「みけちゃんが」 先週の日曜日、16年一緒に暮らした愛猫のみけが亡くなりました。 やはり来るべき時が来てしまいました。 1週間もほとんどえさを食べず、便もまったくしなかったのでいよいよかな、と思ってたけど・・・ 立派な老衰ですね。 日曜日の朝、私は登山に出かけ、夜帰って来た時はもう玄関で冷たくなって・・・。 なんとなくそんな気はしてました。 たぶん、帰った時には、と。 もう亡くなる1〜2日前には私が抱っこしてもいやがるし、みけちゃん用の猫ベッドにも入らず、いよいよ逝く準備をしているようでした。 私が呼び掛けてもほとんど関心を示さず・・・。 あぁ、こいつはもう死にたいのだな、と思いました。 人間に看取ってもらおうとは思わないのだ。 むしろ身体を隠すように静かに誰もいないところで逝きたいのだ、と。 (何年か前に死んだ実家のシロちゃんも死ぬ前にえさを食べなくなり、前日にはそっと縁側の下に入り、翌朝死んでいた、と母から聞きました。) きっとみけも山かどっかに入ってひっそり死にたいんだろうなぁ、と。 ベッドや人間のひざの上で死んでたまるか、と。 16年もマンション育ちの猫にも、最期の動物の本能がちゃんとあったんだなぁ、と。 何やら感動しますね。
だから日曜日、予定していた登山を止めようとは思いませんでした。 連休に具合が悪くなってから2ヶ月、ずっとさよならを言っていましたからね。 もう充分お別れはしたのだ、と。 いくら愛猫だからといっても特別なことはするまい、なるべく日常の中で逝ってほしいな、と。 むしろ私が留守にしていた方が静かに好きに死ねるんじゃないかなぁ、とも・・・。 そしてその通りにみけは逝きました。 (もしみけちゃんが寂しがったり私を呼んだりしたら出かけなかったと思いますよ。でも動物はそんなことはしないのね。あっぱれだなぁ。) 帰ってドアを開ける時、予想はしていたもののさすがにちょっと恐く、友人と一緒に入ったんだけど、もうすっかり痩せてガリガリなお腹の三毛模様が全然動かない(呼吸してない)。 「やっぱりみけちゃん死んじゃったんだー」と固くなった身体を抱き締めてわあわあ泣いてしまいました・・・。 ひとしきり泣いた後、ペットの火葬業者さんに連絡して、取りに来てもらうのを待っている間、悲しいのでいろいろみけに関するものを処分したり(猫ベッドの敷物とか)身体を拭いてやったりとかしました。 トイレを掃除した時、みけがおしっこ(最後の)していたのに気づきました。 夕方頃までは生きていたんだなぁ。 もうふらふらなのに、わざわざ階段を降りてちゃんと猫トイレまで行って用をたしたんだなぁ。 いままでビチクソたれでさんざん粗相をしたくせに、何も最後にきちんとおしっこしなくても、垂れ流したってよかったんだよー、とみけを抱き締めてまた泣きました。 今はもうみけは焼いて小さい骨壺に入って玄関にいます。 水と缶詰をお供えして。 2・3日たって、掃除などをしていてみけの粗相対策にとたくさん買っておいたキッチンペーパーやアルコール除菌スプレーを見つけて、「全部は使わなかったなぁ」と、ちょっとせつなくなりました。 しばらくしてまた縁があったらまた猫飼います。 猫大好きですからね。 猫がいすや床の上でクロワッサンみたいに寝ている姿を見ているだけで幸せな気分になりますからね。 みけちゃんも16年間たくさんの幸せを私にくれました。 さよなら、ありがとう、です。 P.S みけがえさを食べなくなってどんどん軽くなるのに反比例して、その分のえさをかっ食らうちょめはどんどんデブになってしまいました。 ちびのくせに・・・。
夏子
週末によく登山するんですが、近場でここのところ秩父などへ何度か行ったんですね。 距離的には近いんだけれど延々と林道をゆくのでいざ、登山口までたどりつくのに結構時間がかかったりして。 世田谷から車で3〜4時間も。 (時には道に迷ってたりして。ナビにない道もある) そういう時思うことは「なんてまあ日本には山がたくさんあることよ!」ですね。 地図にも載ってなくて、地元の人たちが裏山とかたけのこ山とか名付けているような山を数えたらいったいいくつあるんだろうね。 一万か2万か・・・。 とにかく日本は山だらけ、山岳国家であったのだ、と改めて思う次第であります。 そのたけのこ山にだって人間の足で登るにはちょいちょい、ってわけにはいきませんからね。 今の私達には登山靴があるけど昔の人はせいぜいわらじくらいでしょ。 もしくははだしで山道延々と、ひたすら歩いてたんだからすごいよね。 どの山にも頂上にはたいてい祠とか石碑や方向指事盤がある。 どこのだれがわざわざこんなもんかついで登ったんじゃ・・・ 考えただけでも疲れちゃう。ふうう。 こんな峠を越えて商いをしたりあまつさえ戦をしに行ったりしたんだから。 たいしたもんだなあ、昔の人は。 たぶん現代人とは足(皮膚)のつくりが違ったんだろうね、うんと固くてたくましかったんだろうなあ。 ひたすら尊敬です。 さらにその一越え何日もする山をひとっとびにしてしまう電車や飛行機を造ってしまったプロジェクトXな人間もまたすごいと改めて思いました。 (どんな林道もたいていアスファルトで鋪装してあるし・・・) その両方の恩恵をいただける私は幸せであります。 まことに。 P.S あとで聞いたのだけれど、その日雨あがりの山道にはマムシとヤマカガシ(毒アリ)が出たソーデス。 知らなくてよかった・・・。
昨年に続いて今年も夏カゼをひいてしまいました・・・。 くすん。 せっかく冬はカゼ知らずでのりきったのに・・・。 少々だるくハナ水がでてのどが少し痛いくらいで、大したことはなさそうです。 高熱もでないのでSARSでもありませんね。 3週間続けて週末登山をしたので、ちょっと疲れがたまっていたのかなー。 今日はアシのK田さんの姪っ子が手伝いに来てくれました。 なんと21才、こず枝ちゃんといって、背が168cmもあるりっぱなカワイイ娘さんです。 「ギャルがきた、ギャルがきた」と皆大よろこび。 「若いコの肌はハリがあっていいねぇ。」オジサンか。 好きなタレントは「ゆず」だそうで、「山口百恵」は聞いたこともないって。 そうか、しみじみ・・・。 ちなみに私が好きなタレントはーーー… 顔がうかぶのに名前が出てこないー! あの人ょ あの人ー!! ボケ老人か・・・あぁ。 そうそう思い出した、V6の森田剛。 (ちなみに森田剛のかーちゃんは私と同じ年らしい・・・。) あ、ハナ水がまた・・・。 せいぜい若い娘のニオイでもかいで(?)カゼ治すかな。 ぐずっ。 P.S かぜには、しょうが入りミルクティー。 またはしょうがとハチミツ入りレモネードですね。
「続・百名山」 というわけで百名山です。 筑波山に続きあれからいくつか登りました。 先週の日曜日は山梨の金峰山(きんぷざん)に登ったんですが・・・。 前日の台風が過ぎて今日は台風一過の晴れに違いない、実際登山口でさあ登ろう、としていた時は晴れ間がのぞいていたんですが・・・。 登って30分ほどしたころ雨が降り始めちゃいましてねー。 すぐ止むだろう、と軽く考えて登っていたら結局終るまでずっと雨でした。くすん。 4時間の行程で行きはまだましだったんだけど、帰りはさすがに冷えてかなり疲労してしましました。 寒かった・・・。 降り出してすぐに雨具の上着だけ着たんだけど、その時一緒に雨具のズボンもはけばよかったです、太もものあたりがすぐびしょびしょになっちゃって。 失敗でした。 (でも最近の雨具はかなりいい。軽くて暖かい) もう雨の山行はいやじゃ。 実は雨のせいじゃないけど山道少しわかりにくい箇所があって、一瞬道に迷いそうになったのでした。 先日群馬で遭難した父娘のことを思い出したりして。 あの人達は迷って12時間くらい山を登り続けたそうな。 うわあ、12時間の登り!これはそうとうきついですよ、しかも遭難しかけている状況で、暗くなってたりしたら・・・。 きゃああ〜〜。 無事救助されて本当によかった。 もし山で遭難した、と思ったら下に行っちゃいけない、上に行くんだそうです。 考えてみれば上に行けば行く程山は狭くなりますからね。 (山は三角形だから) 人間の心情としては疲れている時は下りたくなるものですが裾へ行けば行く程広くなる、崖になったり、立ち木もあるし、でなかなか見つけてもらうのは難しくなるわけで・・・。 もちろんそうはなりたくないですけどね。 一応知識として。 ちなみに私のザックと雨具は真っ赤。遭難した時に少しでも見つけてもらいやすくするためにね。 もちろんしたくはないんですけどー。 P.S フロンターレあれから連勝中。私のおかげ(笑)。