとんどコント!
「8時だよ全員集合!」かい。
それでも一応プロレスなので当たり前だけどメインは格闘、投げたり殴ったり・・
はしごを投げたり(?)ぶつけたり・・・
もちろんリング外の乱闘はお約束…アイコン
当然といえば当然だけど殴られたら痛いだろう・・・
そんでも大けがしないのはさすが、というか究極の肉体。
アドレナリン全開。
で、見事にハシゴを登ってバナナ・・・ではなくベルトに文字通り手をかけ、文字通り手に取ったのは一番小柄なダニエル・ブライアンでした。
YES!YES!!
と言ってもBSなので見てる人は少ないですね・・・。
ちなみにこのレスラーはテクニシャンですがイマイチルックスが・・・「闘う山羊」ですって。笑。

 まあレッスルマニア=祭典なので歌あり太鼓あり、花火あり授賞式あり、仕込みあり物語あり、のいろいろテンコ盛りで飽きさせずに楽しませてはくれるのですが。
少々コケおどし感もぬぐえず・・・
ま、筋書のあるドラマ、仕立てですからね。
相当お金はかかってるー、華やかこの上ない…
・・・・さすがお金の国、アメリカ。
この辺日本のプロレスはかなわない・・・。

 しかしだなー、あの結末はどうだろう?アイコン
メインイベントは私の御気に入りのローマン・レインズがヘビー級王者のブロック・レスナー(強!!)に挑戦するのだけれど・・・。
さすがに特別料金を取るだけあって(?)このメインイベントはかなりの「ガチ」っていうの?
相当な迫力でした。アイコン
プロレスの「お約束」的なアレはほとんど感じさせず、10連発(に近い)スープレックスはちょっと見てて怖い、ほどでした。
さすがに鍛え上げたレスラーでも「やばい?」、死ぬわけないんだけど下手したら?・・・なんてヒヤヒヤして。

 でもやられっぱなしのローマン・レインズもそれはそれでセクシーな・・・萌、っていうのかな。笑。
いやほんとにブロック・レスナー強いわ・・・。
それでもようやくその王者にパンチやスピアーを浴びせていよいよ我らがレインズが反撃か?とテンション上がったら・・・あの結末!

 どういう結末かというと、それまでのいろいろなシリーズで「ミスター・マネー」という1年間、1度だけいつでもどこでもチャンピオンと対戦する権利(?)を擁したレスラーが飛び入りしてきて、急きょ三つ巴戦(??)となり、熱戦でくたくたになった両者から「漁夫の利」を得たそのレスラーがヘビー級チャンピオンになっちゃった!という・・・これ仕込み?!
筋書にしちゃちょっとあんまりな、まるで「欽ちゃん」の「タイトルマッチ・・なしよ!」だよ!!
あまりな結末にせっかくのガチのセメントマッチが台無しになっちゃったーー!!と思わないのかな?あの場(サンフランシスコ)に居たアメリカ人はーー???

 う〜ん、やっぱりブロック・レスナーとローマン・レインズの真剣勝負を最後まで見たかったよーー・・・
レインズの敗色は濃厚だったけど・・・。
水をさされたというか。
いくら「筋書のあるドラマ」でも、あの筋書はないよー・・・
凝り過ぎ・作り過ぎ、というか。
あーあ・・・。

 しかし、もっとびっくりしたのは4時間に渡るこの「祭典」「熱戦」の翌日の「RAW」で同じメンバーがいつものメンバーがいつものプロレスを繰り広げていたのでした。
祭典での因縁を盛り込んで。
筋書とはいえ、身体をはっているのはさすがの一言であります。アイコン
なんだかんだ言っても指折り数えてその日を待っていたし、
その後の展開もチェックしている私は結構「筋書」にのせられているんだな・・・
気がついたらはまっているワケ!!
くそう、やられたな。
来年もまた見せてくれよ!ビバノンノ!!でした!
(最後もドリフ。笑)



P.S
 鍛え上げたレスラーの肉体はやっぱりきれいだなー♪
 萌萌♪アイコン
「プ女子」っていうらしい・・
 誰が女子やねん!アイコン

 

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2015年4月9日

「けじめをつける」

・・・って本来は差別用語だった、と知っている方はいますか?アイコン
私もつい先日友人から聞いて知りました。
いわゆる「被差別」関連の方面の話です。
(なんか、自分で書いておきながらわかりづらい表現ですね・・・)

 つまり、江戸時代(あたり、もっと前からだろうか?)ごろに職業差別などで差別を受けた方々が、(すごくいやな言い方ですが・・・)そうでない人達と見てすぐわかるような「区別」をつけるために髪の毛をしばったそうです。
「毛」を締める、で「けじめ」と。
そういう由来があった、と。

 辞書や広辞苑で引いても載ってないので本当はわかりません。アイコン
でも、状況によっては「気をつけなければいけない」表現だそうな。
でもほとんど知られていません。
うっかりこの言葉を使用してどうなるか、もわからない。
でも「抗議」を受ける可能性があるそうな。
ううむ、知らなかった・・・
知る必要があるのかどうか、
知らない方がいいのかどうか・・・。

「狂う」という単語もすっかりNGですね。
とりわけ出版業界では「禁止用語」の筆頭ですね。
連載当時、使いたい時はないわけではなかったけど、問答無用でNGだったからこちらも考えないようにしていたっけな。
昔の漫画では普通に使われていたので、再出版される際は別の単語に変わっていたりする。

 例えば「ガラスの仮面」のマヤちゃんとか・・・・。
「愛と誠」なんかでも景気よく削れらていたっけな。
「あしたのジョー」とかも。
(全部わかるぞ、どこが変えられたかアイコン
かの名作、「釣りキチ三平」は、そのままのようですが。

 でも日本語なのにな。
もう存在しちゃいけない単語なのかな。
テレビ・雑誌では「ないこと」になってる。
ついこの間のパリでのテロの時、「表現の自由」が叫ばれたのにね。
いずれ辞書からも消えていくのか・・・
子供達も使わなくなり、消えゆく日本語になるのかな。

 出版社が、この手の問題に腰が引けるのは、いろいろ理由がありますけどね。
まあ、多くは「自主規制」ですが。

 言葉はともかく、ネタとしてもいろいろ規制がなんとなく存在し、描いちゃいけない、描かせてもらえない企画がありました。
でも描きたいなあ、と思っていた物語を、このたび佐藤秀峰さんの「まんが on ウェブ」で発表させていただきました。アイコン
詳しくは「まんが on ウェブ」をググってみてください。
インフォメーションが載ってます。
4月1日オープンの新規の電子書籍雑誌、との事です。
お求めは、大手の電子書籍ストアなどを検索ください。アイコン

 すいません、私もパソ音痴で、システムをまだよく把握しとらんのです・・・汗。
とにかく、アマゾンとか楽天とかの既存の電子書籍ショップで売っているそうです。

 私の作品は「EVLE〜光と影のタペストリー」というタイトルです。
EVLEは、「イーブル」と読みます。アイコン
悪魔、とか邪悪、とかいう意味の英語です。
内容は、サスペンスなのかな。
この作品のどこが「差別表現」にひっかかるのかははっきりとはわかりませんが。
(自分でもなるべく気をつけているので・・・)
でもスポ根じゃないので読み手から見れば今までの私の作品とは違うのかな。
自分ではいつもと同じように描いてるんですが・・・。

 ま、スポーツの代わりに「絵」を描く、男の子の話です。
作品の中で出て来るデッサン画などはけっこういいですよ。笑。
何十年かぶりで胸像デッサンでしたが、なかなか楽しかった。
まあ8割方は助っ人のS嬢が描いて、仕上げを私が・・・ですが。
一応「私の作品」とは言えるか、と。
ははは、Sさんありがとうね。
まあ電子書籍に興味をお持ちの方は覗いて見てください。アイコン
6ページくらいはタダで見られる、そうです。笑。

 週刊誌時代とは違って、〆切に余裕があり、ゆったりと自由に描けるので楽しんでいます。アイコン
絵を描く、という事は本来楽しいものです。
それも作品のテーマであります。
よろしければ・・・インフォメーションでした。



P.S
 作品の中で「生首」が出てくるの。
 今のご時世ではこれもアウトだったかも・・・。

 

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2015年4月2日

「トリプルアクセル!」

 フィギュアスケートの世界選手権見ました。アイコン
トリプルアクセル!決めてくれましたね!
若い才能がしのぎを削るロシア勢の18歳のトクタミシュア選手。
見事!

 そしてインタビューで、
「男子は4回転が必須の時代になった、女子も進化しなくてはいけない」と堂々と。
ああ、ようやくこれを言って、実行してくれるアスリートが出てきてくれたんだ。
なんかうれしかった。アイコン

 彼女の3Aは美しく、そしてさらっと鮮やかに着氷した。
まるで普通のトリプルジャンプみたいに。

 伊藤みどりの3Aは力強くてドラマチックだった。
何でも、彼女のスピードと高さで3Aをあんな感じで決めたら、理論上では氷上にはサッカーボールくらいの穴ができるはず、の衝撃、だそうだ。
もちろんそんなどでかい穴は開かないのでいかに伊藤みどりが合理的にスピードエネルギーを上手に回転に転化してるかが証明される。(これはもう、天才!としか・・・)

 浅田真央の3Aは美しくて鮮やか、華やか(そしてドキドキ、ワクワク、ハラハラ・・・)。
伊藤みどりより回転が速いそうだ。

 二人に比べたら、トクタミシュワの3Aはもっと完成度が高かったように見えたわ。
ホントに普通の3ジャンプみたいに。
普通に難しいジャンプを決めてくれた。
昨シーズンまでは真央ちゃんしか跳べない、跳ばないジャンプだった。
なんか、言い方が変だけど、「無視されたジャンプ」みたいだった。

「跳んでもいいよ、でもジャッジは厳しいからね。
 ちょっとでも回転が不足したら遠慮なく減点だからね。
 どんなに難しいジャンプでも、完璧に着氷しなきゃだめだからね
 挑むだけじゃ、ね・・・・」
なんてIOC(?)のイヤミなつぶやきが聞こえてくるような・・・。アイコン

 例えば、イナバウアーなんかはどんなに美しく滑っても得点にはならない。
また、一昔前にエキジビションなんかで見られた「バックフリップ」は危険、という理由で禁止されていた。
難しいのかどうか知らないけどキャンデロロというチャーミングな選手がひざでまわるスピン、はまったく評価されず、むしろ減点された、と聞く。

 真央ちゃんの3Aは、まるでそんな感じの、「規定外」みたいな扱いを受けていたような印象だった・・・。
これでもか!というくらい冷遇されてたような・・・。アイコン

 バンクーバー五輪で3度の3Aを決めた時に、かつてのカリスマスケーターのミシェル・クワンが
「3度もトリプルアクセル決めて金メダルじゃないの!?!?!」と叫んだそうだ。
元フランスのトップ選手だったスルヤ・ボナリー(伊藤みどりの次の世代、かな)が跳びたくて跳びたくて、でもとうとうマスターできなかった3A。
(そのボナリーはバックフリップはできたっけな)
キム・ヨナも本当は3Aをマスターしたかったそうだけど戦略上コーチに封印された、そうだ。
(その戦略は見事に成功・・・)
あのパトリック・チャンもアクセルは苦手で・・・。

 前向きに跳ぶ、という事はとても恐怖があるそうだ。
恐怖を感じると、人間は背中を向けてしまう。
私もスノボでまだ下手くそだった頃は怖くなると身体が山側向いてしまったっけ・・・
つまり背中向けちゃうのね・・・
今はそんなことないよ。
あ、素人と比べてもしょうがないかな。笑。アイコン

「女子も進化しなきゃ」
よくぞ言ってくれました。アイコン
なんかうれしかった。
彼女のインタビュー聞きながら、真央ちゃんが重なった。

 そうそう、真央ちゃんはずっと前から、ずっと「進化」を体現し続けていたんだっけな。
でもなんの因果か陰謀か・・・
度重なるジャッジの不思議、基礎点の理不尽な低さ・・・
映像で確認しなければ回転不足がわからないならジャッジを名乗るな!と言いたかった・・・。
もちろんトクタミシュアはそんな事承知に決まっている。
世界中のスケーターも、フィギュアファンも知っている。
そして数えきれないくらい多くの、世界中のフギュアスケート靴を履いている子供は知っている、真央ちゃんのスケートがどれほど素晴らしいか・・・。

 正直、デビューしたばかりの頃は子供っぽくて、ただ身体が軽いだけで跳んでいるみたいな印象で(もちろんそんな事ない!!)あんまり好きじゃなかった。
でも、子供の軽さから大人の体型になり、でも美しさ、レベルは想像以上に磨かれ、優勝が当然、の驚異的なスケーターになり・・・。
でも私が一番いいな、って思ったのはあれほどの理不尽(?)な採点にただの一言も不平を口にせず、最後まで挑戦を貫いたところだ。
(そりゃ、あまり得点が伸びなかった時の寂しそうな表情はせつなかったけど・・・)
終わって(休養中)初めて好きになった。
見事なサムライ、だった。アイコン

 男子の「皇帝」プルシェンコは、ソチではメダル外だった真央ちゃんを高く高く評価していた。
「君こそ真のチャレンジャーだ!」って最大限の賛辞をツイートしてくれたのは記憶に新しい・・・。
そのプルシェンコの後輩、ですって。
トクタミシュアは。
うん、なるほど。

 いいなあ。
スポーツはこうでなくっちゃ。アイコン
常に挑戦、挑戦していかなくて、なんのアスリートか、と言えるか・・・。

 バンクーバー以来、止まっていた進化が活性し始めた。
多分世界中にはすでに3A跳んでる選手がいるだろう。
跳びたい子もいるはずだ。
「私も跳べるのよ!」
「私だって、もっと美しく飛べるわ!」
「3A・3Tを練習では決めたんだから!・・・」
そういう時代の扉が今度こそ開いたのだ、と信じたい。アイコン



P.S
 今回の世界選手権、男子も女子も、3・1・3の連続ジャンプが増えたね。
 3・2・2よりも得点が高いからだそうだけど、あれ、あんまり美しくな
 いなあ。
 なんか、最初のトリプルの着氷が乱れて、仕方なく1ループをはさんで仕
 切り直してトリプル決めるみたいな・・・
 3・3のしそこないの取り繕い、みたいな。
 何か流れが美しくない感じがします。
 得点が高いからって皆が一様に入れて来るのも・・・
 (2回転の回数制限の新ルールもからんでるらしいけど)
 3・2・2も、特別凄いとも思わないのだけれど流れはきれいか、と。
 しかし20年以上も昔のカルガリー五輪で見せた伊藤みどりの3T・3Tは
 物凄い迫力だった。
 テレビ画面から「ガガッ!」って着氷の音が聞こえてきたっけな。アイコン

 

夏子

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 
Back No 2024
 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2023
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2022
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2021
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2020
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2019
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2018
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2017
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2016
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2015
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2014
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2013
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2012
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2011
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2010
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2009
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2008
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2007
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2006
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2005
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2004
 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2003
  12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2002
  12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月
Back No 2001
 12月 / 11月
スペース
スペース
(C)ポニーテール企画